防災関係の視察対応をしていたスローライフ専門委員のO井さん。まちなかを案内しているとき、一人の方から「スローライフ、そしてライフスタイルデザインカレッジについて話が聞きたい」との申し出を受けた。……ということで、NPO法人スローライフ掛川の連絡事務所に総勢7名がなだれ込んできた。
「防災の視察でなぜ??」という疑問もあったのだが、設立からカレッジ開校の流れをざらっと説明した。折しも、NPOスローライフ理事のS藤さんは出張中である。私が話をするしかないと思うと、腹も据わった。一人でベラベラ説明した上、
「この本を読んで頂くと、設立からの流れがよくわかるかと思いますよ」
と、笑顔で『掛川奮闘記~スローライフと生涯学習の真髄』(小松正明著)をすすめたら、笑顔がよかったのか、突然なだれ込んできたお詫びなのか、なんと5冊もご購入いただいた。
「中味が素晴らしいですから、買って損はさせませんよ」
だめ押しの一言も忘れない。
さて、視察一行が帰ったあと、私はS木君に言った。
「なんだか、一人でしゃべっちゃった。これでも子どもの頃は、シャイで人前で話すのが苦手だったんだけどね」
S木君はコメントをあえて控えているようで、ただ目を丸くしていた。
たぶん、感染力の強い「ベラベラ病」がうつったのだと、思う。
さてさて、その1時間後。
視察一行の中の一人の方が事務所に戻ってこられた。
「時間があるので、まちなかをまわろうと思うのですが、おすすめのところを教えていただこうと思って」
聞けば、あと2時間ほど大丈夫だという。
これは、掛川をご案内するしかない!
I村代表の携帯に連絡すると、10分後には来てくれるという。素晴らしいフットワークと機動力。スローライフ掛川の強みである。
代表を待っているあいだにお話を聞いたら、なんと、その方は東京の都市計画専門のコンサルにお勤めで、杉並区の「NPO法人まちづくり工房まち夢」の理事であるという。
「先ほどお話を伺って、なんとなく面白そうな感じがしたので、また来たんですよ。視察に来て、まちを歩かなかったり、地元の方とお話しないのはもったいないですからね」
そういえば、先ほど説明していたときも、この方は面白そうに話を聞いていた。きっと「面白そうなこと」に嗅覚が働くのだと思う。言葉ではうまく説明できないけれど、この「嗅覚」「フィーリング」「面白がる感じ」というのはとても大事なものなのだ。
ということで、10分後、I村代表は事務所に到着し、掛川市立中央図書館、大日本報徳社、竹の丸、そして車で、天竜浜名湖鉄道沿いの直線3㎞のみち(田園滑走路)、長屋門のお屋敷近辺の田園風景など、案内してもらった。
「時間があれば、この後一杯、というふうになるんですがね」
一杯はお預けとなったが、今後どんなつながりができるか、楽しみである。
【おまけ】
なんと今日の記事はぴったり1200字。嗅覚、ですかね。
「防災の視察でなぜ??」という疑問もあったのだが、設立からカレッジ開校の流れをざらっと説明した。折しも、NPOスローライフ理事のS藤さんは出張中である。私が話をするしかないと思うと、腹も据わった。一人でベラベラ説明した上、
「この本を読んで頂くと、設立からの流れがよくわかるかと思いますよ」
と、笑顔で『掛川奮闘記~スローライフと生涯学習の真髄』(小松正明著)をすすめたら、笑顔がよかったのか、突然なだれ込んできたお詫びなのか、なんと5冊もご購入いただいた。
「中味が素晴らしいですから、買って損はさせませんよ」
だめ押しの一言も忘れない。
さて、視察一行が帰ったあと、私はS木君に言った。
「なんだか、一人でしゃべっちゃった。これでも子どもの頃は、シャイで人前で話すのが苦手だったんだけどね」
S木君はコメントをあえて控えているようで、ただ目を丸くしていた。
たぶん、感染力の強い「ベラベラ病」がうつったのだと、思う。
さてさて、その1時間後。
視察一行の中の一人の方が事務所に戻ってこられた。
「時間があるので、まちなかをまわろうと思うのですが、おすすめのところを教えていただこうと思って」
聞けば、あと2時間ほど大丈夫だという。
これは、掛川をご案内するしかない!
I村代表の携帯に連絡すると、10分後には来てくれるという。素晴らしいフットワークと機動力。スローライフ掛川の強みである。
代表を待っているあいだにお話を聞いたら、なんと、その方は東京の都市計画専門のコンサルにお勤めで、杉並区の「NPO法人まちづくり工房まち夢」の理事であるという。
「先ほどお話を伺って、なんとなく面白そうな感じがしたので、また来たんですよ。視察に来て、まちを歩かなかったり、地元の方とお話しないのはもったいないですからね」
そういえば、先ほど説明していたときも、この方は面白そうに話を聞いていた。きっと「面白そうなこと」に嗅覚が働くのだと思う。言葉ではうまく説明できないけれど、この「嗅覚」「フィーリング」「面白がる感じ」というのはとても大事なものなのだ。
ということで、10分後、I村代表は事務所に到着し、掛川市立中央図書館、大日本報徳社、竹の丸、そして車で、天竜浜名湖鉄道沿いの直線3㎞のみち(田園滑走路)、長屋門のお屋敷近辺の田園風景など、案内してもらった。
「時間があれば、この後一杯、というふうになるんですがね」
一杯はお預けとなったが、今後どんなつながりができるか、楽しみである。
【おまけ】
なんと今日の記事はぴったり1200字。嗅覚、ですかね。