午後一番で家庭訪問があるため、朝出社して一度家に戻り、二時過ぎにまた出社するという不規則勤務。
そんなこんなでバタバタとした午前中。
NPO関連の手続きで銀行に行こうとしたら、
「振り込みを頼みたいからちょっと待って」
とS藤さんに呼び止められた。
朝から机の上を整とんしているなあ……と思っていたのだが、整理整とんではなく、振り込みのためのメモを探していたらしい。
何も、そこまでひっくり返さなくても……、と言いたかったのだが、思いこんだらやらなくては気が済まないB型なので、好きにさせておいた(←この言い方は失礼か?)。まあ、ご苦労なことです(←一応、フォローもしておく)。
さて、この「なだれ込み研究所」のブックマークに「御前崎市観光協会」と「株式会社鈴木建設」のホームページをリンクした。両サイトとも、なだれ込み研究所がホームページの企画・制作に関わっている。
御前崎市観光協会の観光パンフ『御前崎観光読本』を作らせていただいたとき、
「これからの観光は『人』だ」
というコンセプトのもと、御前崎で暮らす人々にインタビューをした。御前崎の自然や文化や産業といった観光資源とのつながりを語ってもらうことで、生きた言葉で、物語性を持った資源の紹介ができた。
株式会社鈴木建設は、人間力を持った技術集団であり、木の文化、職人の文化、地域とのつながりを大切した地元の建設会社である。「√S+C」というホームページのタイトルが物語る意味を、ぜひ読んでいただきたい。
どちらも、団体として、企業としての本来の力があり(つまりは考え方、スタンス、ビジョンがきちんとしているということである)、美しく、読みやすく、情報の中味の濃いホームページになりつつある。なりつつある、というのは、今後、情報がどんどん蓄積されていく仕組みを作ったということだ。
仕組みとは、つまりブログシステムを活用するということ。ブログを活用することで、検索エンジンにも引っかかりやすくなるのだが、そのあたりのことは、また追って、わかりやすいアナログ言葉で表現してみたいと思う。
(私自身、システムを担当してくれたF田さんをつかまえては、あれやこれや質問をし続け、少しずつ理解できるようになっている)
まだまだ追加すべき項目、フラッシュ画像、修正点などあるが、ホームページの核となるべき考え方、そして、表現としての美しさ、読みやすさをぜひ見ていただきたい。
デザインはK出、写真はO川、文章はK住が担当し、プロデュースと最終的な品質管理は、冒頭、机の上を引っ散らかしていると紹介したS藤が担当している。
「自社のことを自社で褒めるようなホームページにしてはいけない」
と言い続けているS藤さんには叱られそうだが、たまには手前みそに。