面河山岳博物館へようこそ!

石鎚山系と久万高原の自然、博物館の活動などを紹介するブログ

夜の講座「四国のツキノワグマ」

2017-04-25 13:54:12 | 展示・イベント
今年度最初の夜の講座をご案内します。

夜の講座は久万高原町や愛媛県をフィールドとした自然科学研究の最新情報を、各分野の専門家が一般市民に分かりやすく解説するもので、本年度で5年目の活動となります。

これで通算18題目の話題提供となり、徐々に町内外からのリピーターが増えているところです。

今回はツキノワグマという未知の生物の面白さに合わせて、生態や分布状況についての正しい知識をもっていただき、クマが棲める環境を保全していくことの重要性について取り上げます。

講師は高知県須崎市を拠点に自然科学研究を進める、認定NPO法人四国自然史科学研究センターから、主任研究員の山田孝樹さんにお話いただきます。

町内だけでなく、多くの県民の方にも聞いていただきたい内容ですので、ぜひご参加ください。

★日  時:4月26日(水)19:00~20:20

★場  所:久万高原町産業文化会館研修室(住所/上浮穴郡久万高原町久万188)

★講  師:山田孝樹さん(認定NPO法人四国自然史科学研究センター主任研究員)

★参加費:無料

★申  込:下記まで、氏名・住所・連絡先をお知らせください。
      面河山岳博物館 ○電話:0892-58-2130  ○FAX:0892-58-2136


案内チラシは以下です。


卵径40mmの純卵、シュレーゲルアオガエル

2017-04-25 12:27:56 | 自然
近くのいもり池でシュレーゲルアオガエルの卵塊を確認しました。

卵径は40mm。


池から少量の水がこぼれ出る土の中で白い泡状の卵が産み付けられていました。

本種の卵塊は、水田などの畦の土中に産み付けるのが通常です。

泡の中には小さな卵がたくさん入っています。

そばの池ではアカハライモリ“雄三人衆”が雌を探してうろうろしていました。


関門のヤマブキ(バラ科)。


館前の桜は見事に散りました。


面河渓関門の様子(4月25日)。


スカイライン入口の橋から関門を眺める。