黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

黄金色に実る近江平野ですが…あれれっ!これではいけませんね。

2024-08-28 21:04:42 | Weblog

いきなり問題です。
写真は、琵琶湖畔、近江平野の水田です。いよいよ実りの秋へ。
一部では、お米が足りないなどとニュースになっていますが、あれは端境期(はざかいき)で、保存、出荷と消費の波がうまく合わなかっただけです。お米はちゃんとありますよ。
そして、秋を迎えて新米が。
そこで問題です。
1枚目、2枚目~の水田、稲穂が黄金色に。
ところが、この水田には大問題があるのです。
どんな問題でしょうか。

ヒントは、私の祖父がいつも言っていた言葉です。
篤農は、草を見ずして草を取る。
中農は、草を見て草を取る。
惰農は、草を見て草を取らず。
*この場合の中農は、経営規模ではなくて、農業に取り組む姿勢が平均的で、特に熱心ではなく、怠惰でもないという意味でしょう。
都会っ子には難問ですよ。
祖父は明治人で、農林省(現在は農林水産省)の技官だったから、田畑や水利施設の管理などには厳しかったなあ。農林省技官の祖父、農学校&師範学校で勉強した父のおかげで、私、農業はひととおりのことができます。田植えから稲刈りまで、脱穀も。
しかし、今すぐは無理ですね。自慢しかけたのに、すみません。すごすごと尻尾をまいて…。

では、写真をよく見て、考えてください。ラストの写真の水田は、よろしい。合格です。

図書館で探すのは無理かなと思って、アマゾンで本を注文しました。
大好きな作家で、新刊ではないのに図書館では見つからない。
しびれをきらして、もう買います。
もうすぐ読書の秋。本、早く来い。

おうみ進学プラザでは、濃厚でハードな夏期講習会が終わっていきます。
生徒たち、頑張りました。
部活があって、「こんなに勝ち上がれるとは思わなかった」という大活躍も。
大きなカバンを持って、夏期講習会の授業に遅刻して来て、「勝ったで」と一言。
そして授業では、深く居眠りを。気持ちよさそうな青春の居眠りで、気持ちよさそうだったのでおこしませんでした。
逆に、「せっかく弱そうな学校と当たったのに」…失礼な!…「負けたからなぁ」という生徒もいました。
汗と涙は、青春の花。
という言葉があります。
私が作ったのですが。
暑い夏に、頑張りました。
そして、オープンキャンパスも。
塾では、部活動での欠席や、オープンキャンパスの遅刻と欠席が勉強に…ということで、生徒たち、よくぞ頑張りました。
先生たちもキリキリ舞いのフル回転でした。
そして私から。
記述式の道場のような授業をしました。
夏期講習会が始まったころには「ありゃ、まあ。これでは、なぁ」という感じだったのに、しっかりと読んで、ちゃんと考えて、しだいに書けるようになりました。
夏の頑張りを、秋へ。
勉強の秋で、実りの秋。
読書の秋で、スポーツの秋で、食欲の秋。

 

 

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