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黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

藤野先生は夏もパワフル。今度、オロナミンC、リポビタンDを差し入れさせていただきます。

2025-06-08 19:10:42 | Weblog

しつこく書くものじゃないと思いますから、コンパクトに。
高校の無償化で、生徒が私立高校に流れてしまう。
公立高校では受験生が減って、倍率が下がっていくのじゃないか。
地元の公立高校が沈没するのは、生徒たちも保護者も、地域の住民も困ります。
そこで、「公立高校の魅力アップ♪」という話が出てきましたが…。
とってつけたように「デジタル化」とか「グローバル化」という単語が登場しました。
わざとらしいなぁ。
きっと中身は…うむ…何もないじゃろう。
  先端。
  情報、デジタル。
  国際またはグローバル、インターナショナル。
  人間や、総合人間。
受けそうな包装紙で包んで…。
きれいな包装紙を破ってみたら漬物が出てきましたー!…というのじゃ困ります。
あ。美味しい漬物ならいいと思いますけどね。
もっと地味に、地道に、堅実に。
そういう方向で、生徒たちの青春と将来とを設計してほしいと思います。

なお、おうみ進学プラザは、滋賀県の県立と私立、京都の私立をしっかりと見て、比べて、そして地味にしっかりと指導していきますよ。
IT時代に、足りなくなって大騒動になったのは、「お米」だった。
教育の世界でも、「読む」、「理解する」、「考える」、「計算する」、「言う&書く、伝える」
などの、いわば「お米、野菜、肉と魚のような大事な食品」をちゃんととり入れてもらいましょう。
まず、「夏は記述式・増量!」で。

ニュースを見れば、太平洋の向こう側では、大統領のトラ男と、自動車&ロケット&通信の会社の大富豪が大ゲンカに。
 「子どものケンカと同じだから、ほうっておけばいい」
と言った人がいましたが…あ、トラ男か。
オトナゲない下品なケンカですけどね。しかし、世界中が迷惑します。

写真は、藤野先生の授業の風景です。
良く通る声で、朗々と歴史を語る藤野先生。
新日本紀行、新日本風土記、独眼竜政宗、大岡越前、藤野先生の授業。
黒板の説明図も、ササーッと書くのに、お見事です。
夏になっても、あれだけのパワフルな授業で、2コマ連続です。気力、体力に経験、匠のワザと気合。
今度、オロナミンC、リポビタンDを差し入れさせていただきます。大好物の素麺(ソーメン)も♪

 


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「デジタル化」と「グローバル化」…はぁ? 生徒諸君は、まず作文コンテストです。

2025-06-08 10:34:36 | Weblog

生徒たちのことだから、珍しく真正面から真面目に。
「文部科学省は高校教育の改革計画を新たに策定する方針を固めた。
高校授業料無償化で私立校の人気が高まるなか、政府主導で公立校の再編や教育環境の整備を進め、魅力向上を図って公立校離れを防ぐ」
*読売新聞のデジタル版の記事,「無償化で私立高の人気上昇、公立高の魅力向上へグランドデザイン」から引用。
ここまでは、いいと思います。
大阪府では、先行した高校の無償化で生徒が私立校に流れ、公立校離れが進みました。
名門の公立高校が定員割れ、定員ギリギリ入試など。うむむ。
そこで文部科学省が「公立校離れを防ぐためには」と。
①今になってあわてて…。遅くないか!
②出てきた対策が、教育現場の「デジタル化」と「グローバル化」を促す…はぁ?
そういうことを書いておけば、何となく高級感があるのかなあ。
しかし、定員割れで生徒が集まらないところには、地域の人口の減少や、高校の人気、魅力が無い、進路が…などなどの課題がある。
たとえば、過疎の地域の公立校で「デジタルだ」、「グローバルで」などと言っても、どうにもこうにも。
滋賀県でも来年度から新しい県立高校入試へ。生徒たちが振り回されないように、しっかりとした仕組みを用意してくださいよ。
頑固者の私が考えると、
1,教育というものは、コストと効果、メリットとデメリット、リスクなどが測定しにくい。抽象的な禅問答…?…、あいまいな甘い単語に流れやすい。
天に星、地に花、人に愛というような語句に引っ張られてしまって、結局は生徒たちが困ってしまう。行き止まりで立ち往生する。そういうことが心配です。
地味に地道に、堅実に。
フワフワ、バタバタと動かさない方がいいと思いますよ、私は。
とにかく、生徒諸君はちゃんと勉強しなさい。
当面、ます青葉キャンペーンの作文を書きましょう。
ドキドキ報告、楽しいものや明るいもの、厳しいものなど、待っています。

*岡山県の故郷に帰ってきたから、吉備団子を優秀賞に追加します。
昨日のようすでは、南草津第一教室では、作文コンテストに高校生部門が増設されたようです。
甲子園、インターハイ、数学や物理、化学など…期待♪

写真の白い花は、中国山地の県道、吉備高原のあたりに咲いていました。
たくさん咲いていて、白い花の中のドライブでした。
エゴノキ、アサガラ…何だろう。
初夏の高原に、見事に咲いています。


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