Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

フィアット パンダ 温泉三昧の旅 (御坂峠の天下茶屋)

2013-08-17 23:16:33 | フィアット パンダ


8月15日、林道 砥山線を楽しんで、再び出発です。
渋滞回避しながらの、我が家流の出たとこ勝負の旅が上日川ダムから再開です。



県道218号線を大和方面へ下っていきます。
大菩薩峠から県道201号から県道218号に続いていきます。
すれ違う自動車もなく快適なドライブです。
考えるとこのお盆休みのドライブで渋滞はまったくなしです。



塩山牛奥の集落に入ってきました。
この周辺も温泉が多い。
嵯峨塩館や竜門峡を過ぎると田野の温泉施設があります。
この周辺の温泉も良さそうですね。
そのうち、温泉に来てみましょう。




国道20号に出てきました。
甲府・笛吹方面にパンダを進めます。



国道20号と県道38号の分岐です。
県道38号を進むと塩山・山梨・勝沼方面です。



中央高速・勝沼IC付近に来ると自動車の交通量も増えてきます。
この国道20号周辺は、この時期は、ぶどう狩りや桃狩りでにぎやかです。
ぶどう狩りは、子どもの頃来たぐらいですね。
食べれる量を考えると地元スーパーで買った方が得なんて考えるのは夢が無いなぁ。



国道20号を左折して、中央自動車道・一宮御坂IC方面(国道137号)に進みます。
進んで行くと河口湖方面です。



御坂町周辺もぶどう園が多い。
国道137号線沿線にもぶどう畑が続きます。



前方にリニアのテスト線が見えてきます。
都留市から続くリニア線のテスト走行は、運が良ければ見ることができます。
私も何度も走行しているリニアを見ました。



国道137号線を登って行きます。
この道路、バイクやスポーツカーは飛ばしたくなる道路ですが、オービスに注意です。



ここで少し休憩です。
少しパンダも休憩です。



実はこの桃の売店は、その横でとうもろこしを焼いています。




焼きとうもろこしを食べました。
旨い! 甘くて香ばしい。
たしか去年もここで食べたような記憶があります。

休憩して再び出発です。



御坂トンネルを抜けずに、旧道に入ります。
御坂峠の旧道も木陰が続いて、清々しい。



この切通しを抜けると、御坂随隋道があります。
Wサンルーフから入る風が爽快です。



目的地に到着です。
パンダを道路脇に停めて休憩です。



目的地は、ここ御坂峠の天下茶屋です。
この御坂随道(トンネル)も好きです。
春から秋までの時期しか通行できません。
(冬は積雪と路面凍結で通行止め)

古いトンネルって好きです。
天城随道も同じ雰囲気ですよねぇ・・。



この時期は富士山は見えませんね。
残念です。




どうです?
このレトロ観が良いですよね。
太宰治が「富士山は月見草がよく似合ふ」と三ヶ月も逗留して書いた場所です。

太宰治が天下茶屋に逗留するきっかけを作ったのは井伏鱒二。創業から太宰が逗留する前までの先代とのやりとりを作品「大空の鷲」に残しています。
太宰治は昭和13年9月に井伏鱒二に連れられてやってきました。およそ三カ月の天下茶屋の滞在を、小説「富獄百景」に残しています。
その後、昭和23年に太宰治が入水自殺したのを受け、昭和28年に井伏鱒二とともに太宰治文学碑を建立したそうです。

太宰って偏屈で、ほうとうを出したら「まるで私のようだ放蕩物だしな」と機嫌が悪くなったそうです。
食べるな!って言うの。文人ぶっちゃたのかな・・・。と考える私です。




凡人の私たち夫婦は、ほうとうも食べたいけど、味噌おでんと甘酒をオーダーしました。
冷たい甘酒もあるそうですが、あえて暖かい甘酒を飲みます。
「甘酒は夏の季語なんだよねぇ・・」なんて文人の真似して・・。
奥さんのコメントで夏の季語が納得。
「甘酒はアミノ酸や糖質があるから、当時は栄養ドリンクだったのかな・・」
なるほど! これで季語の謎が解ました。
奥さん賢い!

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フィアット パンダ 温泉三昧の旅 (林道 砥山線を走る)

2013-08-17 06:19:39 | フィアット パンダ


8月15日(木)、温泉三昧の旅の二日目です。
裂石温泉 雲峰荘」の宿を出発です。
宿の入り口の道路に碑がありました。



一旦停車して、ドライブ前のパンダの点検です。
wサンルーフを全開にして、本日もエアコン無しでドライブです。



本日は、国道411号(青梅街道)を塩山方面に向かう計画です。
昨夜もそうですが、このあたりは海抜が高い為か、涼しい。
サンルーフを抜ける風が清々しい。



しばらく走ると集落に入ってくる。
「あれ?大菩薩峠の看板があるよ」と奥さんの一言でコース変更です。
左折して、大菩薩峠方面に向かいます。



この道路は、県道201号で芦倉沢、みそぎ沢を超えて、大菩薩峰の山道入り口まで自動車で行けます。
そのまま、進むと甲府市大和町に行くようです。



県道201号を登って行くと、雄大な景色が見えてきます。
鳥の声も心をなごませます。



ここが大菩薩峠です。
大菩薩嶺に向かうトレッキングコースの入り口です。
駐車場もあり、ここで車を駐車して登山する人が多いようです。
右方向は日川尾根のコースです。
正面に見える舗装路で大和町方面に進みます。



秩父多摩甲斐国立公園の中だったんですねぇ・・・。
自然が美しいはずです。
何にも予備知識なしの、いつもの出たとこ勝負のドライブです。



道路標識に従って、大和町(国道20号)をめざします。
膝の手術をしたら、トレッキングも良いですね。
若い頃は、山歩きするのがすきだったんですが、最近はそんなこともないですね。




しばらく走るとカラマツ林です。
パンダを停めて、休憩です。



峠から下り道です。
途中で、側道を発見。
出たとこ勝負のドライブは、冒険心が知らない道にいます。



この林道は砥山線です。
看板によるとダム湖を一周できそうです。
行ってみますか!



自動車1台分の広さの舗装路です。
対向車が来たらバックだな・・・なんて考えながらゆっくり走行します。
眼下にダムが見えてきました。



しばらく走ると広場があります。
トイレもあり、駐車してトレッキングする為のスペースなんでしょうが、誰もいません。



看板を見ると日川尾根のトレッキングコース入り口のようです。
このコースを登って行くと、先ほどの峠に出るんでしょうね。




眼下に見えるダム湖、手前の広場が先ほどパンダを止めて看板を見た場所です。



途中から舗装がありません。
観察すると轍(わだち)があるので、自動車が通行できるってことです。
まぁ、駄目ならUターンするか、バックで走行するしかないでしょう。
そもそも、このパンダは4×4ですので、こんなコースこそ、その性能を発揮できるんでしょうね。

が!走行中、下を擦ること度々。
まぁ、4×4はアンダーガードがあるから、大丈夫でしょう。
帰宅してから、床下を点検してみましょう。



この林道はツワブキがたくさん咲いていました。

あとからipadでチェックすると、この林道の未舗装部分は地図に出ていませんでした。
底を擦りながら、進むと県道201号に戻ってきました。




県道201号に戻ると、ダムの入り口が見えてきました。
ダムの駐車場にも誰もいません。
パンダを停めて、ダムの散策です。



このダムは、上日川ダムって言うんですね。
ダムって、土木構造物でも地図に残って、場合によっては、その周辺の気候まで変えてしまいます。
土木工事って考えると非力な人間が自然に挑戦するわけで、自然の生態系も変えてしまうのです。
道を作ったり、橋を架けたり、トンネルを掘ったり、川に堤防を造ったり・・・。
そうすることで、私たちの生活が豊かになるのです。
賛否両論あるんでしょうが、すごい仕事ですよね。



これが上日川ダムの湖面です。
先ほどから、林道走行中に見えていた水面です。
この湖は大菩薩湖と言うそうです。



これがダムの反対側です。
ロックフィルダムですね。
学生時代に勉強したので覚えていました。




上日川ダム(かみひかわダム)は、山梨県甲州市、一級河川・富士川水系日川に建設されたダム。
高さ87メートルのロックフィルダムで、東京電力の発電用ダムです。
同社の揚水式水力発電所・葛野川(かずのがわ)発電所の上池を形成。
下池・葛野川ダム(松姫湖)との間で水を往来させ、最大80万キロワットの電力を発生させています。
ダム湖(人造湖)の名は大菩薩湖(だいぼさつこ)です。



ダムは岩でできています。
その岩の隙間に高山植物が咲いています。
この植物はコマクサです。



この岩と気温と人が立ち入らない環境がコマクサの生育に適しているんでしょうね。
こんな場所で高山植物を観察できて得した気分です。

そうだ!膝の手術をして歩けるようになったら、高山植物を観察しに、トレッキングに奥さんを誘おう・・。
何か新たな目標が発見できて、楽しい旅になりました。


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