Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

TRIUMPH Tina レストアベースの交渉成立

2013-08-31 18:34:43 | トライアンフ Tina


8月31日(土)、今日は某所へ、TRIUMPH Tinaの下見に行ってきました。
おそらく日本では2~3台程度しか存在しないと思われるTRIUMPH Tina です。 



このTRIUMPH Tinaは、写真のとおりの欠品だらけです。
オーナー(外国人)は、「エンジンは動くよ」と言うものの、その確認です。



このTinaは、初期型です。
本国イギリスでも希少な1台です。
トライアンフはピーシューターマフラーも状態は良いようです。



おそらくこの状態で本国イギリスから輸入したのでしょう。
日本に輸入して、一部調整した形跡がありますが、パーツ欠品の為にレストア断念したというところでしょうか・・。
現オーナー(外国人)も、このTRIUMPH Tinaの存在は、Webで知ったようです。



ますは、このTinaの状態をチェックです。
欠品はあるものの状態は良いようです。
問題は、欠品パーツをイギリスから調達できるかです。



ライセンスプレートもイギリスの所定の位置に取り付けてあります。
フロントサスペンションも独特の形状です。
フロントフォークはべスパと同じ片持ちです。



キャブレターは、オーバーホールしたそうです。
実は下見は2回目で、前回訪問したときは、オーナー不在で、キックは動かなかったので、エンジンが焼きついていることを覚悟していました。

さて、本当にエンジンは本当に動くのでしょうか?



Tinaは、Vベルトで稼動します。
このVベルトは日本製のようですので、供給可能です。
一つ問題は解決ですね。



スポイトでキャブレターに直接燃料を注入して、キックすると1発でエンジンは掛かりました。
ピーシューターマフラーからも独特な排気音が響きます。

ん!これなら欠品パーツが集まればレストア可能です。



ハンドルまわりをチェックするとライトの上に小さな穴。
おそらくイギリス本国でオーナメントを取り付けてあったのかもしれません。
と、言うことはサイドパネルが無いのもパーツ取り車と言うわけでもなく、モッズ仕様だったのかもしれません。
レストア時には穴も塞ぎましょう。
初期型ですのでメッキしない方が良いですね。

こんな無残な状態でも、想像と推理は膨らみます。



エンジンを回したまま、ハンドル左のクラクションのスイッチを押すと、ホーンは鳴ります。
べスパのクラクション音に似ています。
電気系統も単純なので、レストアは比較的に簡単かもしれません。



TRIUMPH Tinaのエンブレムからも、この車両が初期型であることがわかります。
欠品パーツは、ガソリンタンク、サイドパネル、シート、ナンバープレート板&ブレーキランプなど、M隊員からプレゼントされたパーツリストを参考にして、イギリスのWebサイトから調達しましょう。

早速、オーナーと価格交渉です。
交渉2回で商談成立です。(価格は格安)
内金を2/3支払って、残金は引き取り時です。
本日は、引き取りする準備をしていなかったので、後日軽トラックで移動します。

現在、べスパPK50SS改のレストア(カスタム化)中ですので、次のレストアはZUNDAPP 50R、その次がこのTRIUMPH Tinaです。
まぁ、このTinaのパーツ収集だけで1~2年は覚悟しないとなりませんので、丁度良いかもしれませんね。

さて、楽しみの材料も増えたところで、仕事も頑張らないとね。
まずは、年内中に膝の手術(人工関節)をしてないとねぇ・・。
手術もそう考えるととても楽しみです。

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