Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

べスパ アジアンパーツの楽しみ方(マフラー)

2013-08-06 07:05:26 | 台湾ベスパ(レストア)


8月6日(火)、昨日の長野出張から帰ったのが、夜10時過ぎ。
今日は午前中オフィスで打ち合わせ後、午後から東京で商談、その後大阪出張と今週もハードなスケジュールがスタートする。

べスパPK50SS改の作業進捗状況も気になるところですが、見に行く時間がない。
先般、オークションでべスパスモールボディー用の2wayマフラーなるものが安価だったので落札しました。




このマフラーおそらくベトナム製なんだろうなぁ・・。と思いつつ、落札したのです。
M隊員とべスパのアジアンパーツの面白さ(チープで努力さ)について、話すのですが、このマフラーもそんな眼で見ると楽しい。

2wayとは、サイレンサーがねじ込み式なのを言うのでしょうね。



これがそのサイレンサー部分です。
まぁ、その溶接技術と言ったら、はじめて溶接をしました・・・って感じの仕上がりです。
下地も研磨していないまま、メッキしたようで仕上げが悪い。



メッキや溶接はともかく、その発想は楽しい。
サイレンサーとしての効果は未知数です。
実際どんな音がするのかはわかりません。(試してみたいような・・怖いような)



これなんだろう・・。と観察するとすばらしい。
ナットまで巻き込んで溶接しています。
どんな作業場で作業していたんだろう?と想像を掻き立てます。

しかし、ひどい溶接ですね。
これで輸出してしまうあたりが大陸的ですね。
そう言えば、マフラーカッターもバリがそのままでしたね。

アジアンパーツは、仕上げる楽しみを残してくれているのかもしれません。

このマフラーは、そのまま取り付けると野暮ですが、マウラーを赤く塗装してアバルトマフラー風にして、サイレンサーも加工すると、らしくなるかもしれませんね。

アジアンパーツに「出来が悪い」と評するより、未完成品を加工する楽しみと考えるなら、楽しい。

イタリア車に乗って気取っても、乗っている本人がイタリア人じゃない(偽者)なわけですので、自動車もスクーターやバイクも純潔主義やオリジナルを重視するのも野暮かもしれませんね。



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