Photo Y.KUWAHARA
中国で5月12日に起きた「四川省大地震」は、文字通り驚天動地の出来事だ。このブログで予想した「壊れ始めた北京への道」が、まさかこんな形に展開するとはさすがに考えもしなかった。五輪聖火リレーの騒ぎは、どこかへ消えてしまった。
中国の友人の薦めもあり、できれば臥竜へ行ってみたいと思っていただけに今は言葉もない。もしかしたら、現地にいたかもしれない。不幸にも亡くなった方々には哀悼の意を表し、ただ一人でも多くの人命が救われることを祈るのみ。国際緊急救助隊の受け入れを中国政府は断ったようだが*、人命のために政治や国境の壁があってはならない。「災い転じて福となす」ためには、一人でも多く目前の命を救うことではないだろうか。それだけが、北京へつながる道だ。
* 5月15日、急遽受け入れに転換。胡錦涛主席の訪日効果をなんとか維持したい現れか。
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