時空を超えて Beyond Time and Space

人生の断片から Fragmentary Notes in My Life 
   桑原靖夫のブログ

北京への道を修復する(3)

2008年05月14日 | 雑記帳の欄外

Photo Y.KUWAHARA 

   
    中国で5月12日に起きた「四川省大地震」は、文字通り驚天動地の出来事だ。このブログで予想した「壊れ始めた北京への道」が、まさかこんな形に展開するとはさすがに考えもしなかった。五輪聖火リレーの騒ぎは、どこかへ消えてしまった。

  中国の友人の薦めもあり、できれば臥竜へ行ってみたいと思っていただけに今は言葉もない。もしかしたら、現地にいたかもしれない。不幸にも亡くなった方々には哀悼の意を表し、ただ一人でも多くの人命が救われることを祈るのみ。国際緊急救助隊の受け入れを中国政府は断ったようだが*、人命のために政治や国境の壁があってはならない。「災い転じて福となす」ためには、一人でも多く目前の命を救うことではないだろうか。それだけが、北京へつながる道だ。


* 5月15日、急遽受け入れに転換。胡錦涛主席の訪日効果をなんとか維持したい現れか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« イタリアの光・オランダの光(2) | トップ | イタリアの光・オランダの光(3) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

雑記帳の欄外」カテゴリの最新記事