大倉草紙

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【京都】 月桂冠大蔵記念館

2009年01月09日 20時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
7月26日(土)
当日の行程:(京阪電車・伏見稲荷駅) → 【伏見稲荷大社】 … (自転車) → 【鳥羽伏見戦跡石碑】【城南宮】【鳥羽離宮跡公園】 → 【戊辰戦争東軍戦死者之墓(悲願寺墓地)】【寺田屋】【月桂冠大蔵記念館】【鳥羽伏見戦の弾痕】 → 【伏見奉行所跡】【伏見桃山城】【桓武天皇柏原陵】 → 【明治天皇伏見桃山陵】 → 【昭憲皇太后伏見桃山東陵】


   
   

寛永14年(1637)、初代大倉治右衛門が伏見馬借前(現・本材木町、本宅)で酒屋を創業したのが月桂冠の始まりだという。
創業350年を迎えた昭和62年(1987)より、月桂冠大倉記念館が一般公開されている。


   
              「月桂冠」の扁額 

元比叡山延暦寺大僧・正豊道春海(ぶんどうしゅんかい)の書による。


   
                昔の帳場

入口を入るとすぐにある昔の帳場。
火鉢には「月桂冠」の文字が入っている。


   
                  酒蔵


   
                さかみづ

「さかみづ」や「栄え水」という名は、古くは酒の異名であったという。
この水は、昭和36年(1961)に掘り直したもの。
地下50メートルから汲み上げられる水は、酒蔵で使われている。


          
                笠置灯篭

伏見大倉本家発祥の地、笠置の山頂に建つ笠置寺には、昔、道しるべとして笠置灯篭が参道に並んでいたという。
この灯篭は、近年発見された史料に基づいて復元したものだそうだ。


   
                  酒樽


          
           大正9年(1920)の月桂冠のポスター

酒造りに使用される道具や、明治期の商品の実物、広告用品が展示されている。
展示品を見た後には、利き酒も楽しめる。
お土産としていただくお酒は、ごくごく普通のカップ酒のように見えるのだけれど、味は格別。
すっきりとしてきれいな味。

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