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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6556-6559

2024年08月05日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



6556
歌が疲れた心の肌に
染み渡るものだとすれば
歌の作者も疲労の世界を潜(くぐ)って来ている



6557
単にAI歌みたいな歌は
疑似感情 疑似感動
をバックに操作人が人を誘い込む



6558
(それって詐欺みたい)
まがいものでも
歌は歌の本性として人を魅きつける



6559
真偽を越えた峠道から
歌に乗って
人々は下って来る


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