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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 156-159

2020年02月16日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



156
書かれた世界の遙か
向こうに
語られては消えゆく世界があった



157
それがゆったりした
虹の橋を
すべるような世界だったとは思わない



158
今では頭脳社会の
花盛り
裏通りにも遺伝子の花が咲く



159
花はあっても歌があっても
花がない
歌がない 万人の歌がない