今日は、貴重な梅雨の晴れ間予報日だった。
予定では、▲金剛堂山であったので、登山口のある東俣峠へ向かったが途中の楢峠が通行止めの為取り止め、近くの▲籾糠山に変更した。
ただ、国道360号も天生峠付近が工事通行止め表示が出ており、登山可能かどうか分からなかったが、峠まで行ってみると、白川郷へ抜けられないだけで登山は可能だった。
ここは白川郷から近く、半時間程度で上がって来るので通行止めの今は人が少なく、ちょうど良かった。
駐車場のトイレに着くと、お母さんが早くから掃除中で、「今日は久々の青空でアルプスが見えると思うので、ぜひ上がって下さい」と、満面の笑みで話しかけてくれたのがとても印象的だった。
入山協力金が¥500いるが、何人ものパトロール隊員が朝から元気いっぱいである。
まずは天生湿原へと向かうが、入口から立派なブナが多い。
〈この方もブナが大好きのようです〉
湿原では特に、薄い青色のタテヤマリンドウが散らばっているのが目についた。
〈今日の日射しは、湿原には強すぎるようです〉
▲籾糠山へのルートは三本あるが、ブナ林コースを登った。
とにかく巨木のブナが多い。手つかずの原生林であるのに圧倒される。
〈ギンリョウソウの目玉が異様です〉
〈やっと少し見えて来ました〉
アルプス展望を考えると気が焦るが、写真撮影に夢中になりなかなか前に進まない。
こうして、汗だくで狭い▲籾糠山の山頂に着いた。次いで到着した若者と慌ててアルプスを探した。
〈▲籾糠山山頂からのパノラマ〉
やはりアルプス側は雲が覆いほとんどの山々が隠れていて、遅れたのを後悔していたところが、カメラをしばらく覗いていると運良く少しずつ雲が下がり、まず槍の穂先が確認出来た。
次いで笠ヶ岳、穂高連峰、剣~立山と僅かながらも北アルプスが雲の中から確認出来たのである。
これもほんの15分程度で、また雲が上がってその後二度と見えることはなかった。
10分遅れでやって来た二組四名は、残念そうだったが、直ぐにみんなで付近の山談義が始まった。
〈自称ヤマキチで彼女も出来ないと苦笑いでぼやいていた若者〉
食後、ウッカリ首の後ろをアブに刺され見てもらっていると、一人のお母さんが素早く虫刺され薬を塗ってくれたのも手慣れたもので、さすがでした。
こうするうちにみんな下山にかかり、自分は木平湿原へ行ってからカツラ門コースで下山することにした。
木平湿原では、パトロール隊員のおじさんとしばらく話してUターンしてカツラ門へ向かった。
展望と紅葉のことを思うと秋のシーズンがベストだろうが、その頃には三百台のクルマが上がって来ると言う。
こちらのカツラ巨木群も凄い大きさで圧倒される。何でもが大きい印象である。
花も木も展望もあっていろいろ楽しめるいい山であったが、一番の記憶として、朝のお母さんの素晴らしい笑顔、途中で話したパトロールのおじさんの穏やかな笑顔、山頂で語りあった登山者たちの笑顔だったように思った。
みんな山が好きでたまらないといった顔つきをしているのである。
下山後もしばらくパトロール隊員の方々と雑談、お母さんには温泉の駐車場までクルマを誘導してもらった。
こうして今夜は、古川町の道の駅で車中泊にしました。
予定では、▲金剛堂山であったので、登山口のある東俣峠へ向かったが途中の楢峠が通行止めの為取り止め、近くの▲籾糠山に変更した。
ただ、国道360号も天生峠付近が工事通行止め表示が出ており、登山可能かどうか分からなかったが、峠まで行ってみると、白川郷へ抜けられないだけで登山は可能だった。
ここは白川郷から近く、半時間程度で上がって来るので通行止めの今は人が少なく、ちょうど良かった。
駐車場のトイレに着くと、お母さんが早くから掃除中で、「今日は久々の青空でアルプスが見えると思うので、ぜひ上がって下さい」と、満面の笑みで話しかけてくれたのがとても印象的だった。
入山協力金が¥500いるが、何人ものパトロール隊員が朝から元気いっぱいである。
まずは天生湿原へと向かうが、入口から立派なブナが多い。
〈この方もブナが大好きのようです〉
湿原では特に、薄い青色のタテヤマリンドウが散らばっているのが目についた。
〈今日の日射しは、湿原には強すぎるようです〉
▲籾糠山へのルートは三本あるが、ブナ林コースを登った。
とにかく巨木のブナが多い。手つかずの原生林であるのに圧倒される。
〈ギンリョウソウの目玉が異様です〉
〈やっと少し見えて来ました〉
アルプス展望を考えると気が焦るが、写真撮影に夢中になりなかなか前に進まない。
こうして、汗だくで狭い▲籾糠山の山頂に着いた。次いで到着した若者と慌ててアルプスを探した。
〈▲籾糠山山頂からのパノラマ〉
やはりアルプス側は雲が覆いほとんどの山々が隠れていて、遅れたのを後悔していたところが、カメラをしばらく覗いていると運良く少しずつ雲が下がり、まず槍の穂先が確認出来た。
次いで笠ヶ岳、穂高連峰、剣~立山と僅かながらも北アルプスが雲の中から確認出来たのである。
これもほんの15分程度で、また雲が上がってその後二度と見えることはなかった。
10分遅れでやって来た二組四名は、残念そうだったが、直ぐにみんなで付近の山談義が始まった。
〈自称ヤマキチで彼女も出来ないと苦笑いでぼやいていた若者〉
食後、ウッカリ首の後ろをアブに刺され見てもらっていると、一人のお母さんが素早く虫刺され薬を塗ってくれたのも手慣れたもので、さすがでした。
こうするうちにみんな下山にかかり、自分は木平湿原へ行ってからカツラ門コースで下山することにした。
木平湿原では、パトロール隊員のおじさんとしばらく話してUターンしてカツラ門へ向かった。
展望と紅葉のことを思うと秋のシーズンがベストだろうが、その頃には三百台のクルマが上がって来ると言う。
こちらのカツラ巨木群も凄い大きさで圧倒される。何でもが大きい印象である。
花も木も展望もあっていろいろ楽しめるいい山であったが、一番の記憶として、朝のお母さんの素晴らしい笑顔、途中で話したパトロールのおじさんの穏やかな笑顔、山頂で語りあった登山者たちの笑顔だったように思った。
みんな山が好きでたまらないといった顔つきをしているのである。
下山後もしばらくパトロール隊員の方々と雑談、お母さんには温泉の駐車場までクルマを誘導してもらった。
こうして今夜は、古川町の道の駅で車中泊にしました。