今日も朝方は、まずまずの天候で南魚沼の山々が展望出来るマイナーな▲高倉山に決めた。
近年の災害のためか、登山口の様相がガイド本とは少し違っていた。
準備中に小雨が降りだし、少し待機していたが、間もなく上がり、出発した。
〈災害で出来た堰堤の上から登山口方面を振り返る〉
取り付きから急登の連続で、しかも登山道を笹藪が覆っていた。
そうして朝方の雨で濡れた下草がズボンに絡み、上半身は汗で下は露でと、全身びしょ濡れとなった。
〈雨上がりに、こんな中を歩いたらびしょびしょになりますわなあ(;_;)/~~~〉
五合目辺りに入道ブナという岩の塊を抱えたままの巨木ブナがあったが、この辺りからブナが目立つようになり、根の張り出しにより少しは歩きやすくなってきた。
〈岩を噛む入道ブナ〉
〈ブナがあるだけで登山道が安定する〉
それでも容赦なく急登は続き、ロープの垂れ下がったガレ場を登ればてっきり山頂と思いきや、その一段先にようやく山頂が見えてきた。
〈左側のコブの上に山頂標識らしき棒?が何とか見えます〉
〈かなり上がってきました〉
こうして苦しい山行の末、ようやく高倉山の山頂に到達しましたが、残念ながら標識が見当たりませんでした。
それでもここの山頂は、登ってる途中はずっと後ろから見守るように優しい山容の巻機山、そして山頂について初めて現れるゴツゴツした、いかつい山容の八海山と、この対照的な名山二峰を見比べる格好の展望台であります。
〈左側のゴツゴツしたのが名峰八海山、右端に小さく見えるのが越後三山の盟主越後駒ヶ岳の一部だろうか?〉
〈ゴツゴツをズームアップ〉
〈反対側には、広大な山頂部を持つ巻機山がどっしりと佇んでいました〉
今日こそは、このマイナーな山に誰も来ないだろうと思っていましたが、それでもやってくる人が三人いました。
その三人共に記憶に残る方々でありました。
①まずは、最近登山を始めたと言っていた、ハキハキ元気な地元の若者
〈確かに第一待ち人発見しました!〉
いろんな山を登りたいらしく初心者にしては、この辺りの山々をよく知っていました。
新潟の山に登ってもらって嬉しいと言っていました。
②次いで、若いときに経験豊富なベテラン高齢者(ちょっと失礼かな?とても77才には見えませんでした)
〈そして第二待ち人発見しました!〉
温かいコーヒーもご馳走になりました。
〈山頂のパノラマ〉
群馬の出身で地元の戸神山によく登っていると聞き、二年前に登った里山で、山頂で地元の方々と長々話した記憶の山で、一気に親近感がわきました。
年相応に体調のことを気にされておりましたが、見た目も行動的にも、10才は若く感じました。
〈標識がない代わりに、大事なリュックを記念にパチリ!〉
大病を患いながらも今を大切にと、微塵も暗さを感じさせない気遣いに脱帽でした。
③そして最後にやって来た、とっても気の優しい上越の青年、山では何故かこのタイプの人が多いんです。
いろいろ行きたい山を静かに語っていました。
この方とは、駐車場でお別れしました。
しばらくクルマでゆっくりしてから、この辺りの行きつけになっている三国(さくり)温泉で夕食と入浴、そのまま駐車場で車中泊させてもらいました。
近年の災害のためか、登山口の様相がガイド本とは少し違っていた。
準備中に小雨が降りだし、少し待機していたが、間もなく上がり、出発した。
〈災害で出来た堰堤の上から登山口方面を振り返る〉
取り付きから急登の連続で、しかも登山道を笹藪が覆っていた。
そうして朝方の雨で濡れた下草がズボンに絡み、上半身は汗で下は露でと、全身びしょ濡れとなった。
〈雨上がりに、こんな中を歩いたらびしょびしょになりますわなあ(;_;)/~~~〉
五合目辺りに入道ブナという岩の塊を抱えたままの巨木ブナがあったが、この辺りからブナが目立つようになり、根の張り出しにより少しは歩きやすくなってきた。
〈岩を噛む入道ブナ〉
〈ブナがあるだけで登山道が安定する〉
それでも容赦なく急登は続き、ロープの垂れ下がったガレ場を登ればてっきり山頂と思いきや、その一段先にようやく山頂が見えてきた。
〈左側のコブの上に山頂標識らしき棒?が何とか見えます〉
〈かなり上がってきました〉
こうして苦しい山行の末、ようやく高倉山の山頂に到達しましたが、残念ながら標識が見当たりませんでした。
それでもここの山頂は、登ってる途中はずっと後ろから見守るように優しい山容の巻機山、そして山頂について初めて現れるゴツゴツした、いかつい山容の八海山と、この対照的な名山二峰を見比べる格好の展望台であります。
〈左側のゴツゴツしたのが名峰八海山、右端に小さく見えるのが越後三山の盟主越後駒ヶ岳の一部だろうか?〉
〈ゴツゴツをズームアップ〉
〈反対側には、広大な山頂部を持つ巻機山がどっしりと佇んでいました〉
今日こそは、このマイナーな山に誰も来ないだろうと思っていましたが、それでもやってくる人が三人いました。
その三人共に記憶に残る方々でありました。
①まずは、最近登山を始めたと言っていた、ハキハキ元気な地元の若者
〈確かに第一待ち人発見しました!〉
いろんな山を登りたいらしく初心者にしては、この辺りの山々をよく知っていました。
新潟の山に登ってもらって嬉しいと言っていました。
②次いで、若いときに経験豊富なベテラン高齢者(ちょっと失礼かな?とても77才には見えませんでした)
〈そして第二待ち人発見しました!〉
温かいコーヒーもご馳走になりました。
〈山頂のパノラマ〉
群馬の出身で地元の戸神山によく登っていると聞き、二年前に登った里山で、山頂で地元の方々と長々話した記憶の山で、一気に親近感がわきました。
年相応に体調のことを気にされておりましたが、見た目も行動的にも、10才は若く感じました。
〈標識がない代わりに、大事なリュックを記念にパチリ!〉
大病を患いながらも今を大切にと、微塵も暗さを感じさせない気遣いに脱帽でした。
③そして最後にやって来た、とっても気の優しい上越の青年、山では何故かこのタイプの人が多いんです。
いろいろ行きたい山を静かに語っていました。
この方とは、駐車場でお別れしました。
しばらくクルマでゆっくりしてから、この辺りの行きつけになっている三国(さくり)温泉で夕食と入浴、そのまま駐車場で車中泊させてもらいました。