最近久しぶりにためになる本と出会いました。『引き寄せの法則 実効編』 徳間書店 という本で最初から最後まで鉛筆で線を引くことがとても多い内容の本です。エネルギーを使う人はエネルギーを出します。勇気を感じる人は勇気をだします。できる、やろうと思う人はできるのですが、「できないと思う人は何もしない」と著者は主張します。できるかできないかは主体的に取り込もうとする思いという意思の違いにすぎないのです。「思いは物質です。」思いというのは世界で最も偉大なものであり、真の人間になる力がある。それは「内にある『実在』(IAM)を悟らせる力であり、強い性格の人間、影響力のある人間、成功する人間に変える力のことです。」
序文のタイトルは『ゼロからの成功を可能にする秘密の教え』なのですが、とても興味深いことが沢山述べられています。例えば、
「『何も怖くない』と思えば、周囲から勇敢な念の力がことごとく集まり、あなたを助けます。」「恐れと増悪はすべての悪念の親です。」
今年いろいろなジャンルの本を読んでいますが、僕の精神状態、というか心のカンフル剤として本書はトップの方に順位をつけることが出来る本のような気がします。興味のある方はどうぞ第1章から第12章まで読んでみてください。目から鱗の連続です。
ただ、奥書の解説の中でウィリアム・W・アトキンソンについての紹介が『日本初のヨーガ哲学者中村天風など、世界の思想界に大きな影響を与える』と書いてありますが、僕の勉強不足かもしれませんが、事実とは違うように思います。中村天風はアメリカでは何も学ぶことはなかったと『成功の実現』という本の中で述べているように思えるのですが…
活字というのはいろんな意味で影響があるので冷静に判断分析するのも、本を読む人の器量というか能力如何なのかな、とちょっと考え込んでしまいました。いづれにしてもとてもためになる良書だと思います。今から110年前に出版された本が僕を救ってくれる偉大な本であるという事実と110年近く日本語に翻訳されてこなかったことに日本の知的水準を再考させられる一日でした。毎日学ぶことばかりですね。
ウィリアム・W・アトキンソン
序文のタイトルは『ゼロからの成功を可能にする秘密の教え』なのですが、とても興味深いことが沢山述べられています。例えば、
「『何も怖くない』と思えば、周囲から勇敢な念の力がことごとく集まり、あなたを助けます。」「恐れと増悪はすべての悪念の親です。」
今年いろいろなジャンルの本を読んでいますが、僕の精神状態、というか心のカンフル剤として本書はトップの方に順位をつけることが出来る本のような気がします。興味のある方はどうぞ第1章から第12章まで読んでみてください。目から鱗の連続です。
ただ、奥書の解説の中でウィリアム・W・アトキンソンについての紹介が『日本初のヨーガ哲学者中村天風など、世界の思想界に大きな影響を与える』と書いてありますが、僕の勉強不足かもしれませんが、事実とは違うように思います。中村天風はアメリカでは何も学ぶことはなかったと『成功の実現』という本の中で述べているように思えるのですが…
活字というのはいろんな意味で影響があるので冷静に判断分析するのも、本を読む人の器量というか能力如何なのかな、とちょっと考え込んでしまいました。いづれにしてもとてもためになる良書だと思います。今から110年前に出版された本が僕を救ってくれる偉大な本であるという事実と110年近く日本語に翻訳されてこなかったことに日本の知的水準を再考させられる一日でした。毎日学ぶことばかりですね。
ウィリアム・W・アトキンソン
