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大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

中国人民抗日戦争記念館

2010-09-01 12:52:54 | 旅行
先日盧溝橋を見学しその後数百㍍離れた中国人民抗日戦争記念館を訪れました。記念館にはいわゆる日中戦争に関係する様々な写真や武器などおびただしい展示品があり、日本人としてとてもはずかしい思いをしました。一部の無知な日本人が「南京虐殺はなかった…」というそぶいていますが、記念館に行けば日本軍が行った卑劣な蛮行が写真にうつっていて目を覆うばかりです。冷静に日中戦争について日本人として反省すべきことは素直に反省しなくては日中両国の友好と親善はあり得ないと思います。中国では年間に約10万人の小・中・高校生が記念館を訪れ、歴史教育を学んでいるとガイドさんが話していました。
日本では日本の教科書は明治以降の中国、朝鮮をはじめとしたアジアへの新植民地支配についてはほとんど触れていず、歴史を隠蔽していることは賢明なアジアの人々には周知の事実だと思います。盧溝橋で20人くらいの日本人観光客のツアーに出会いましたが記念館には訪れませんでした。残念なことだと自分は思います。(旅行だからどこにいこうと自由ですけどね。)正確な歴史認識は無理だとしても過去の歴史を調べたり、考えるという行為はとても大切だと自分は自戒しています。だんだん『過去』の戦争として日本人は記憶から消し去ろうとしても『やられた方』はずーっと覚えていると思います。
(参考に言いますが、今現在日本国内においても戊辰戦争での長州藩への会津藩=現在の会津若松市民の恨みは未だに消えていないと思います。)


中国人民抗日戦争

  

  

  

  

 
 
 
南京で残虐無道にも中国人を生き埋めにする日本軍   日本軍の人斬り競争についての『東京日日新聞』の記事