土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

“禅と土の音” ‐ ‐ 「水鏡の庭」で

2016-04-27 | オカリナ・心・癒し・ライアー
“禅と土の音” ‐ ‐ 「水鏡の庭」で

土笛を吹いたから “波紋” が立ったのかと思った (笑)‐ ‐ そんな声がある中
鈴木大拙館の「水鏡の庭」に土の音が響く‼

陶芸の師匠を案内したものの特別休館日で、がっかりしている観光客にと、リクエストされるまま3曲♪
意外な響きのよさに驚いた。

かつて土笛(オカリナ)に縁して以来、 “土の音” 普及の趣意に、普化宗(※)の尺八のような「吹禅」(すいぜん)の意味を含めた。
禅の流れにある茶道や花道のようにはいかないけれど、繋がるモノがあると感じる人は少なくないだろう。

街中の異空間のような鈴木大拙館 ‐ ‐ じっくり構えて想いの瞬間を写真に納める人達は、突然の土の響にも平常心に見えた(^^;

★チロル(スイス民謡)♪Ocarina A 鈴木大拙館 YouTube:https://youtu.be/-BBVdIC77o4

🔘鈴木大拙館:http://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/ ‐ ‐ 世界的な仏教哲学者・鈴木大拙(本名・鈴木貞太郎、没年1966年 95才)が、海外に向けて日本および東洋の文化や思想を西欧世界へひろく伝えた業績の意義は、半世紀を経てますます大きくなっています。大拙の業績は、東洋・西洋どちらの文化にも通じた上で、あらゆる人間が共に持つことができる新たな価値を創造したことにあります。

※〈普化宗〉では、お経を唱えるかわりに、尺八を吹くことを修行とし、これを吹禅( すいぜん)と呼ぶ。

禅宗のひとつである普化宗は、中国・唐代(9世紀頃)に臨済宗とも関わりが深かった禅僧・普化(ふけ)を始祖とする。
江戸時代までには普化宗尺八とその哲学が広く世の中に浸透した背景に、僧侶たちが虚無僧として各地を旅し、座禅の代わりに尺八を吹くことによってお経をあげる。 尺八は単なる楽器ではなく、瞑想に捧げられた宗教的な道具(法器)とみなされていた。

椿原天満宮・春祭り♪ ‐ ‐ 金沢

2016-04-27 | オカリナ・心・癒し・ライアー
椿原天満宮・春祭り♪ ‐ ‐ 金沢

爽やかな春風が鎮守の森を通り抜ける、天神さまのお祭り日。
土笛の演奏と 紙芝居「いなばの白うさぎ」の奉納が行われた。(2015.4.26)

春~夏~秋~冬~春 と童謡・唱歌メドレー♪、君をのせて♪や さんぽ♪等 井上あずみ さんの持ち歌、そして、見上げてごらん夜の星を♪
ご参詣の皆さんそれぞれに口ずさんで下さり、心暖まる場を共にさせてもらった。

浅野神社宮司による紙芝居「いなばの白うさぎ」は、雅楽の伴奏と共に心に残る物語として、改めて聞き入った。
3年前から、小学校でも日本の神話を教える取組がなされ始めたという。

戦後、日本の礎となる文化の多くが、国土に生きる根本的な食文化と共に失われた。
今ごろ、という声もあるだろうが、神話に込められた教訓は時空を越えて活かすところが多い。

心の遺産として、自然環境共に遺し伝えるべきだろう! ‐ ‐ いつやるの? モチロン 今!

雅楽は、大陸からもたらされつつ日本独自に完成され、千年以上も古の形で伝えられ、他国で例を見ないとのお話もあった。

〔写真〕紙芝居の下側は、白うさぎの切り絵。実は、昨朝(4.25)前橋に着き、午後の新井淳子メモリアルコンサートを控え、午前中に合流した宇都宮からの仲間の方と、別会場での切り絵展示会で 体験をさせて頂いたもの。

《村祭り》
村の鎮守の神様の

今日はめでたい御祭日

ドンドンヒャララ ドンヒャララ

ドンドンヒャララ ドンヒャララ

朝から聞こえる笛太鼓 -明治45年(1912)唱歌-

★村祭り YouTube:https://youtu.be/l_ic7dbE4FM

🔘 天満宮:「天神」(てんじん)、「天神さま」等と呼ばれる。社名は、天満神社、祭神の生前の名前から菅原神社、天神を祀ることから天神社などとなっていることもある。