旅と歴史

全国各地の史跡を取り上げて紹介しています。

三井本館

2022年02月17日 | 旅 歴史

 東京都中央区日本橋室町に三井本館(みついほんかん)があります。
 三井本館は、越後屋の跡地に建てられた三井不動産保有のオフィスビルです。三井財閥を形成した三井合名会社、三井銀行、三井信託、三井物産、三井鉱山などの本社が入る、財閥の拠点的な機能を持つ建物として作られました。
 現在の建物は、明治35年(1902)竣工の旧三井本館が関東大震災で被災したため、昭和4年(1929)3月に建て替えられたビルです。複数の会社が入居する大規模なオフィスビルとして初めて、平成10年(1998)に国の重要文化財に指定されました。
 鉄骨鉄筋コンクリート造り、地上5階(現7階)地下2階建、建築面積4559.6平方mです。アメリカのトローブリッジ・アンド・リヴィングストン事務所が設計しジェームズ・スチュワート社が施工しました。新古典主義様式の外観を持つ建物で、イタリア・ヴェネツィア産の大理石などが使用されています。
 現在でも三井不動産の本社、三井住友銀行日本橋支店、中央三井信託銀行日本橋営業部などが入居しているほか、7階には三井家の所蔵品を展示している三井記念美術館が平成17年(2005)に開館しています。隣には三井不動産が同年7月に竣工した超高層ビル「日本橋三井タワー」があります。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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