岐阜県多治見市虎渓山町に永保寺(えいほうじ)があります。
虎渓山(こけいざん)永保寺(えいほうじ)は、多治見市にある臨済宗南禅寺派の名刹で、濃尾平野東北の丘陵地を流れる土岐川に面しています。雲水の修行道場である虎渓山専門道場も開いています。
庭園は国の名勝に指定され、観音堂と開山堂は国宝に指定されています。また永保寺の紅葉は、飛騨美濃紅葉33選に選ばれています。本堂の前には市の天然記念物の樹齢700年の大銀杏と志野・織部釉を施した陶製の灯籠があります。
永保寺は正和2年(1313)、土岐頼氏の招きを受けた夢窓国師(夢窓疎石)が、長瀬山のこの地に禅寺を開創したのが始まりです。夢窓国師がこの地を訪れた時、中国の廬山の虎渓の渓谷に似ていたことから虎渓山の山号がつけたといわれています。
夢窓国師は文保1年(1317)、元翁本元(仏徳禅師)に寺を託して上京し、建武2年(1335)、京都に臨川寺を開山しました。そのため、永保寺開山は元翁本元に改められました。南禅寺正的庵末寺の五山派寺院となり、後醍醐天皇、後光明天皇の勅願所となり、室町時代には30もの僧坊をもつ大寺になりました。
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