今日は群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原にある鎌原観音堂を紹介します。
天明3年の浅間山大噴火で鎌原村は時速100kmの火砕泥流に襲われました。この村には477人の村人が住んでいました。
その時、この観音堂に逃れた93人だけが奇跡的に助かりました。以来、観音堂は厄除け観音として信奉されています。
観音堂の前の石段は現在15段ですが本来は50段ありました。この石段を最後まで駆け上がった村人だけが火砕流から逃れることができました。わずか数段上りきれずに命を落とした人も発見されています。
残った村人はそれぞれ縁を組み、新しい家族となって村を再建していった、という悲しい云われのある場所です。
天明3年の浅間山大噴火で鎌原村は時速100kmの火砕泥流に襲われました。この村には477人の村人が住んでいました。
その時、この観音堂に逃れた93人だけが奇跡的に助かりました。以来、観音堂は厄除け観音として信奉されています。
観音堂の前の石段は現在15段ですが本来は50段ありました。この石段を最後まで駆け上がった村人だけが火砕流から逃れることができました。わずか数段上りきれずに命を落とした人も発見されています。
残った村人はそれぞれ縁を組み、新しい家族となって村を再建していった、という悲しい云われのある場所です。
歴史ある観音堂は私の家のほぼ裏にあり、浅間山大噴火の事はよく祖父母から聞いています。残された村人で再建していった地域こそ大切にしていきたいという思いが強いですね。