旅と歴史

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阿多由太神社

2024年08月13日 | 旅 歴史

 岐阜県高山市国府町木曽垣内に阿多由太神社(あたゆたじんじゃ)があります。
 阿多由太神社は日本三代実録に貞観9年(867)に従五位上に列した事が記載された古社で、延喜式神名帳に飛騨式内8社の一つと記載されています。古くから木曽垣内・三日町・半田の産土神として崇敬され「権現宮」といわれてきました。
 「斐太後風土記」によると文化年間(1804-1817)に吉田家臣・玉田常陸永辰が飛騨式内八社を調べに来て、当社を荒城神社として札を懸けたそうです。同じく荒城神社と認定された河伯大明神(現・荒城神社)の氏子が怒って札を外したそうです。
 くじをしてみたら阿多由太に当たったので阿多由太神社としたと記されているそうです。阿多由太神社は古くから神仏習合していました。明治の神仏分離令で仏教色は排され、昭和3年(1928)に郷社に列し、同年、神饌幣帛料供進社に指定されました。
 阿多由太神社本殿は国の重要文化財に指定され、本殿の両側の棚に安置されていた随身像は岐阜県の重要文化財に指定されています。阿多由太神社稲荷社殿と本地佛は高山市の有形文化財に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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