岐阜県恵那市岩村町に岩村城跡があります。
岩村城は霧ケ城とも呼ばれ、岩村町の東の標高717mの城山にあります。本丸が諸藩の居城の中で最も高い位置にあり、規模や縄張りの巧みさから備中松山城、大和高取城とともに日本三大山城の一つに数えられています。
本丸に向かって登っていくと一之門、土岐門、畳橋跡や追手門などの跡などがあります。かっては正面には三重櫓、枡形に入ると大手楼門があったようです。本丸手前には折れを持つ埋門や東口門などの虎口があり、岩村城のシンボルともいえる六段に積まれた高い石垣があります。
天守閣はなく、二重の本丸櫓と納戸櫓、東西両側に多聞櫓がありました。本丸の外側に二の丸、西外側には出丸、二の丸の外側に三の丸が配されていました。奥の一段高いところにあった本丸櫓は、藩主邸ができるまで藩主が住んでいたそうです。
岩村城跡は岐阜県指定史跡に指定され、平成18年(2006)に日本100名城に選定されています。また山麓の武家屋敷地に、下田歌子勉学所、歴史資料館、知新館、太鼓櫓などを整備し公園になっています。城下町である岩村町本通りは国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
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