おがはまのつぶやき

ボケばばぁの独り言です。今後の老老介護ならぬ朗々介護目指し、
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母との思い出

2009-06-22 05:15:25 | Weblog
昨日は母の7回忌でお墓参りに行って来ました。6人兄弟ですが、姉は東京で家を構えていますし、3男は大学病院で検査入院し6人でお参りしました。来れない姉と弟は携帯で10秒制限で念が通じるようにと拝みました。おはぎとだんごをお墓で賑やかに食べて、日陰で薄暗い感じですが、笑いで癒されました。男気の強い父と旅行にも行かずに家を守った母の優しい心は、子供、孫、ひ孫に伝授されているように思います。『悪いことするなよ、みんなに迷惑かけるなよ、」が口癖でした。子供達は誰も賢いと判を押す人もなく真面目一筋で定年になりました。わたしはそれで良かったと思っています。腰の曲がってきた母と姉とわたしで温泉へ1泊で行った時に母しか泳げなかったので、『母ちゃん泳いでみて?」と言ったら犬かきで上手に泳いだのには驚かされました。その次に80歳の時に「いとこ会」を温泉で盛大に行いました。横断幕には「なほみさんを囲む会」と大きく書かれていました。車から降りてわたしがすっかり腰の曲がった母を引いて歩き、玄関にはお出迎えの女性の制服姿が6人くらい立って待ち受けておりました。「いらっしゃいませー」恥ずかしさもあり「女代議士と思ったでしょ?』と言いましたら、そこに居合わせた人たち全員で爆笑です。母は「おしょすい(恥ずかしい)から黙ってろー」と幾つになっても控えめな母でした。それに加えてわたしも控えめを目標にしていますが、兄弟、友達からは絶対見えないそうです。本当はナイーブなんですよ、、、、、、。