外国人の在留資格変更のための・・・

昨日、行政書士会主催の申請取次事務研修会に参加してきました。

日本に住む外国人が在留資格や在留期間の更新等をするためには、自ら入国管理局に出頭しなければなりませんが、申請取次制度によって、弁護士・行政書士などが申請人に代わって申請書などを提出できるという制度です。
これによって外国人本人は入管に出頭しないで、仕事や学業に専念できる、という。

申請取次という言葉がしっくりきませんでしたが、申請の代理ではないということみたいですね。

それにしても、朝10時から4時過ぎまでというこの研修を、平日しかも週明けの月曜日に行うという所が何ともいえませんね。
新規登録者向けの研修だからでしょうか。

受講者は総勢483名。ぎゅうぎゅうに押し込められ、人一人のテリトリーは80cmほど。
こんな状況で、考査試験なんてできるんかいな、と思っていると、
考査は合否を決める試験ではなく、たとえ０点でも修了証を渡します」という説明が・・・・・。
考査やる必要性ある？弁当とかコーヒーブレイクとか考査とかいらないから、12,000円という受講料をもっと安くした方が・・・・？

それにしても、「例年盗難事件が発生してますので、貴重品はお持ちくださるよう・・・」というアナウンスには驚きました。


さて、午前中の講義が終わり、弁当が外で配られるというので、480人あまりの人が無言で出口に向かっている最中、後ろから、

「あ～もしもし、司法書士の○○ですが」
などという声が！！

しーんと静まりかえっている中でですよ？「行政書士」の研修会でですよ？
かかってきた電話に出るならともかく。
呼出した相手が不在と分かると、「じゃあいいです」ですって。

残念ながら、この状況で自分から電話しなきゃいけない必要性・緊急性はまったく窺い知れない。


また、各自自分の席で黙々と弁当を食べているときも、後ろの方から、大きな声で、
「委任状をもらってなかったので、委任状をください。法人税の」
等と電話をする、おそらくは税理士さんもいました。

差別化を図りたいんでしょうけど？
他資格との兼業者も半分くらいいると思うけど？

さて、申請取次事務研修会。
外国人を雇用する会社から時々問い合わせのある所なので、
この資格も持つことに超したことはありませんが、

しかし、しかし、

行政書士会は度々履歴書の提出を求めるけど、そもそも学歴とか経歴は仕事をする上で必要ですか？書くのがとても面倒です。

それにしても！！
申請取次申出書に添付する写真2枚の、2cm×2cmって？？
試しに普通サイズの証明写真で図ったら、頭が切れてしまう。
そんな証明写真あるんだろうか？プリクラでもいい？
いや、だめです。

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