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チヌかかり釣りとSR400 『櫻井漁のブログ』

8月10日 矢口浦「フィッシングつむら」さん釣行記

2016-08-11 11:31:02 | 釣行記
釣りトモさんよりリクエストをいただきましたので、久々に釣行記を書かせていただきます。

場所は、先日釣りトモさんとご一緒させていただいた1号筏でした。
1号筏と2号筏は、渡船場から少し離れた場所にあります。
特徴は、潮通しが良く、付近に「カキ棚」や「養殖コワリ」などの魚が居付きそうな場所がありません。
満潮時は湾内(渡船場方向へ右)に流れ、干潮時は沖(離れた場所のコワリ方面へ左)に流れます。

今回の釣行は、久々なのですが事前に攻略方法を考えていきました。
潮の流れにのせて流したダンゴ臭で、沖側の遠くに設置された養殖コワリより黒鯛を誘い出すのが狙いです。
作戦決行のために、エサ屋さんでブルーステージ12Kを2箱購入しました。
ダンゴ臭があんなに遠くまで届くはずがないと考えていましたので、今までは遠くのコワリを意識したコトはありませんでした。

今回の釣行にあたって、筆者が事前に考えた攻略方法を紹介いたします。
釣りをしていますと、海面を藻のようなモノや海ブドウや流木が流れていくコトがあります。
「うっとおしいなぁ~~」なんて思いながらやり過ごしていると、うっとおしいヤツに限って何時間後には、また戻ってきます。
「海面に流れるゴミが、もしもダンゴ臭だったら・・・・」というバカげた仮定が、実は今回の作戦のキモになります。
流れの速い時でも常にダンゴを一定リズムで打ちづけることが必要です。
作戦成功のカギは、「コワリまで流れて行ってちょうだい」と、ひたすら念じ続けるコトなのでした。

朝イチに、フロートに着いているイガイを4~5粒採って落とし込んでみました。
何も触ってきませんので、すぐにダンゴ釣りに切り替える事にしました。
ダンゴを2箱も買うコトがあまりありません。
もしも、ダンゴを余らしてしまっては作戦に支障をきたします。
朝からせっせと手返しよくダンゴを打っていましたら、昼までに1箱なくなってしまいました。
「早すぎたかな?」ペース配分がイマイチつかめません。
何よりも、作業的な感じでイマイチ釣りが楽しくなくて、眠たくて仕方ありません。
お隣の筏の方は、朝から何枚が釣られています。
見回りの船頭さんによりますと、離れた場所の3号筏でも、40数センチが釣れているそうです。
ここは呑気に「午後に期待しま~~す」と返事をして笑うしかありませんでした。
2時か3時頃よりチヌ御一行様が来る予定です。
信じるしかありません。

お昼過ぎに、活性があがってきてキビレを1枚釣りました。
何かよく解らない良型をバラシテしまってら、また静かになってしまいました。
しかし、予定通り(笑)2時くらいから気配がでてきました。
ボラも寄りだし、ダラダラと釣れだしてきました。
メリハリが欲しくなり、小針にコーンを一粒掛けして投下したダンゴを宙切りしてみたら、2回穂先が「キュイィィィーーン」と入りました。
サナギの一粒掛け宙切りでも1回「キュイィィィーーン」がありました。
助走をつけてからエサを食べにきますので、「キュイィィィーーン」と、よく引きます。
宙切りは只今、山本太郎さんイチオシの釣り方なのでした。
納竿時間は6時ですが、5時に派手に水を流しながら片づけ始めました。
「さぁ~~て、たくさん釣れたし帰ろうかなぁ~~~」なんて言いながら、一通り片づけを済ませました。
竿を1本とタモを除いては・・・。
「帰るのはウソ~~~」と筏の上で小芝居をしながら、8Bをつけた粒サナギを落としたら着底後すぐに穂先を押さえ込んできました。
これが仲間内で噂の、「帰ってきた帰る帰る詐欺釣法」です。
これが、けっこう高確率で釣れるのでした。


帰りの船上で、お隣の筏の釣り人さんに「午後からの追い上げ凄かったですね」と声を掛けていただきましたので、一応作戦は成功というコトで。
長文に最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。。完