魚を取り込む際に、ポンピングっていうのがあります。
長竿での釣りや船釣りなどの大型魚の釣りで、よくする方法です。
具体的には、魚を取り込む際に、どうしても片手で竿を支えきれない際に両手で竿を持ち、目いっぱい仰け反って竿を立ててから、竿を倒した時のテンションが抜けた隙に素早くリールを巻くという感じです。
名人の動画では『ポンピングをして、素早く取り込む!』ってコトでしたが、上がってきたチヌは、どちらかというと小型でした。
十分な余裕を持って片手で竿の操作が出来る場合は、リールのハンドルを巻いている時間が少しでも長い方が、早く取り込む為には理にかなっているように思うのですが・・・。
かかり釣りよりも、テコの作用が大きな長竿を使う磯釣りなどで、20cm程度の魚を掛けて、大人が大げさにポンピングをしている光景は、あまり見ません。
・・・。
動画の光景が、筆者には一種の儀式に見えてしまいました。