myminicity

ネットゲームを始めました アクセスに応じて町が発展します ので 皆さんのぞいて下さい
今では相当変わってますけど

夫婦に亀裂、代償の1票=原発長期避難の女性-「被災者に優しい人を」・都知事選

2014年02月01日 | 原発

夫婦に亀裂、代償の1票=原発長期避難の女性-「被災者に優しい人を」・都知事選

 原発政策が争点の一つとなった東京都知事選の投開票まで8日。東京電力福島第1原発の事故後、 子連れで都内に自主避難した母親は、届いた投票所入場券を複雑な心境で見詰めている。離れて暮らす夫との間にあつれきも生まれたが、福島県から住民票を移 して得た1票。「被災者の立場で施策を」。新しい知事に望みを託す。
 西東京市の増子理香さん(43)が、当時小学1年だった長女への影響を懸念 し、夫(41)と暮らす福島県三春町を離れたのは2011年5月。避難生活が長引く中、帰宅を望む夫と、まだ放射線量が高いと考える増子さんとの話し合い は平行線が続き、「たまに会っても放射線のことで口論になってしまう」という。
 おおらかな性格の夫が声を荒らげることもあり、「価値観が一致していると思っていたが、どんどん崩れた。いまだに溝は埋まらない」と話す。夫はいつの日か家族が一緒に暮らすよりどころを求め、移した住民票を戻したがった時もあった。
  同じ境遇の母親からは、子どもより夫に関する悩みを聞くことが増えた。独り暮らしで外食ばかりになった夫が体調を崩したり、避難生活をめぐるいさかいが高 じ、夫婦関係に深刻な亀裂が生まれたりするケースが目立つ。「家族の絆が分断される深刻な事態が表面化している」と話す。
 事故前は、平穏な暮ら しの中で「選挙から意識が遠のいていた」と言う増子さん。今なら自主避難者に対する乏しい支援など都の抱える課題が見える。「脱原発だけでなく、誰が被災 者に優しいのか。東京のリーダーを見極めたい」としっかりした口調で話した。 (2014/02/01-05:30)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿