これ以上マウント増やすのは止めようと思っていたのですが・・・
ある日、中古品を扱うショップの片隅のジャンクコーナーで、ビニール袋に入ったカメラを見つけてしまいました。見るとCANON EOS Kiss Digital Nでした。充電器と取扱説明書とストラップが付属して野口英世さん一人でおつりがくる価格なので・・・ そして決め手は自宅で眠っているコンパクトフラッシュが使えるということで、節操もなく買ってしまいました。
EFレンズは持っていなかったので、ボディより高いレンズは買えないとばかりにジャンクで探しまいましたが、いずれもAF不良の外れレンズばかりでした。EOSには縁がないかもしれないと諦めていたところ、ついに中古ショップの棚に格安の望遠ズームEF-S 55-250mm F4-5.6 ISを見つけ嬉しくなって入手してしまいました。
レンズ構成 10群12枚
最短撮影距離 1.1m
重量 390g
フィルター径 58mm
こうやって増殖していくのですね。これまで何度も経験して分かっていながら、また沼に落ちてしまいました。
小型軽量でレンズ内手振れ防止IS付きの35ミリ判換算400mmまでの望遠ズームですので、使い勝手は良いです。
ボケもけっこうきれいです。
カメラが800万画素ですのでレンズとしての画質も十分です。
EOS Kiss Digital N+EF-S 55-250mm F4-5.6 IS
またオモチャが増えてしまいました。もう部屋の中に置く場所が無いのに、懲りないですね。困ったものです。
ある日、中古品を扱うショップの片隅のジャンクコーナーで、ビニール袋に入ったカメラを見つけてしまいました。見るとCANON EOS Kiss Digital Nでした。充電器と取扱説明書とストラップが付属して野口英世さん一人でおつりがくる価格なので・・・ そして決め手は自宅で眠っているコンパクトフラッシュが使えるということで、節操もなく買ってしまいました。
EFレンズは持っていなかったので、ボディより高いレンズは買えないとばかりにジャンクで探しまいましたが、いずれもAF不良の外れレンズばかりでした。EOSには縁がないかもしれないと諦めていたところ、ついに中古ショップの棚に格安の望遠ズームEF-S 55-250mm F4-5.6 ISを見つけ嬉しくなって入手してしまいました。
レンズ構成 10群12枚
最短撮影距離 1.1m
重量 390g
フィルター径 58mm
こうやって増殖していくのですね。これまで何度も経験して分かっていながら、また沼に落ちてしまいました。
小型軽量でレンズ内手振れ防止IS付きの35ミリ判換算400mmまでの望遠ズームですので、使い勝手は良いです。
ボケもけっこうきれいです。
カメラが800万画素ですのでレンズとしての画質も十分です。
EOS Kiss Digital N+EF-S 55-250mm F4-5.6 IS
またオモチャが増えてしまいました。もう部屋の中に置く場所が無いのに、懲りないですね。困ったものです。
CanonのMF時代の憧れの大口径標準レンズCanon FD55mm F1.2。7年ぶりの紹介です。
けっこうな重量ですので、なかなか持ち出せませんでしたが、意を決して夜の街に持ち出してみました。
レンズ構成 5群7枚
最短撮影距離 0.6m
重量 565g
フィルター径 58mm
前回はマイクロフォーサーズでしたが、今回はフルサイズでの撮影をしてみました。
絞り開放では、わずかにフレアが出ますが、けっこう良い雰囲気です。
とろけるような玉ボケが素晴らしいです。
いずれもSONY α7+Canon FD55mm F1.2
イルミネーションがきれいになるこの季節に活躍するレンズです。重さに負けずにもっと持ち出してあげたいです。
けっこうな重量ですので、なかなか持ち出せませんでしたが、意を決して夜の街に持ち出してみました。
レンズ構成 5群7枚
最短撮影距離 0.6m
重量 565g
フィルター径 58mm
前回はマイクロフォーサーズでしたが、今回はフルサイズでの撮影をしてみました。
絞り開放では、わずかにフレアが出ますが、けっこう良い雰囲気です。
とろけるような玉ボケが素晴らしいです。
いずれもSONY α7+Canon FD55mm F1.2
イルミネーションがきれいになるこの季節に活躍するレンズです。重さに負けずにもっと持ち出してあげたいです。
今回はCanonのMF時代の明るい広角レンズCanon FD35mm F2の紹介です。
レンズ構成 8群9枚
最短撮影距離 0.3m
重量 420g
フィルター径 55mm
最短撮影距離は0.3mですので、この明るさのレンズとしてはかなり寄れるほうではないかと思います。
このレンズは8群9枚ですが最前面の1枚目が凹レンズになっているのが特徴です。
私が手に入れた個体は、構成内のレンズが見事に黄変色しているものでした。これは当時(1960年代から1970年代初め)の高性能レンズによく採用されていた酸化トリウムガラスを使用してものが、経時変化で黄変色したものではないかと思われます。
さて、写りのほうはどうでしょうか。
まずは遠景。絞り開放でも四隅の画像の流れはかなり少ないようです。かなり優秀なほうだと思います。
近接撮影では背後のボケはけっこうきれいですね。このような夕方の光景には、黄変が有利に働いているかもしれません。
玉ボケもけっこうきれいに出ます。
いずれもSONY α7+Canon FD35mm F2
さすがに当時の高性能レンズです。写りは相当に優秀です。
レンズ構成 8群9枚
最短撮影距離 0.3m
重量 420g
フィルター径 55mm
最短撮影距離は0.3mですので、この明るさのレンズとしてはかなり寄れるほうではないかと思います。
このレンズは8群9枚ですが最前面の1枚目が凹レンズになっているのが特徴です。
私が手に入れた個体は、構成内のレンズが見事に黄変色しているものでした。これは当時(1960年代から1970年代初め)の高性能レンズによく採用されていた酸化トリウムガラスを使用してものが、経時変化で黄変色したものではないかと思われます。
さて、写りのほうはどうでしょうか。
まずは遠景。絞り開放でも四隅の画像の流れはかなり少ないようです。かなり優秀なほうだと思います。
近接撮影では背後のボケはけっこうきれいですね。このような夕方の光景には、黄変が有利に働いているかもしれません。
玉ボケもけっこうきれいに出ます。
いずれもSONY α7+Canon FD35mm F2
さすがに当時の高性能レンズです。写りは相当に優秀です。
キャノンのMF標準レンズFL50mm F1.4、1960年代の後半のレンズです。
キヤノンのFL50mm F1.4にはいくつかタイプがあるようです。キヤノンカメラミュージアムには3つのタイプ(無印とIとII)が載っています。無印のものは写真が掲載されていないので外見上の区別は不明ですが、カメラミュージアムに写真が掲載されているIとIIで外見上の相違点は、オートとマニュアルの切替が絞り環側にあり点の印字になっているのがI型、マウント側にありAとMの印字があるものがII型となります。紹介するこのレンズは絞り環側に切替があり、かつAとMの印字があります。どちらのタイプとも異なっています。もしかするとカメラミュージアムに写真が掲載されていない無印かもしれませんが。
レンズ構成 5群6枚?
最短撮影距離 0.6m
フィルター径 58mm
写りのほうは、絞り開放ではうっすらとフレアが出ますが、非球面レンズなども使わないレンズ構成としては、解像度も高そうで、なかなかの高性能ぶりです。
ほんの少し絞れば抜群の描写となります。
絞り開放で、条件によっては背景が少し回りますが、これはこれでなかなか面白いです。
ちょっと二線ボケは出ることもありますが、この時代としてはなかなか優秀なレンズといえるでしょう。
いずれもSONY α7+Canon FL50mm F1.4
かなり楽しめるレンズです。比較的手に入れやすいレンズですので、お一ついかがですか。
キヤノンのFL50mm F1.4にはいくつかタイプがあるようです。キヤノンカメラミュージアムには3つのタイプ(無印とIとII)が載っています。無印のものは写真が掲載されていないので外見上の区別は不明ですが、カメラミュージアムに写真が掲載されているIとIIで外見上の相違点は、オートとマニュアルの切替が絞り環側にあり点の印字になっているのがI型、マウント側にありAとMの印字があるものがII型となります。紹介するこのレンズは絞り環側に切替があり、かつAとMの印字があります。どちらのタイプとも異なっています。もしかするとカメラミュージアムに写真が掲載されていない無印かもしれませんが。
レンズ構成 5群6枚?
最短撮影距離 0.6m
フィルター径 58mm
写りのほうは、絞り開放ではうっすらとフレアが出ますが、非球面レンズなども使わないレンズ構成としては、解像度も高そうで、なかなかの高性能ぶりです。
ほんの少し絞れば抜群の描写となります。
絞り開放で、条件によっては背景が少し回りますが、これはこれでなかなか面白いです。
ちょっと二線ボケは出ることもありますが、この時代としてはなかなか優秀なレンズといえるでしょう。
いずれもSONY α7+Canon FL50mm F1.4
かなり楽しめるレンズです。比較的手に入れやすいレンズですので、お一ついかがですか。
絞り込み側光の時代のキヤノンの標準レンズCanon FL 50mmF1.8です。
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.6m
重量 228g
フィルター径 48mm
今日は、先日ご紹介したFD-LeicaMマウントアダプターを使います。
さらにLeicaM-SonyEヘリコイド付マウントアダプターを装着してフルサイズで撮影します。
玉ボケもででますが、このような被写体では口径食も少し出ますので、なかなか面白いです。
このアダプターは、ヘリコイドが付いているので、元のレンズの最短撮影距離0.6mより近づいて撮影ができます。
40cm位まで近づくと、とろけるようなボケが出てきます。
いずれも SONY α7+Canon FL 50mmF1.8
なかなか、たのしいですね。
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.6m
重量 228g
フィルター径 48mm
今日は、先日ご紹介したFD-LeicaMマウントアダプターを使います。
さらにLeicaM-SonyEヘリコイド付マウントアダプターを装着してフルサイズで撮影します。
玉ボケもででますが、このような被写体では口径食も少し出ますので、なかなか面白いです。
このアダプターは、ヘリコイドが付いているので、元のレンズの最短撮影距離0.6mより近づいて撮影ができます。
40cm位まで近づくと、とろけるようなボケが出てきます。
いずれも SONY α7+Canon FL 50mmF1.8
なかなか、たのしいですね。
1966年発売のキャノンのMF広角レンズFL 28mmF3.5です。発売からすでに50年以上経ています。
レンズ構成 7群7枚
最短撮影距離 0.4m
重量 240g
フィルター径 58mm
前玉が大きいレトロフォーカスタイプのレンズですが、今のデジタルカメラに付けるとバランスは良い感じです。
絞り開放では四隅が少し甘くなりますが、中心部分は十分に解像しています。歪曲が少しありますが、気になるほどではありません。
近距離では、特徴のある後ろボケが少し出ますが、これも個性で面白いですね。
SONY α7+Canon FL 28mmF3.5
半世紀前の発売ですが、今でも十分活躍できるレンズです。
こんなレンズを発掘して、今後もご紹介してきたいと思います。
レンズ構成 7群7枚
最短撮影距離 0.4m
重量 240g
フィルター径 58mm
前玉が大きいレトロフォーカスタイプのレンズですが、今のデジタルカメラに付けるとバランスは良い感じです。
絞り開放では四隅が少し甘くなりますが、中心部分は十分に解像しています。歪曲が少しありますが、気になるほどではありません。
近距離では、特徴のある後ろボケが少し出ますが、これも個性で面白いですね。
SONY α7+Canon FL 28mmF3.5
半世紀前の発売ですが、今でも十分活躍できるレンズです。
こんなレンズを発掘して、今後もご紹介してきたいと思います。
Lumix G2+FD 50mm 1:3.5 S.S.C.
なかなかきれいなボケです。
橙色のバックライトが目立ちますが、花壇に咲いているキバナコスモスです。
CanonのMF時代の大口径標準レンズ、FD50mm F1.4 S.S.C.(II)です。
レンズ構成 6群7枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径 55mm
重量 305g
都内の中古カメラ店のジャンク売り場から救出したものです。表面の少しのカビは清掃しましたが、分解がうまくできなかったので内側の小カビはそのままにしてあります。
解放F値では、けっこう滲みます。柔らかく味がある描写をします。
近接撮影時の後ろボケはけっこう特徴があります。
最短撮影距離では、本当にボケがきれいです。
いずれも Lumix G2+FD50mm F1.4 S.S.C.
レンズ構成 6群7枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径 55mm
重量 305g
都内の中古カメラ店のジャンク売り場から救出したものです。表面の少しのカビは清掃しましたが、分解がうまくできなかったので内側の小カビはそのままにしてあります。
解放F値では、けっこう滲みます。柔らかく味がある描写をします。
近接撮影時の後ろボケはけっこう特徴があります。
最短撮影距離では、本当にボケがきれいです。
いずれも Lumix G2+FD50mm F1.4 S.S.C.
CanonのMFマクロレンズ、New Macro FD 50mmF3.5です
New Macro FD 50mmF3.5
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.232m
フィルター径 52mm
重量 235g
東京で開催されたあるカメラ中古市でジャンクレンズとして売られていたものです。カビはありませんでしたのでそのまま使っています。
さてこのレンズは、NewFD時代の1/2倍までの標準マクロレンズで、以前に紹介したFD 50mm 1:3.5 S.S.C.より新しいNew FDの時代のマクロレンズで、さらに軽量・コンパクト化されています。 マウントアダプターを介してマイクロフォーサーズ機で撮影しました。そうすると100mmマクロのような画角で撮影でき、とても使いやすくなります。
マクロ領域で撮影です
絞り解放でも、けっこうシャープです。
いずれもLumix G2+New Macro FD 50mmF3.5
New Macro FD 50mmF3.5
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.232m
フィルター径 52mm
重量 235g
東京で開催されたあるカメラ中古市でジャンクレンズとして売られていたものです。カビはありませんでしたのでそのまま使っています。
さてこのレンズは、NewFD時代の1/2倍までの標準マクロレンズで、以前に紹介したFD 50mm 1:3.5 S.S.C.より新しいNew FDの時代のマクロレンズで、さらに軽量・コンパクト化されています。 マウントアダプターを介してマイクロフォーサーズ機で撮影しました。そうすると100mmマクロのような画角で撮影でき、とても使いやすくなります。
マクロ領域で撮影です
絞り解放でも、けっこうシャープです。
いずれもLumix G2+New Macro FD 50mmF3.5
CanonのMFマクロレンズ、FD 100mm 1:4 S.C.です。
CANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 S.C.
レンズ構成 3群5枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径 55mm
重量 530g
いつも通っている中古カメラ店の「ジャンク売り場」にありました。けっこうレンズ構成の内側にカビが出ていたので格安です。
家に帰ってから前から銘板を外し、その中の3つのプラスねじを外したのですが、レンズが外れません。何度もトライしているうちにポロっと前群のレンズごと外れました。前群の内側面と中群の前側面にひどいカビがあったので、過酸化水素水でできれいにふき取りました。少し汚れは残っていますが、これで良しとしましょう。
さてこのレンズは、FD時代の1/2倍までの望遠マクロレンズです。けっこうずっしり重いです。
最短撮影距離までヘリコイドまわすと全長がこんなに伸びます。
マウントアダプターを介してマイクロフォーサーズ機で撮影しています。
相当シャープです。
いずれもLumix G2+FD 100mm 1:4 S.C.
なかなか発色も良いようです。
CANON MACRO LENS FD 100mm 1:4 S.C.
レンズ構成 3群5枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径 55mm
重量 530g
いつも通っている中古カメラ店の「ジャンク売り場」にありました。けっこうレンズ構成の内側にカビが出ていたので格安です。
家に帰ってから前から銘板を外し、その中の3つのプラスねじを外したのですが、レンズが外れません。何度もトライしているうちにポロっと前群のレンズごと外れました。前群の内側面と中群の前側面にひどいカビがあったので、過酸化水素水でできれいにふき取りました。少し汚れは残っていますが、これで良しとしましょう。
さてこのレンズは、FD時代の1/2倍までの望遠マクロレンズです。けっこうずっしり重いです。
最短撮影距離までヘリコイドまわすと全長がこんなに伸びます。
マウントアダプターを介してマイクロフォーサーズ機で撮影しています。
相当シャープです。
いずれもLumix G2+FD 100mm 1:4 S.C.
なかなか発色も良いようです。