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迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

ズイコーレンズが付いた二眼レフ Airesflex U型

2021-01-24 23:20:32 | Classic Camera

アイレス写真機製作所の二眼レフAiresflex U型を紹介します。昨年紹介したアイレスフレックスは、レンズがCoral 75mm F3.5でしたが、今回紹介するAiresflex U型は、オリンパスのZuiko F.C. 7.5cm F3.5のレンズが搭載されています。

 サイズ   6×6cm判12枚撮り
 レンズ   Zuiko F.C. 7.5cm F3.5
 シャッター COPAL B, 1-1/200 セルタイマー付
 フィルムカウンター スタートマーク合わせ式 手動リセット


正面からの外観は、昨年紹介したアイレスフレックスに似ていますが、今回のAiresflex U型は、フィルムカウンターがスタートマーク式になっています。カメラの右上の巻き上げノブの横にカウンター窓があります。

 

   

 

背面には、ローライフレックスのような露出表が付いています。 

古き時代の二眼レフは、なかなか良いですね。

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無骨な面構え Airesflex modelⅣ

2020-05-10 17:21:51 | Classic Camera

アイレス写真機製作所の二眼レフAiresflex modelⅣを紹介します。
アイレス写真機製作所は1950年代に、二眼レフ、35ミリ判カメラを製造販売していました。二眼レフAiresflexはオリンパスのズイコーや日本光学(現ニコン)のニッコールの優秀なレンズも搭載していました。Airesflex modelⅣはアイレスの二眼レフとしては最終期のもので、傘下の昭和光機製のCoral 75mm F3.5が付いた廉価版機種だったようです。webでもこの機種は情報が少ないのですが、セイコーのシャッターが付いた機種もあるようです。

   

 サイズ   6×6cm判12枚撮り
 レンズ   Coral 75mm F3.5
 シャッター COPAL B, 1-1/300 セルタイマー付
 フィルムカウンター ノブ巻き上げ赤窓式

レンズ周りのデザインはやや武骨な感じです。

還暦をとうに過ぎた無骨な老人という風貌でしょうか。古き時代を感じさせるカメラです。

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洗練されたフォルムが光るスプリングカメラ オリンパスクロームシックスVA

2020-05-06 17:01:30 | Classic Camera

今日、ご紹介するカメラは、ブローニーフィルム判のスプリングカメラ オリンパスクロームシックスVAです。1955年1月発売とのことです。

 サイズ   6×6cm判12枚撮り、6×4.5cm判16枚撮り(切替式)
 レンズ   D. Zuiko F.C. 7.5cm F3.5 (3郡4枚)
 シャッター COPAL B, 1-1/200 セルタイマー付
 フィルムカウンター レバー巻き上げ赤窓式

オリンパス初のインダストリアルデザイン志向のカメラとのことで、なかなか洗練されたフォルムです。
レンズは以前に紹介したMamiya-6 V型に付いているものと同型のようです。

このカメラの特徴は、6×6cm判とセミ判(6×4.5cm判)が切り替えられることです。背面を見ると2つの窓がついています。

裏蓋をあけると、セミ判の枠(C)を入れることでセミ判として使えます。背面の小さなレバー(B)を右に動かすことでファインダーもセミ判用に変更することができます。またフィルム送りはノブではなく、巻き上げレバー(A)を動かして赤窓に出る数字を合わせるという仕組みになっています。

当時の価格はケース付きで14,500円したそうです。

参考文献
https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/camera/ol-chromesixVa/?page=technology_museum 「オリンパスクロームシックスVA」オリンパスグループ企業情報サイト (最終閲覧日:2020年5月6日)

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優雅な顔つきの二眼レフ Yashicaflex A2

2020-05-06 15:33:38 | Classic Camera

ヤシカ(現・京セラ)の二眼レフYashicaflex A2を紹介します。
戦後1950年代になると日本ではたくさんのカメラメーカーが二眼レフを製造を始めました。AからZまで名前があると言われる国産二眼レフブームです。
ヤシカは1950年代前半から二眼レフの販売を始め京セラになってからの1988年頃まで販売していました。(※1)1988年といえば、すでにAF一眼レフが出ていた時代です。その時代までずっと二眼レフが生き残っていたことに驚くばかりです。
Yashicaflex A2は1956年から1957年まで販売されていたようです。(※2)

 

 サイズ   6×6cm判12枚撮り
 レンズ   Yashimar 80mm F3.5
 シャッター Citizen MXV B,1-1/400
 フィルムカウンター 赤窓式

 

レンズ周りのデザインはなかなか優美な曲線を描いており、エレガントなデザインです。
18年前に入手しましたが、レンズにカビがあったので清掃しました。現在でも問題なく使用できます。

    

参考文献
※1:小川伸也(2006)「ヤシカマット124G」『魅力再発見・二眼レフ』 p.150,写真工業出版社
※2:http://www.yashicatlr.com/  Paul Sokk 「Yashica TLR」 (最終閲覧日:2020年5月6日)

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使ってみたい銘玉 Retina II #110 with Ektar 47mm F2

2020-05-05 17:41:16 | Classic Camera

ドイツコダック社が1934年から第2次大戦前から戦後にかけて製造した35mmビューファインダーレンズシャッターカメラRetina(レチナ)。その中の戦後の1946年から1949年まで製造されたのが、今回紹介するRetina II(#011)です。

ちなみにRetina IIはレンズ固定フォールディングカメラで、1936年の最初の型(#122)から始まり、#142→#011→#014と1951年まで製造されていたようです。※1 #142については以前にご紹介していました。

Retina II #110のレンズは、シュナイダーのクセノン50mm F2、ローデンストックのヘリゴン50mm F2 と私が入手したレチナについていた米国コダックのエクター47mm F2の3種があったようです。(※1、2)
エクター47mm F2は、第2次大戦末期に米軍通信隊の依頼でニューヨーク・ライツ社の下請けだったプレミア・インスツルメント社に作らせたライカIIIaのコピー機であるカードンの標準レンズとして、米国ロチェスターのコダック社から供給されていたものが有名ですが(※3、4)、カードン用のライカLマウントのレンズは、数も少ないため、現在でもものすごく高価で取引されているそうです。レチナIIのエクター47mmもカードン用に供給されていたものと同じ構成のものと言われています。シリアル番号の冒頭のEOは1946年製であることを表しています。(※1)


私が入手したRetina II は、ボディの表面は剥がされ錆が出ており、巻き上げノブは外され、蛇腹は破れており蓋が閉まらない、というジャンクカメラでした。幸いにしてレンズはわずかな傷や汚れがあるものの、使えそうな状態ですので、レンズだけを摘出したいと思ってトライしましたが、なかなかうまくいきませんでした。またいつかもう一度チャレンジしてみようかと思っています。

参考資料
※1:山嵜省一(2004)「コダック・レチナII」『スプリングカメラでいこう』 p.52,写真工業出版社
※2:片山良平「特集2 レチナのすべて」『カメラレビュー クラシックカメラ専科34 ローライ二眼レフヒストリー、レチナのすべて』1995年9月発行,p.30,朝日ソノラマ社  
※3:西ゆうじ(1999)「憧憬のレンズ”エクター”」『クラシックカメラ劇場』 p.84,主婦と生活社
※4:武田正一郎,岡田誠一郎,田村影英「ライカスクリューマウント ノンライツ特集! コダックエクター」 『カメラスタイル13巻』2001年11月発行,p.28,ワールドフォトプレス社 

 

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今年もよろしくお願いいたします  LEITZ minolta CL

2020-01-04 16:47:28 | Classic Camera
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。


2020年最初の写真は、日独合作のライカの異端児LEITZ minolta CLです。
ライカとミノルタが共同開発したコンパクトライカ、日本市場向けがLEITZ minolta CL、日本以外の市場向けがLeica CLの名称で販売されていました。中古カメラとしてはLeica CLのほうが高価なようですが、生産台数はLEITZ minolta CLのほうがかなり少なく、希少価値の高いカメラのようです。
レンズはミノルタCLE用の標準レンズとして販売されたM-ROKKOR 40mm F2、アクセサリシューには外付け露出計Voigtlander VCメーターをつけています。このLEITZ minolta CLの内蔵露出計は、Leica M5と同様に巻き上げるとセンサー基板のついたアームが下りてくるという構造のもので、故障しやすいようです。私の機体も露出計が故障していたので、外付け露出計をつけて使っていました。

今年も、あまり陽の目をみないレンズやカメラにスポットを当てていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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2019年、今年もよろしくお願いします BRAUN Paxette

2019-01-05 23:29:29 | Classic Camera
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



2019年最初の写真は、旧西ドイツ製のレンジファインダーカメラBRAUN Paxetteです。
以前に紹介したBRAUN Super IIとは異なり、レンズ固定タイプで、STAEBLE-KATA 45mm F2.8がついています。小さいカメラなのですが、持つとずっしり重く感じます。シャッターが壊れていて全く動きませんので、いつかレンズだけ抜き出してマウント加工したいと思っています。

今年も、あまり陽の目をみないレンズやカメラにスポットを当てていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
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今年もよろしくお願いいたします KODAK RETINA REFLEX S

2018-01-03 23:06:19 | Classic Camera

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2018年最初の写真は、レンズ交換式レンズシャッター一眼レフのKODAK RETINA REFLEX Sです。
現代のカメラにはないオール金属の美しいカメラです。
斜め上から撮ると、シャッター速度環と絞り環のメカニカルな造作が格好良いですね。


今年も、あまり陽の目をみないレンズやカメラにスポットを当てていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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ジャンクコンパクトカメラ4台100円

2016-01-23 22:40:56 | Classic Camera
とあるカメラ屋で「ジャンクコンパクトカメラ4台100円」と書かれたお宝を発見しました。


さて中身は何でしょうか? 金属製のカメラが4台見えます。


開封してみると、
まずは、リコーの AUTO SHOT。スプリングモーターによる巻き上げが特徴のカメラです。レンズはColor Rikenon 35mmF2.8。1964年発売。


2台目は、同じくリコーのHI-COLOR 35S。レンズの銘環が外されています。同様にスプリングモーター巻き上げのカメラ。1970年発売。


3台目は、オリンパスのPEN EE-3。ハーフ版のカメラ。レンズはD-Zuiko 28mm F3.5。1973年発売。


最後はレンズシャッター式一眼レフ、トプコンのPR。レンズはTopcor 5cm F2.8ですが、レンズ周りの部品が外されています。1959年発売。なかなか面白い機構をしていますが、これは後日にでも詳細に報告したいと思います。ファインダー覗いてピント合いますので、レンズが欠けていることはなさそうです。


貴重な金属カメラが4台。ジャンクといえども、1台あたり25円という破格値で手に入りました。少しいじって楽しんで、飽きたら分解してみようかと思います。
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「一家に1台」かわいいファミリーカメラ  ~コニレットII

2013-09-21 23:48:41 | Classic Camera

小西六(その後コニカ→現コニカミノルタ)が1953年に販売開始したファミリーカメラ「コニレットI」、
専用パトローネに入った35mm無孔フィルムを使用するかわいいカメラでした。。
今回ご紹介するコニレットIIは、シャッターがコパル製に、トップカバーを金属製に変更した機種で、1956年に発売されました。


裏蓋は全部が外れます。


誇らしげな「Konilette」の銘板


コニレットII
フィルム 30×36(35m/m孔なしパトローネフィルム使用、樹脂本体)
フィルム給送 手巻
シャッター コパルB・1/25~1/200秒
焦点調節 前玉回転目測式
レンズ Konitor50mm F4.5(3群3枚)
フィルター径 19mm
最短撮影距離 1.0m


あるカメラ屋のジャンク棚にありました。
デジタルに移行してからはクラシックカメラは購入しないようにしていましたが、純正フードとフィルター付だったので
思わず購入してしまいました。もちろんシャッター故障品です。
これが純正フードです。
桜に六のマークが付いています。


フードをつけると、格好良いでしょう。

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Mamiya-6 V型

2011-05-28 21:01:35 | Classic Camera

今日、紹介するカメラは、Mamiya-6 V型、6×6判のスプリングカメラです。1953年頃の発売のようです。


レンズはオリンパス製のD.Zukiko 1:3.5 f=7.5cm(3群4枚)がついています


そして、このカメラ最大の特徴は、焦点調整がバックフォーカシングになっていることです。
この写真にある、フィル押さえの圧板のところが動きます。
レンズが動くのではなく、フィルム側が動くのです。


右肩の所にあるノブを回して焦点調整します。


上から見ると、右側に距離が出ているのが見えます。


D.Zukiko 1:3.5 f=7.5cmは、経年で白濁するものが多いのですが、幸いなことにこのレンズは大丈夫でした。
すでにシャッター故障し、蛇腹は光線漏れしていますので、今度、レンズを取り出して使ってみようかと思っています。

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BRAUN Super PAXETTE IIBL

2010-07-19 17:48:00 | Classic Camera

BRAUN super IIを手に入れてから、ずっと交換レンズを探していました。
或る年の中古カメラ市で、格安のボディーのセットをみつけ入手したBRAUN Super PAXETTE IIBLです。



super PAXETTE IIに比べ、ファインダーにブライトフレームが入ったこと、露出計内蔵されていることなどが変化点です。なお、二重像合致式距離計連動は同じ方式。当然、レンズも共通です。
  

super PAXETTE IIに比べずいぶん背が高くなりました。
コンパクトさは少し失われたようです。


この頃のドイツ製カメラは、本当に精密機械という感じがして、よいですね。

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BRAUN Super II

2010-07-19 16:06:36 | Classic Camera
旧西ドイツ製のレンジファインダーカメラBRAUN Super IIです。
ロゴはBRAUNとしか書かれていませんが、Super PAXETTE IIと同じもののようです。


1956年頃のものです。
当時、別称プアマンズライカと言われ、高価なライカに比べ比較的廉価でレンズ交換の出来るレンズ交換式のレンジファインダーカメラが多数販売されていました。
多くのものが比較的製造コストが安くすむレンズシャッター機です。
以前にここでも紹介した、Ftura PAltix-nなどもこの範疇に入ります。
その中でもBRAUN PAXETTEシリーズは、レンズやアクセサリーなどのシステムとして豊富にそろっていることが特徴です。

  

マウントは39mm径のスクリューマウントです。
プアマンズライカらしく、ライカLマウントと同じ径ですが、ビハインドシャッター機なのでフランジバックがライカLよりも長くなっています。ライカL39が28.8mm、PAXETTEが44.0mmです。
昔はPAXETTE用レンズをライカマウントレンズと間違えて失敗した人もいたと、聞いています。
今となっては、PAXETTE用レンズの方が珍しいかもしれません。


レンズは、PAXETTEオリジナルブランド以外にも、
Zeiss製、Steinheil製、Schnaider製などがあります。

文献によると、下記のようなレンズが知られているようです。
(まだまだ、たくさんあるのかもしれませんが)
 Staeble Choroplast 4.5/35
 Staeble - Lineogon 3.5/35
 Staeble Choro 3.5/38
 Staeble Kata 2.8/45
 Steinheil Cassarit 2.8/45
 Staeble Kata 2.8/50
 Ultralit 2.8/50
 Zeiss Tessar 2.8/50
 Schneider Xenar 2.8/50
 Steinheil Quinon 2/50
 Roeschlein Luxon 2/50
 Staeble Neoplast 5.6/85
 Telenar 3.8/90
 Enna Ennalyt 3.5/135
 Telenar 5.6/135
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Voigtlander VITO

2009-10-25 18:36:07 | Classic Camera

フォクトレンダーVoigtlanderのスプリングカメラVITOです。
35mm判フィルム使用でピント合わせは目測になります。


最初のVITOは1939年に若干量生産されたそうです。
第二次世界大戦を挟んで戦後の1949-1950年に同型のVITOが生産されています。
私のVITOは1949年のもののようです。

軍幹部がのっぺりしています。シャッターボタンが見あたりません。
どこにあるか分かりますか?


実は、レンズの脇の向かって左上にある2本足の白い細長いレバーがシャッターボタンです。
このあたりは、さすが他社のまねは絶対にしないフォクトレンダー。
なお、このカメラはフィルムを入れないとシャッター切れません。それを知らずにいると、シャッターが故障したと勘違いしてしまいます。

 レンズは、Skopar 1:3.5 f=5cm テッサータイプ
 シャッターは、ProntorII

バリエーションとして、レンズがColor Skopar 3.5/50mmやCompur-Rapidシャッターのものもあるようです。
折り畳むにはレンズの脇の向かって左にある、2つの黒い突起を同時に押します。

蓋を閉めると、その蓋の上には、誇らしげにVマークが出ます。


ドイツ製らしい作りの良さを感じるカメラです。
その後、ファインダーが大きくなったVITOIIとなり、最後は距離計が内蔵となったVITOIIIと進みます。

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Altissa Altix-n

2009-10-19 22:54:04 | Classic Camera
先日のフォーサーズ用ストロボFL-36の記事の被写体、何のカメラかお分かりでしたか?


このカメラは、旧東ドイツで作られていたAltissa社のAltix-nです。
レンズは、Meyerの Trioplan 1:2.9/50
レンズ銘の通り、3枚玉です。
実は、このカメラはレンズ交換式なのです。


スピゴットマウントです。
用意されていたレンズとしては、下記のものが知られています。
 ・CZJ Tessar 2,8/50
 ・Meyer Trioplan 2,9/50
 ・E. Ludwig Meritar 2,9/50
 ・Meyer Lydith 3,5/30
 ・Meyer Telefogar 3,5/90
 ・Meyer Primagon 4,5/35

ファインダーに窓がひとつしかないので、お気づきになった思いますが、距離計は内蔵されていません。目測式でした。


私のものは、シャッターが故障しています。
レンズのマウントを改造して、デジタル一眼で使ってみたいものです。
3枚玉Meyer Trioplan 1:2.9/50、どんな描写をするのでしょうか。
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