岩千晶のつれづれ日記

教育工学を専門とし,高等教育における学習環境デザインに取り組むママ研究者の岩千晶が気の向くままに書いている日記

エルサルバドルとの文通パート2

2006年07月07日 | Weblog
エルサルバドルから手紙が届いた。封筒は学生と一緒にあけることにした。みんなといっしょにわくわくしながら開けたいしね。

授業が始まって手紙が届いたことを伝えると学生からは喜びの表情が伺えた。代表者の学生に封筒を開けてもらい手紙を配った。手紙には自己紹介の内容と質問が2つ書かれていた。

何名かの学生に話を聞いていると

「”なぜ日本では履歴書を書くときに西暦ではなくて平成とか昭和とかを使うのですか?”という質問が書かれていたんですけど、ちょうどこれ、先週の日本国憲法で勉強したんです!やったー」という意見や

「”僕はカーエンジニアの本をたくさん買いたいのですがどうすればいいと思いますか”という質問があったんですけど、これってお金をくださいってことですかね・・・」という意見などがあった。

これに関しては、私は「A君は、ほしいものがあるときはどうしてるの?」と聞くと「食費を削ってます」とのこと。「ではそう書いてみればいいのではないかな」と答えておいた。

この文通は2往復で完結するものであったのであるが、時間が確保できれば、学生の手紙の内容をそれぞれ紹介しあって、あるエピソードを取り上げるなどして深めていければよかった。

後期は中国と交流する予定で、交流の回数も期間もゆっくりとれそう。前期での反省を後期にいかすようにしたいと思う。