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明日へ続く道

080112 フィンランド教育に学ぶ対話型授業

2008-01-13 | 授業作りネットワーク
教師力UPセミナーで、「フィンランド教育に学ぶ対話型授業」に参加した。
講師の北川先生の話を聞くのは2回目。約1年ぶりとなる。
前回の話をふりかえってみたら、割と気軽に取り組める実践の紹介だった気がする。(自分が勝手にそう解釈してしまったのかもしれないが…)
今回は、「対話型授業」で「集団的問題解決力」を育むということについての話だった。
前回に比べると、もっと深い内容だったと思う。理論に関する話も多くあった。
自分が表面的な部分でフィンランド教育を理解していたことを感じた。

対話を通して、問題に対する解決策を見いだす。個々が答えを導き出すこともよいが、集団的問題解決力を重視する場合、一人で解決することよりも、ペア、グループでの解決することを評価する。
この学習スタイルが、今自分が理想として思い描く社会科の問題解決学習と、頭の中で重なってきた。
講座の最中に、思わず鞄に入っていた社会科の指導要領の解説を開いてしまった。

社会科の中で、対話型の学習スキルを身につけ、集団的問題解決力を育てるには、時間的に厳しいものがある。
けれども、このスキルを国語の授業の中で身につけることができれば、社会科の学習にも大いに生きてくるはずだ。

自ら学習問題を見いだし、話し合いや学び合いをしながら、それを解決していくような社会科の授業ができるための道筋が、少し見えてきたような気がする。
コメント
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