見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

貧乏かずらとネキリムシ

2018-06-23 22:34:11 | 自然農業

 梅干しを漬ける時、傷の入った梅で作って貰った梅ジャムがあまりにも美味しかったので、、、

 昨日、梅の木の下で作業中、取ったはずだったのに、いくつか眼に入ってしまいました。
 で、少し心の余裕を持った今日、高枝バサミで取ったら全部で7個、これでは中途半端過ぎる!
 ということで、いっぱい取り残しがある山畑にGO!

 雲霞の如くのやぶ蚊の洗礼を受けながら、取りました!
 熟れの進んだ梅は早速梅ジャムに、残った青い梅は段ボール箱で追熟させることにしました。

タケノコ、取りに来ませんか? 
 ついでだからと、籠を持って行ったら、予想通り山ほどありましたタケノコ

 でも、始末をどうしようか?と考えた末、あっ、閃いて最後に残ったものも押し売りが如くに置いて帰りました(^^;; 
 あと1週間くらいは生えてくるように思いますが、欲しい方は取りに来ませんか?


???の続編
 ここからは、???の続編です。

 昨日は、補植しようと苗を作っていた黒大豆とズッキーニ、追加のキュウリとミニトマト、今日は、バジルの苗の植え付けを行いました。
 でも、???の犯人の跳梁跋扈を許すと、折角の苗がダメになる、ということで、苗を植え付ける畝の表土を深さ3~4cmでミニスコップで浚えました。
 その結果が、あまり見たくないでしょうがこの写真です。

 予想通りネキリムシ君がいましたが、当たり前と言えば当たり前かもしれませんけど、餌のある所にはいるけれど、ないところにはいません。
 で、お野菜がない時彼らは何を餌にするのか?
 そうかなと思っていたことがありますが、まさにその通りでした。

貧乏かずらとネキリムシ
 この雑草はこんなに強いのか!と、驚嘆するような蔓性の雑草があります。
 耕耘機を入れて、何度も何度も往復したので、根っこがズタズタになっているのですが、ほんの数センチの根っこから何本も新芽が吹いてくる、あんぐりするような御仁がいます。
 ヤブガラシというぶどう科の雑草で、別名貧乏かずら
よくぞこの別名をつけたものだなあと思いますが、繁茂している家は本当に貧乏くさく見えるんですね。

 ヤブガラシ、こんなに生命力旺盛ですから、畑の厄介者と言えます。
 ところがどっこい、ネキリムシはこの貧乏神のようなかずらが好物のようで、ヤブガラシの新芽が食われているところには必ずと言っていいほどネキリムシがいます。
 ひょっとして、ネキリムシヤブガラシは共生関係?とも思えるくらいです。
 ヤブガラシは、喰われても喰われても新芽を伸ばしてくるようです。

自然って実にうまくできています
 そこに手を加えて、雑草だ、害虫だと目の敵にして除草剤や殺虫剤などの化学を登場させる。
 本当に人に安全・安心なのか?十二分の検証もなしに・・・・

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2 コメント

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何時も楽しみに拝見しています (余震再発の枚方より)
2018-06-24 09:17:09
根切り虫には オルトランと思います 古くから米糠の利用が言われていますね やぶからしの消極的刈取りにも一考を 釈迦に説法でした 失礼しました
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Unknown (管理者)
2018-06-24 21:05:52
自然界にない化学物質は使うまい、そう決めて百姓見習いを始めました。
ちょうど8年目に入ったところですが、一切使わずにやってきました。
結果は、圃場の土質次第ですが、その土壌は必ず変わってくると確信できます。ただ、変わるのに時間を要するところもあります。
虫で一番の厄介者がネキリムシかもしれません(^^;;
米ぬかを炒って置くとそこに集まると聞き、やって見ましたが果たして?結果の十分な検証ができていません。卵の殻を撒くのも同様です。
オルトランが一番だと思いますから、売れますよね、でも・・・

そういう意味でも、やぶがらし、試行錯誤ですが、結構残しました。
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