ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:3階建ての家

2018年06月21日 | 浅き夢見し

その家に引っ越してから、しばらく経っていました。
しかし、「私」は初めて家の2階に上がってみました。


そこはホテルの豪華なカンファレンスルームのようで
正面に白いスクリーンがあり、その周りは布張りで、
凹凸のある落ち着いた光沢の贅沢な金地の絹張りでした。
手前にはプロジェクターのような四角い箱も見えます。


正面に向かって折り畳み椅子ながら座り心地も良さそうな
落ち着いたグレーの椅子が20脚ほど並んでいました。


「私」は部屋の外からチラっと見ただけで中には入らず、
「豪華だけどちょっと成金趣味だな。」
と正直に思いました。


「そうか彼女の元ご主人って会社経営者だったんだ。」
と、自宅に会議室がある謎が解けました。


家は3階建ての大きな家で、台湾人の友人から譲り受けました。
彼女は離婚してその家に長らく1人で住んでいましたが、
隠居を決め込み、豪華な有料老人ホームに越したようです。


カンファレンスルームの隣にはスイートルームのような
ホテル仕用の部屋があり、こちらもマットな金色を多用し
来客用のようでした。


ここもチラっと見ただけで中には入りませんでした。
全く「私」の興味を引くものではなかったようです。
3階はマスタールームで広々とした夫婦の寝室になっています。


見に行ったわけでもないのに、その部屋には大きなベッド、
ふっくら膨らんだプレスされた真っ白なリネンの羽毛枕があり
これまた落ち着かないほど豪華なことを「私」は知っていました。


引っ越してきたというのに、私たち夫婦は1階だけで暮らし
1階の間取りは勝手知ったるリアルな自宅とほぼ同じでした。


「1階だけで十分じゃない。」
初めて2階に上がった「私」はそう結論を出していました。


「でも、せっかく買った家だし、誰かにでも貸す?」
と思いながらも、
「それもなんだか気が重いなー。」
と、一つ屋根の下に他人を迎える気にはなれませんでした。


「もったいないな。」
と思いつつも、どこかの部屋のブラインドの間から外を眺めつつ、
「この件は改めて考えよう。」
と思ったところで夢が終わります。



=============



私には本当に3階建ての6部屋以上ある家に1人で住んでいる
台湾人の友人がいます


セキュリティーの厳しい彼女の家には足を踏み入れたことがなく、
中がどうなっているのかはわかりませんが、夢で勝手に浸入(笑)
離婚した元ご主人が大きな会社経営者というのも一緒です。


夢見でもわかる、私の上昇志向のなさ(爆)
半世紀以上も生きてくると、自分の好みもスタイルもわかっており
今さらワンランク上も下もないというのをつくづく感じます。

それよりも、こぢんまりした愛着のある空間を大事にしたい
そんな熟年期にいることを気づかせてくれた夢でした。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。