ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

トンガリロ9回目行:オトロハンガ経由で

2022年07月26日 | 北島:トンガリロ

コロナ禍を経験したことで、
今できることは今のうちに
今行ける場所は今のうちに

という元からの想いがますま
す強くなり、週末のボランテ
ィアや平日の寄付用アクセサ
リー作りで連綿と働きつつ、


いざとなったらすべてをうっ
ちゃり、荷物をクルマに放り
込んで近隣にドライブ旅行


2020年11月はNZ北島の屋根
とも言えるトンガリロに行っ
ていました。この旅行は10月
末で報酬のためのすべての仕
事から完全に引退した私の、
リタイア記念旅行でした


大学生だった19歳で自活を
始めて以降、学生だろうが、
海外だろうが、妊娠しようが
出産しようが、40年間絶え間
なく続いた仕事というものに
ついに終止符を打ちました。
以来ボランティア三昧です。


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ワイカトまで南下するとなっ
たら、必ず立ち寄りたいのが

スコッツ・エピキュリアン


ハミルトンの神カフェです


同じメニューに同じスイーツ

これ以外もこれ以上も探す必
要がない最高のランチです


春先のワイカト平原は鮮やか



眺めているだけで疲れが抜け



呼吸が深くなっていくよう。



途中で立ち寄ったのはキウイ
モチーフ、キウイアナが有名
な可愛い町オトロハンガの、



公衆トイレ(笑)



トイレの名前がこんなにある
とは気づきませんでした

「アウトハウスに行ってくる」
と言われてもわからない~💦


トイレ内のタイルがこれまた
可愛いキウイアナなのです。



小さなタイルにこれだけの絵



観光案内にたびたび出てくる

絵になるオトロハンガ駅


オークランド=ウェリントン
間の1日1本の観光列車ノーザ
ンエクスプローラーもこの時
はコロナで休業中だったはず



駅にカフェがあるのは知って
いましたが入ったことがない

サポートローカル気分で、フ
ラりと立ち寄ってみました。


大きなコーヒーの焙煎器がデ
ーンと構える店内。今は使っ
ていないそう。意外だった小
さな町のコーヒーロースター



今は奥の電動の焙煎器が稼働



私たち以外誰もおらず、手持
ち無沙汰というより人恋しそ
うなオーナー氏と自然に会話
が始まりました。キウイでは
ないなと思って話していると


「マラウイって国を知ってる?」


「知らないけど、知らないって
ことはアフリカの国かしら?」


「そうだ。じゃアフリカの国を
何ヵ国言える?10も言える?」


なんとか15ヵ国まで来ました
がマラウイは見当もつかず💦


マラウイ共和国

1964年にイギリスより独立し
縦に長いマラウイ湖を擁する
人口2千万人弱の内陸の国。


「アフリカで湖があるって、ど
んなに貴重かわかるだろう?」


彼の両親は本国でコーヒー農
園を営み、ここでローストし
ているのはすべて実家が育て
た豆なのだそうです。それで
『農園からカップまで』なのか



両親をNZに呼び寄せていない
ところをみると、本国で幸せ
に暮らしているのでしょう。


お互い移民同士。語り始めた
ら止まらなくなりそうです。

またいつか。お元気で


その後は徐々に農村部に入り



野を越え、山を越え



縁起が良さそうな四頭龍の雲
を追いかけつつ北島中央部へ



あちこち寄り道しつつ5時間
以上かけて、トンガリロへ。

ここまで来れば後ちょっと




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