Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

ファイザー、モデルナ、次のステップへ

2021-04-29 | 新型コロナ in New York

 


27日にファイザー社のCEOが発表しました。
自宅で摂取出来るコロナの抗ウイルス薬(経口薬)の
開発と治験が進んでいて、
今年の終わりには使用が可能になる見込みということです。

モデルナ社は1回のワクチン接種で、
コロナもインフルエンザも両方予防できるワクチンを開発中です。

ワクチン開発が上手く行ったことに胡坐をかいていないで、
どんどん先へ研究を進めていってくれていることが、
とても嬉しいし、
もちろん新薬への副作用の心配もありますが、
それ以前に、

このコロナの1年、
コロナを見くびっていたり、
対策を甘んじていて、
「お手上げ」状態の国も多い中、

アメリカだって、
国の方針も定まらず、
感染対策をバカにしている人たちも未だ多い、そんな中、
コロナ抑え込みに対して真剣に取り組んで、
更なるステップへと踏み込んでくれている姿勢に、
希望を感じます。

こう書くと、
「人類を救うためじゃなくて、お金のためだよ。」と
思う人もいるようなのですが、
「お金」のための新薬開発の何が悪い?
と思うんです。

「莫大な資金」がないと新薬開発、ワクチン開発は出来ないし、
いち早く開発が出来れば、
世界中から発注が来て、
母国に税金をしっかり払い、
それが国の財政を潤し、
また新たな新薬開発へと続くのであれば、
何にも不都合なことはない...。

ボランティアじゃないんだから。

「医療」絡みのことってボランティアで出来ることもありますし、
ボランティア精神で何かしたい!という人もいますけど、
ボランティアじゃないんですよ。
だから、コロナ禍で寝る間も無く第一線で働く医療関係者を、
「それが仕事なんだから、当たり前。」みたいに思う人が
ちょいちょいいるのを見聞きすると、
憤りを覚えます。

世界の先陣切って、
新しい発想で、新しい物を作る行動力が、
市民に勇気を与えてくれるな、と思います。

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自閉症啓発月間

2021-04-29 | 大学・仕事

4月は自閉症啓発月間(Autism Awareness Month)でして、
職場が主催した、
丸1日の自閉症カンファレンスに参加してきました。


Morénike Giwa Onaiwu や
Kerry Magro など
自閉症者でありながら大活躍されている方(ある意味ギフテッド)の
ライブプレゼンテーションやら、
質疑応答やらあり、
とても有意義なカンファレンスでした。

私の仕事柄、
人種間による自閉症患者接し方の違い、
両親から子供への早期病状説明か否かによる患者の行動相違、
国の自閉症サポートが小児に集中していることへの疑問、
大人の自閉症患者のうつ病の割合、
など、

疑問に溢れ返っていたのですが、
それらの現状と真相が全て明らかにされるカンファレンスとなりました。



子供の自閉症に関しては
ニューヨーク大学ランゴンメディカルセンターの
Dr. Rebecca Doggett が
コロナ禍を自宅で過ごす時間が増えた中で見られる自閉症児の行動から、
メッセージの受け取り方や、
対応の仕方、過ごし方、
勉強しやすい環境の作り方を。

マウントサイナイ病院の臨床心理学者
Dr. Michelle L Gorenstein-Holtzman は
コロナ禍にどうやってソーシャルスキルを身に付けるか、
コロナ禍で社交性が損なわれる自閉症児が多いことなど、

ヒーラー(?)の
Kathleen Booker が
特に自閉症児に関わる親や医療従事者に向けて
疲れた心のための呼吸法や癒し法など
緊張感を取り除く方法などを伝授しました。

すごい役立つわ!!

などなど、
自閉症に関わらず、
私にも十分役に立つ情報が満載でした。

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