Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

職場も仕事内容も子供たちに見せる

2019-11-24 | 大学・仕事

一応、このブログはまだ子育てブログになっていて、
今でも子育て真っ最中の方が多く閲覧してくださっているようなので、
ちょっと子育てに関連することも書いておきます。

10年以上ずーっと家にいて、
学校ボランティアしてたので、日中も子供たちと学校で会えて、
学校の送り迎えもして、
お稽古事の送り迎えや付き添いもして、
毎日家で1時間以上の日本語教えて、
スイミングも私が教えて、
ピアノも私が教えて、
っていう、
がっつり子供たちと一緒だった私が仕事をするようになったわけですが、
仕事という環境ももちろん子供たちの学習体験に活用します。

歯科衛生士のほうですが、
子供たちの歯科検診やシーラント、全て私が担当。
娘の治療をしているときは、
息子に私のアシスタントをさせ、
息子の治療をしているときは
娘にアシスタントをさせます。

いろんなハイテク機器を見せてあげたりもします。
わたくし、
歯科衛生士なのですが、
日本語ではデジタル歯科技工士っていうんでしょうか?
医院内でクラウンやブリッジ、べニアなどを一日で作っちゃう訓練を受けまして、
作れるんですね。
日本ではこれは歯科技工士の仕事で、
最近TV番組「ホンマでっか!」で、最新歯科事情って放送されていましたが、
アメリカでは主に歯科助手の仕事なんです。
私は知りたがりなんで、なんでも習いたい性格なのと、
「うちの医院の歯科助手はセンスがない!」という院長の判断のもと、
習わせていただくことになったんです。

そういうの、子供たちに全部見せるんです。

漠然と「お母さんは歯科医院で働いている」というのとは違って、
何をしているのかがハッキリするので、
働きだした母親を一目置いてくれるようになります。

この間は歯科の学会にも連れて行きました。

屋内プール付きの、暖炉のある3部屋2バスルームのホテルに滞在できるというだけでも大喜びの子供たちでしたが、
私は丸々学会なので、子供たちと過ごせるのはディナーのときだけ。
それでも、
学ぶ意欲にあふれている会場を垣間見るだけでも、
子供たちの表情が変わります。

で、私が学会中の日中は、
乗馬をずっとさせておりまして、
子供たちは初乗馬。
結局、息子も娘も、補助で一緒に付いて歩く人無しで、
一人で馬に乗って、
山の中をトレッキングに行けるまでになりました。
岩山やぬかるんだ泥沼みたいなとこを避けながらのトレッキングは、
とてもスリルがあって楽しかったと、大喜びしていました。

近々また学会があるので、
子供たちも連れて行く予定でいます。

それから、デパコスのほうですが、
こちらは娘のほうが興味持って、
「お母さんの仕事しているところに行ってみたい!」と言っていたので、
連れて行きました。
煌びやかにデコレーションされた店内に目を輝かせて、
「ここがDior! ここがシャネル! ここがJo Malone!」と言いながら
走り回っていました。
全てのカウンターの綺麗なBA達が、
「ユウコの娘さん?」と言って、
とても優しく声かけてくれるので娘も大喜び。
デパートの総監督も笑顔で対応してくれて、
「ユウコ、デパート裏側も見せてあげたらいいよ。」と言ってくれたので、
従業員専用のいろんなところ、
娘に見せてあげたりして、
とってもいい社会勉強。

「お母さん、こんなところでも仕事してるのか、いいなぁ。」
と、言ってくれて、
それからかな、
仕事が忙しくってスケジュールがバタバタするときでも、
愚図ったりすることもなく、
納得してくれてます。

全ての環境を自分の人生に活かすし、
子育てにも活かすやり方は、
今も変わっていません。

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学園祭のノリ

2019-11-17 | 大学・仕事

またまたひっさしぶりにデパコスでお仕事してきました。

うーんと、2週間振り?
ちょいちょいこっちでも仕事しておかないと、
レジの使い方忘れちゃうしね(苦笑)。

子供の頃のお店屋さんごっこと違って
コンピューターに打ち込む方式のレジだから、
全部にキーとなる番号あって
それ覚えとかないとレジが使えないの。
お客さんの支払い方法もいろいろあるしね。

大抵途中から
カウンターを私1人で任されちゃうので、
ちょっと助けて!と言えない…

デパコスで働き始めた当初、
何が一番不安だったかって、
レジが使いこなせるかどうかだったもん。

「先日買ったこの商品を、違う商品に返品。
その日は割引きセールしてたけど、
もうセールは終了してるので、オリジナル価格。
半分をギフトカードで支払って、
残り半分をデパートのクレジットカードで支払いしたので、
それを返品で!」

さあ、どうする?
数学よりややこしくない?

もう、面倒臭さいから、
我慢して使って!って言いたくなるわ…(笑)。

こういうの、よくあるの。
デパコスあるある。

しかも大抵、他のお客さんいるときに
こういうことになるのね。

話が逸れた…(苦笑)

実はあるカウンターマネージャーから連絡来ましてね、
「ユウコ〜!!
この日、2日連チャンで来て〜!!」
と言うので、
嫌と言えない性格なので行って来ました(笑)。

うそうそ!
働きやすい、大好きなカウンターの場合は
働きに行きますよ、私。

場所が移動して
ピッカピカの新しい売り場に変わりましてね、
本社から来るAEさん(何の略だったか忘れた…)や、
カウンターをデザインしたデザイナーさん達と
丸2日間、深夜まで一緒にお仕事してたのでした。

すっごい楽しかった!
デザイン図とか見ながら
いろいろ配置考えながら
売り場をデコレーションしていって、
文化祭のような、
大きなお店屋さんごっこのような感じで、
充実感に溢れたお仕事してきました。

こんな職種の人達と一緒に仕事するってこと
ないもん。

やっぱ好きだ〜!!
こっちの仕事も!
時間が経つのも忘れちゃうし、
テンション上がって没頭してるので
10時間くらい働いて、やっと疲労感に気付くんだよね〜。

そのかわり、
夕飯食べるの忘れてた…。

そんな感じで
完全に趣味=仕事(爆)!

この歳で!

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自分の価値が決められたとき

2019-11-10 | 大学・仕事

書こうかどうしようか迷ったけど
書き記しておくことにしました。

12年以上も専業主婦して職歴滞ったまま、
2人の子供抱えたオバさんが
ニューヨークで再就職活動。
いろいろ空回りして、
やっぱり条件の合うところ見つけるのに時間かかったけど、
またスタート地点、
ううん、マイナス地点から始めて
学ばせてもらおうって、
歯科助手から開始。
2カ月間で歯科衛生士の国家資格更新し
その間、身内と親しい友達のクリーニング、
歯石除去、着色除去、シーラントなどをしたのち、
抜き打ちテスト的に、
院長が
「今日は私の歯のクリーニングしてもらうよ。」と。

いきなり過ぎて、
緊張して
若干手が震え気味でしたが
相葉くん似の女医が
「大丈夫、あなた出来るから。
私、あなたの助手するから、
あなたのしたいようにすればいいから!」
と言ってくれて、
その言葉が凄い心の支えになって、
院長の口の中クリーニング。
院長、いびきかいて寝出して、
クリーニング終了後、
「合格‼️僕のするクリーニングより上手!」
って。

その後、状況が大きく変わりました。

時給が5,000円越え。
おまけに、私の技術と資格に
3億円越えた保険がかかりました。

嬉しさよりも
身が引き締まる思い。

生半可な気持ちで仕事出来ないなって…。

1円を稼ぐことも出来ない無能な存在なんだって
思ってたのが1年ほど前。

なのに、
認めて貰えるという喜び、
自分の仕事に値段が付くという面白さを味わいました。

やっぱりニューヨークって凄い!
思ってた以上にスケールがデカかった!

単なるパートのオバさんではないんだ!
プロとして、歯科界が認めてくれたんだ。

という、自信を得ました。

今は仕事が楽しくてしょうがない。
もっともっと経験積んで、
目を養って、腕を磨いて、
学歴積んで、
自分がこの世界でどこまで行けるか
やってみようと思っています。
なんでも学ぶ勢いです。

子供達は息子も娘もどっちも、
私のすること全て尊敬してくれるので
とてもやりやすい。

それもこれも、12年間以上、
子育て専業ママを力一杯してきたから出来た
絆だろうなと思っていて、
やっぱり人生に無駄なことってないんだね〜。

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