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Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

娘とお出かけDay

2025-07-28 | 娘よ。。。(汗)
今日は娘と一緒に、久しぶりにショッピングに行ってきました。
娘、朝からずっと楽しみにしていたようで、
早起きして支度中もニコニコしていて、
私まで嬉しい。


とっても奇麗な、NYとは思えないほど奇麗なモールです。

今回のお出かけの目的は、
大好きな女医さんへの贈り物探し。
お世話になった先生が、もうすぐ産休に入られてそのまま退職されるので、
送別&ベイビーシャワーのプレゼントを探しにスワロフスキーへ行ってきました。
何にしようか迷ったけれど…
お二人目のお子さんなので、ベビーグッズはきっともう揃っているだろうし、
「記念に残るもの」「日常で使えるもの」がいいなぁ〜と思って、
じっくり考えた結果…
診療中によく小さめのピアスをつけていらっしゃるのを思い出して、
ベイビーブルーの(男の子ご出産予定とのことで💙)


スワロフスキーのピアスを選びました!
ラッピングもとっても可愛くしていただいて、大満足!
きっと喜んでもらえると思います。
あとは心を込めて、お手紙を書かなくちゃだな…


因みに、これはモール内の休憩室。


こっちも。


奥がトイレで、手前が手を洗ったり、お化粧直したりするところ。
「こんな奇麗なトイレ、NYでは滅多に見つからないんだよ!」と写真を撮っていると、
他の方は動画を撮っておりました。
すっごい奇麗で、ゴミ1つ落ちていません。

その後は娘とチャイラテ飲みながらモール内のカフェでおしゃべりして、
ZARAで娘の服やスカートをあれこれ見て、お買い物三昧。
今って、どこもセール中ですね!ありがたい〜!
たっぷり歩いてお腹もすいてきたので、
野菜がたくさん食べられる「しゃぶしゃぶ」へ。
というのも、娘が最近ハマって観ている「野ブタ。をプロデュース」の中で、
ブロッコリーといんげん豆だけでしゃぶしゃぶしているシーンがあったらしく、
「しゃぶしゃぶ食べたい!」と思っていたんだそうです。
願いが叶って、もりもり食べていました。
そんなこんなで、今日はしっかり遊び尽くした一日でした♪
よく考えたら、自分の物は何も買ってなくて、
娘と先生への贈り物だけなんだけど、
まあでも、いい気分転換になりました。

帰宅してシャワーも浴びてスッキリしたので、
これから少しだけ勉強して、明日の診療に備えます。
ではでは、また。

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娘、15歳になって、人生初仕事決定!

2025-05-11 | 娘よ。。。(汗)
先週、娘が誕生日を迎え、15歳になりました。

肉好きな娘が珍しく、「おまかせ」でお寿司が食べたいと言うので、
いつもの「おまかせ」へ。




我が家は、子供達にも利き酒をさせるのですが、
「獺祭」を飲みながら、
「水みたいに、スイスイ飲めるわ~。」と娘。


どうも味覚が変わって大人になってきたようです。
全てのお寿司を、「美味しい~♪」「美味しい~♡」と、
頬張って食べる娘が可愛い。


ケラケラ笑いながら食べました。

あっ、娘の彼氏の〇君も誘ったのですが、
どうも、私に会うのが怖かったみたいで、前日になって拒否。

まあいいけど…。

そんなこんなな娘ですが、
夏休みに予定がなく、
働きたいけど、まだ15歳じゃあ、なかなかどこも雇ってくれないし…
と言っていたのですが、
この日本人オーナー&日本人板前さん達の「おまかせ」を提供するお店で、
「うちで働いてもいいよ。」って言われ、
「まかない」も出るし、
「帰りは遅くなるけど、家まで送っていきますよ。」と日本人板前さん。
イベントの時しか食べに行けないけど、
それでももう、娘が小学生の頃からのお付き合い。
お寿司もお酒も、美味しそうに食べてるからだわ、きっと。

「嬉しいね~、雇ってあげるよって言ってくれるところがあるんだね。」
と、そのお気持ちだけ受け取らせていただいて、
やっぱり帰宅が深夜1時になるのは、ちょっと親としてね…。
確か、14~15歳の労働条件に反するはず。
通勤も遠いし。
毎回板前さんに送迎してもらうのも悪いし。
と思っていたら、

私の働く開業医の院長が、
「夏休み、ユウコの子供達は何するの?」と聞くので、

「特に予定なし!
どっちも仕事がしたいって言ってるけど、
まあ、息子は18歳になるから、自分で何処か働くところ探すだろうけど、
娘は15歳になったばっかりだし、
あの子、実年齢より幼く見えるから、
仕事探しは難しいだろうなぁと思うの。」
と言うと、

「歯科医院で働いてみたかったら、雇ってあげれるけど。」と院長。

えっ?!マジで?
うちの子、何にもできませんよ?
足手まといになるだけですよ?
えっ?いいの?

「僕は、全ての子供には、
夏を家に篭って、退屈に過ごすことはして欲しくないんだ。
ここで働くことで、何か学べたり、経験出来たりしたら、
ちょっとは違う夏になるかもしれないし。
僕はいつでもリディアにドアは開けてるから、
いつでも、働きたい時に来てくれたらいいよ。
歯科に興味を持って、歯科医師になるって言ってくれたら嬉しいな。
そしたら、ここで働いたらいい。」
と院長。

ええええ~~~~!

「審美・インプラントセンター」よ!

えっ、15歳からの経歴的には、むっちゃ良いスタートだよ。

普通は15歳なんて雇っても、子守りに毛が生えたようなもので、
どうせすぐ辞める、夏だけの期間限定だから、
責任感にも欠けるし、
教えるのがバカらしくなるので、
雇わないんですけどね。

受け付けで、総合受付業務(カルテ作成、歯科保険確認、診療請求、予約確認)などコンピューター入力メインの作業を習得すれば、
基本的にどこの企業の総合受付にも対応できるので将来に繋がるし、

歯科助手として、骨移植やインプラント手術の外科のアシスタントが務まるようになれば、
今後、全米のどこに移住しても、
取り合えず仕事は見つかるし、
違う歯科医院に転職する際にも、「経験者」ということで、
時給$30~40からのスタートになる。

「あんた、血まみれの手術、大丈夫?」と娘に聞くと、
「うん、血まみれは全然平気よ。」と娘。

10本以上同日に抜歯して、骨移植、インプラントをぶっ刺していく様子は、
口全体麻酔が効いてるので、ポカンと開けたまま血を垂らしてて、
客観的に見ると、ある種の残酷な拷問に見える光景。
口の中いっぱい、金属の棒がぶっ刺してるんですよ。
大丈夫かな?娘…
まあ、退屈はしないわ…

同年代の子達と一緒にキャピキャピ楽しい職場ではないけど、
手堅く経験を積んで稼ぐには、
絶対に損はない。
しかも、院長は優しいし、他スタッフも皆優しいし、真面目だし。
こんなに働きやすい職場はない。

責任感や時間厳守も身につくだろうし。

娘に話すと飛び上がって喜び、
「歯科医院で働きたい!!」と娘。

取り合えず、月水と、金土は隔週で夏の間働かせてもらうことになりました。
土曜日だけ、私と一緒に働きます。

そして、
「夏休み終わって学校始まっても、
月に2~3日仕事したいんだったら、
続けて働いたらいいよ。
それまでには、いろんなことが出来るようになってるし。」
と院長。

院長(私より年下なのに)、優し過ぎる。
海鮮料理ご馳走になったときも、
「リディア、しっかり食べた?」と聞く院長に、
「私、シーフード好きじゃないんで!」とか不愛想なこと言ってた娘なのに。

愛想よくニコニコしなきゃダメだよ!

月に2~3日だけ雇ってくれるところなんかないよ!
高校の勉強やクラブ活動に支障をきたさない程度に働けて、
お小遣い増えるんだからいいじゃん!
それに、月2~3日勤務でも、
経歴上はずっと勤続年数として加算されるんだし、
絶対いいよ!

その代わり、私の足を引っ張るようなことはしないでね!


最近の娘。
トップスは自分で作ったんだそうな。
口からチェーンという、どういう気持ちを表現してるファッションなんだか…、
やや不安になりますが。

ということで、こんな娘が初仕事決定です。
しかもバリバリ口腔外科。

「私、昔は歯のことには凄く興味があったんだよ。
ヘルスに関しては、今も好きだし。」と娘。

それにしても不思議な感じ。
私の初歯科医院仕事は18歳で、しかも地元岡山では、
一番口腔外科とインプラントをガンガンやってた開業歯科。
歯科医師4人、歯科衛生士7人、歯科助手3人、歯科技工士2人が、受付2人、
歯科衛生士実習生2人(歯科助手として働く)が、
毎日フル回転している歯科医院。
無駄にクソみたいに厳しいところだった。
絶対に座ってはいけない。絶対に壁や棚に凭れてもいけない。
院長が英語も話せないくせにアメリカかぶれでね、
ハーバード大学の門の前でピースして映ってる写真を、
院長室に飾ってたわ。
ハーバード大学の前を通っただけなのに。

娘は私より3歳も早い!
しかも時給が全然違う!
今の日本の東京の歯科衛生士の平均時給よりも高い!
15歳の未経験者のくせに!
しかも、と~~~っても優しい院長にスタッフ。
何でもやらせてもらえるし、
質問すれば何でも教えてくれる。
何やっても怒られないわ。

あの子、男運も良いと思うんだけど、
仕事運も良いかもしれない。

良かった、良かった。
女はね、努力もいるけど、「運」。
「運」を呼ぶために「愛嬌」が必要と思っているので、
良かった、良かったです。

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娘に負けた感を感じる

2025-04-03 | 娘よ。。。(汗)
娘の彼氏の〇君のほうが、娘に一目惚れしたんだって~。
高校始まってすぐの9月の出来事だったんだって~。
信じられん、あんな娘なんかに心奪われるっていうのが…
もっとかわいい子も、もっと素直でいい子も、沢山いるだろうに…

娘と初めて会った日、
初めて言葉を交わした日、
初めてインスタのDMを交換した日、
初めて校内を一緒に歩いた日、
などなどなど、
全ての月日を覚えているんだそうな!

ふ~ん

「キミとの全てが記念日だから。」って言うんだそうな。

スゲ~!!

ニューヨークの14~15歳って、一歩先行ってるんですけど、
私の14歳のときと、全然違ってオサレ!

デートの場所がいつもマンハッタン!

写真で見ただけなので何とも言えませんが、
「城田優」と「一色紗英」を足して2で割って、
もうちょっと「幼さ」と「あどけなさ」足したような感じの〇君です。

私もそういう感じのイケメンで優しい人と、
恋愛してみたかったわ~。

今日の朝食。


なんか食欲なくて、バナナ、苺、ヨーグルト、白湯。
ポリポリとグラノーラも食べました。


息子と娘の朝食はこんな感じ。
リクエストされたので、ハンバーグとキノコ(私のお手製)、
チーズトースト、半熟目玉焼き、市販のワカモレ、苺、紅茶。

娘からは、
「チーズトーストはあんまり好きじゃない。
甘いパンが食べたいから、ヌテラかバターとジャムにして。」
とリクエストを今朝承りました。

め~んどくせぇ~!

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娘の次の彼氏は…

2025-03-29 | 娘よ。。。(汗)
去年の11月ごろから、
別れようか、どうしようかと考えることがあると、
娘から相談を受けてはいました。

中学から付き合ってる
クラシック・オペラ声楽家を目指しているA君。
娘が中学校で、一番辛かった時期に、
傍にいてくれた子です。

彼はいい子なんだけど、
娘とは全然目指している方向が違うし、
学校も違うから会えないし、
彼はずっと送迎車だから、
地下鉄やバスで出掛けるってことをしないし、
まあ、正直言って、
「別れる」という決断をするなら、それでいいと思うけど…
と言ってはいたのですが、

結局別れることになったようです。

娘から別れを告げ、
A君はやり直したいと…。

娘が言うには、
いっつも出かける時は、
A君の両親が計画を立てて送迎を。
会話はオンラインかテキストかばかりだし、
学校であったいろいろを話したって、
違う学校だから話が合わないし…
と娘。

きっとそうなるよと、高校に入る前から言っていました。
実際に会えないと、気持ちが遠退いていくんだよと。
そんなときに、同じ高校の素敵な先輩が声を掛けてきて、
ドキドキっとときめいちゃって、
一緒に勉強しちゃったり、
一緒に校内歩いちゃったり、
やっぱり毎日会える、こっちのほうがいいわって、
そうなるのが常よと。
もっと詳細を再現ドラマ風に、キッチンで演技までして見せてあげましたら、
娘、爆笑しながら、「私は絶対にそんなことにはならな~い!」って言ってたけど、
私が再現したまんま。

ほんとに、予言者か!とツッコみたくなるほど、まんま!

娘がわがままだとも思うけどね。
A君に申し訳ない気持ちもします…
まあね、でも10代だし、
辛抱してA君と付き合いなさいと言うのも違うし。

お世話になったA君のご両親はというと、
A君が頼りないからだと、
A君を責めているんだそうです。
可哀想に…。
娘はA君にも、ご両親にも、A君のお兄さんにも、
とてもとても大事にしてもらいました。

で、A君と別れた1週間後に、
今まで友達として仲良くしていた〇君に告白されて、
もう付き合っているんだそうな。
〇君、娘がA君と別れるのを待っていたんだそうな。

既に〇君のお母さんにも会って(私の知らないうちに)、
〇君の家にもお呼ばれされ、
まあ、母親の私も呆れるくらい、
彼氏が途切れない娘です。

いいな〜(内心)

今週末も彼のお家にお呼ばれされてると言ってたわ。
彼のお母さんが「いらっしゃいな」と言ってくれているんだそうな。

しかも、この彼氏がとても顔が可愛くて、いい子なんだそうな(知らんけど)。
「僕は性的なことは迫らないから安心して。
キミの人生を台無しにするようなことをするほどバカじゃない。
キミが好きだし、一緒にいたい。
僕の初ガールフレンドだから、一緒に過ごせる日々を大切にしたい。」
と言われたんだそうな。

いいな、いいなぁ。
名言だよ。
娘を持つ母親なら誰もが万歳三唱だわ。
私も今更ながら、そんな風に言ってくれる男の人と出会いたいなぁ。

「僕は性的なことは迫らないから安心して。
キミの家庭や人生を台無しにするようなことをするほど、バカな男じゃない。
キミが好きだし、一緒にいたい。
僕の第二の人生だから、キミと一緒に過ごせる日々を大切にしたい。」
って、
大人の男でも言えんよ。

言うてみ〜!誰か、言え!

しかも安心!
あの娘だからね。心配じゃん?突拍子もないことするからね。
なんてしっかりした高校生!
しかも、某スポーツで、
ニューヨーク市内5本の指に入る優秀さ!らしいよ。(知らんけど)
(どうやって5本の指に入るって分かんの?)

そして今現在も、
〇君のスポーツの練習試合を、傍で応援してんだそうな。
〇君がチームの皆にもコーチにも、娘のことを話しているそうで、
コーチが、是非彼女を連れてきなさいって。
彼女が傍で見ていたら、もっと頑張れるからだって。
今、夜の8時なんですけど…

そして実は、実は、この〇君、
日本人とのハーフのお子さんです。
(だから名前の頭文字も書かないでおくわ。)
このブログを読んでいる、あなたの息子さんかもしれませんよ?
こんな感じで私と関わることになろうとは思ってもみなかったでしょう。

まだ〇君には会ったことはないけど、
なんとなく、親の勘として、
この子と長くお付き合いするような気がします。

彼のご両親に、このブログ読まれたら困るんです。
私みたいな女の娘かと知られたら、
「あんなガラの悪いチンピラみたいな女の娘、関わったらいけません!」
「別れなさい」「そばに寄ったらいけません。」と言うかもしれない…。

このブログ、消去したほうがいいのかしら?
娘の人生を左右することになるのかしら?
と悩みます…

ともあれ、どうやら娘は男運が良さそうです。
途切れないだけじゃなくて、
いっつも良い子に守られる感じ。
娘、面食いだからな。きっと〇君も瞳の奇麗な子だと思うわ。
もう、好きなタイプが分かる。
しかも毎回告白されてんの。

いいな、いいなぁ。

ということで、
娘、失恋して落ち込むこともなく新たな恋愛が始まっています。

今日の朝食。

テリヤキサーモン、セロリの卵焼き、豆腐のソテー、
ヨーグルト、マンゴー、オレンジ、白湯。

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14歳娘の主張

2025-03-28 | 娘よ。。。(汗)
今日も仕事、絶好調だったわ~。
楽しかったわ~♪
なんて言ってる場合じゃないんです。
そんなね、仕事と学校に没頭してるから、
娘がグレちゃうようなことになったんだろうなと思います。

さて、泣き叫びながら、娘が何を主張してきたかといいますと、
まあ、要約すると、

もっと構って!
もっと私の話を聞いて!
もっと私に興味を持って!

ということです。

高校生にもなって、まだ親に構って欲しい?
むしろ、放っといて欲しい、関わって欲しくないくらいだと思っていたので、
あえて、あまり干渉しないようにしていたんですけど、
どうやら構って欲しいというサインを発しました。
とはいえ、日本でいうとまだ中学生の年齢か…。
まだ構って欲しいか…。

実際に娘の言ったこと、それに対して私が心の中で思ったことを書きます。
娘は泣きながらとても感情的になっていたので、
あえて言わないようにしましたが、
これから書く1割ほどだけ、やんわりと言いました。

娘:私が話をしているときに、話題を変えないで、話の腰を折らないで、ずっと話を聞いて(旦那と私に要求してきました)。

私:毎日忙しいから、端的に要点を纏めてさっさと話して欲しい。ダラダラダラダラ、友達と他愛のない会話しているみたいな、結局何が言いたいのか分からないような話し方にも問題があると思う。みんな忙しいんだ!

娘:友達と話すときと、親と話すときとでは、友達と話すほうがずっと楽しいし、親身に聞いてくれる。友達は私のことを思ってくれているのが分かるけど、親からはそれが感じられない。

私:そりゃあ、友達は友達だし、親は親。友達関係のような親であっても、親なのよ。全く別物。何言ってんだ?友達は表面上の話を感情やノリでフムフムと興味を持って聞いてくれても、実際本当に困った時に助けられるのは親だ!何言ってんだ!勘違いすんな!

娘:私のすることに対して勝手にジャッジしないで!部屋に篭っているからゲームしているとか、家でゴロゴロしているから勉強していないとか、着ている服で決めつけたり、勝手にジャッジしないで!

私:だったら、ジャッジされないような行動を取れ!親が嫌がるようなことばかりせず、少しは親に好かれるような行動を取ってから言え!

娘:家に帰ったて、私の居場所は私の部屋だけ。あんな家、早く帰りたいなんか思わない!

私:ニューヨーク市に住んでいる子供達は、自分の部屋も持てない子が沢山いるというのに、自分の部屋があるだけでも有難いと思え!部屋に篭るようになったのはあなた!ゲームだのオンラインだので友達と繋がるからといって、呼んでも部屋から出て来なくなったのはあなた!今更親のせいにするんじゃない!

娘:私にあれしろ、これしろと指図しないで!命令しないで!

私:指図されるまえに行動しろ!高校生にもなって、親に言われないと手伝いが出来なくてどうすんの?家族の一員で、この家に住んでいるんだったら、言われる前に1日1つでも手伝いでもしてみろ!自分には何ができるか?何をしたら親が喜んでくれるかを先回りして考えろ!
それから時間管理!毎朝毎朝、何度も何度も何度も起こされないと起きれなくて、挙句の果てに毎朝私に悪態付いて、気分が悪いったらない!あれするな、これするなと要求するくらいなら、自分の時間管理くらい自分でちゃんとしろ!

娘:お母さんなんか大嫌い!お父さんも嫌い!どうせ私の話なんか聞かないし、興味もないんだから、もう何にも話さない!

私:へ~、何にも話さないんですね。まっ、それは母親として悲しいですけど、それがあなたの決断なんだったら、そうしてもらって構いません。

こんな感じです。

なんか、この娘、わがままじゃない?
ホルモンのせいなの?
私が間違ってるかな~?

こんな主張を、高校生の私が、自分の親にしたならば、
「だったらとっとと出て行け!」と間違いなく家を追い出されたでしょうね。
鍵かけられて。

でもニューヨークなんで、それも出来ないし。
めんどくさっ!

以下は言いました。

私:悪いけど、あなたの要求の全ては理解できない。私が高校生の頃は、親に言われる前に犬の散歩行って、庭木に水やりして、弟の世話して、浴槽洗ったり、自分のお弁当詰めたり、洗濯物取り入れて畳んだり、たまにアイロンかけたり、自らしてた。それでも、手伝いの量が足りないと叱られてた。でも、あなたのような感情を、親に対して抱いたことはなかったし、面と向かって言ったこともなかった。友達のような関係を親に求めたこともなかったし。親は親と一線引いてた。家が居心地が良いとは思っていなかったけど、食べるものがあって、テレビが見れて、自分の部屋があって、寝るところがあるだけでも有難いと思っていたから、そんな不満が湧いたこともなかった。

だから悪いけど、ああそうですか、ごめんなさいね。とは思わない。
「お母さんは」「お母さんは」「お母さんは」と主張するけれど、じゃあ、あなたはどうなんですか?というところよ。

ただ、あなたが胸の内を明かしてくれたことは嬉しく思うし、あなたが抱いている不満に今まで気づいてあげられなかったことは悪かったと思う。こんな母娘関係を築くとは思っていなかったので、とても残念に思う。

と。

こんなことを2時間話した後、
娘はホッとしたような、スッキリしたような感じで、
いろいろ話を1時間くらいしました。

ボーイフレンドが違う子になっていました…。

今日の朝食。


テリヤキサーモン、茎レタスとエリンギのXO醤炒め、
半熟目玉焼き、ヨーグルト、洋梨、オレンジ、白湯。

ランチはMLB開幕ということで、
病院が大量のピザとソーダを用意してくれていまして、
ピザとペプシを食べちゃいました~。
美味しかった~♪

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大反抗期の娘と涙の話し合い

2025-03-27 | 娘よ。。。(汗)
あああああああああ、

もう何をどこから話したらよいのか分かりませんが、
先月の2/14、バレンタインデーから
娘と「積み木崩し」のガチバトルになりまして、
今に至ります。

暫く娘のこと、書いていなかったでしょ?

あの子、私に似て頑固。
ぜんぜん折れないし、謝らないし、親に対して無視するし、
なんなら、「虐待で通報してやる!」くらいの勢いなんですが、
私もそんなことでは動じませんから、
「警察呼ぶなら、呼んでみろ!」って感じですしね…。

両者一向に引かず、
遂に昨日は娘が夜の10:00過ぎに帰宅。
学校後、マンハッタン徘徊し、
ブルックリンを徘徊し、
またマンハッタン徘徊し、
帰宅。

娘の携帯に何度連絡しても、無視するし。

マジで不良娘だよ。
家になんか帰りたくないとのこと。

こうやって自己主張しているんだろうなとは思いましたけど、
マンハッタンの夜10:00を、
14歳のアジアの女の子が1人で帰宅してるんですよ?
平気な態度をとっていましたが、もの凄く心配でした。

帰宅後、ちゃんと向かい合って話し合いました。
お互いに涙流しながら。
深夜1:00まで。

なので今日はクタクタです。

娘が何を主張してきたかは、
また別で書きますが、
正直なところ、納得いっていないというか、
主張が変だと思うんだけど、
まあ、今は彼女の気持ちを逆なでしてもいけないので、
柔らかく意見は述べましたけど、

正直言って、面倒臭いわ~。反抗期!

あっ、因みに旦那に、
「娘が帰宅したら、ちゃんと面と向かって話をするよ!」と言ったのに、
娘帰宅と同時に風呂に入りやがって、
深夜1:00まで出てきませんでした。
3時間も!
浴槽内での不慮の溺死並み!

もう、父親の貫禄なんかあったもんじゃね~!

仕事から帰る車の中で、
「あの子は小さい時は、全く手のかからない、
本当にいい子だったのに、なんでこうなったかな?」とか、

「いっつも穏やかでニコニコしてる子だったのに、
なんでこうなったかな?」とか、

考えていると涙が出てきました。
(因みに、この私も、幼少期は全く手のかからない、
穏やかでずっと一人でもおとなしく集中して遊ぶ、いい子だったと、
母がよく言いますが…)

まあ、昨夜は一応ハグして、
いろいろ学校の話やら、友達の話やら聞きました。

雨降って地固まる感じにはなりましたけど、
女の子ってこんなに難しいんですか?

私も10代のときって、親に対してこんなに難しかったっけ?

大きな爆弾を育てているみたいで、重荷だわ…

ちゃんと向き合いますよ、我が子ですから。
でも、面倒臭~い!
向き合いますよ。娘の心の成長なんですから。
でも、面倒臭~い!

そんなこんなです。

今日の朝食。

半熟目玉焼き、テリヤキサーモン、茎レタスのXO醤炒め、
マンゴー、オレンジ、ヨーグルト、
そして牛乳多めのコーヒー。

パンは食べませんでしたけど、
コーヒーを飲まないことには、
通勤中に事故りそうなくらい眠たかったので、
飲みました。

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南米ノリのクリスマスイブ

2024-12-28 | 娘よ。。。(汗)
娘が中学から付き合っているボーイフレンドのA君ですが、
A君宅ではそれはそれは毎年、
クリスマスイブを盛大にお祝いするそうで、
「どうしてもリディアを招待したいんだけど、
帰宅が深夜3時くらいになる。
ちゃんと送迎するから、どうかしら?」
とA君ママから連絡がありまして、
娘も行きたいと言いますし、
オッケイしました。


パジャマパーティーだそうで、
娘のパジャマも購入済みだそう。
写真はA君ママから随時送られてきます。

南米特有の信じられない力の入れようなんです。

っていうか、教会行けよ!
とツッコみたくなりますけどね…
クリスマスの本来の意味、知ってんの?
まあいいけど。

家族で祝うクリスマスイブに、
テーマまで決めて、プレゼントも1人につき3~5個。
私には意味が分からないんですけど、
そのエネルギーはどこからくるの?って感じ。


(なんでこんなに長いの?この写真?)
先ず、夫婦仲が相当良くないと出来ないし、
子供達も「こんなの面倒臭ぇ~」って嫌がんないの?っていう不思議。
祖父母とか、叔父さんとかも、みんなパジャマ着てるんだそうな
できます?
みんなでパジャマパーティーですよ?

私にとっては異空間!

私は飲んだり食ったりは好きですけど、
基本、パーティーっていうお祭りムードが苦手で、
大人数のパーティーに行っても、2~3人としか話さないときもありますからね。
居酒屋のカウンターで味わって食べるほうがいいわ~。
無理だわ~。
と、カルチャーショックを味わっております。
まあ、別に、私が誘われたわけじゃないんだけど。
でも、うちの娘、大丈夫なんだって…

美容部員していたときに上司に
「南米系はシエスタだの、パーティーだの、バケーションだのにお金をつぎ込むけど、
高級基礎化粧品にお金はかけないから、
勧めても無駄よ。」
って言われてましたけど、
なるほどな…です。

そんなこんなな娘のクリスマスイブでした。
良い異文化体験だと思う。

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娘、NYでハロウィーンデート

2024-10-06 | 娘よ。。。(汗)
土曜日です。
大学院の今週の課題、終えまして、解放感を味わっています。
7日が締め切りなので、2日間ほどリラックスできます。
幸せです。

夕飯も一品、チャチャッと作りましたし、
ゴールデンカムイ(続編じゃないほう)も見たし、
良い週末を過ごせております。

さて、数日前、ユダヤ教の祭典で公立校はお休みなんですね、
娘が彼氏一家に誘われて、
NYボタニカルガーデンで行われている
「The night before Chrismas」のイベントに出掛けてきました。






彼氏に貰ったフーディー(パーカー)をいつも着てる娘です。
もう黒色が剥げて、グレーになりそうな勢い。


夜の8時からスタート。
イベント後遅い夕飯簡単に食べて、帰宅したの11:30pmですよ!

写真やら動画やら、
彼氏ママが沢山送ってくれていたのに、
返信もせず、
家まで送ってくれたのに、
お礼も言わず、
あたしゃ翌日仕事だったので、寝てました。

彼氏のご家族に大事にしてもらって、
有難い子だなと思います。

中学生の恋愛って、こんな形だったかな?
なんか贅沢だよね。

まあいいけど、お互いに傷つかなければ…

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Deadpool & Wolverine:3D映画を見に行く

2024-07-29 | 娘よ。。。(汗)
オリンピック見てますか?
やっぱり見ちゃうので、なんだかんだで寝不足です。
柔道女子の阿部詩さんの泣き崩れてるところは、
一緒に泣いてしまいました。

ともあれ、週末の娘。
彼氏一家と、話題の「Deadpool & Wolverine」を鑑賞に。
こちらのお宅は、映画鑑賞は絶対に、どんな映画でも、
マンハッタンの3DIMAXで鑑賞という拘り派です。



映画なんか、自宅で、
ラク~な格好して、何かしながら片手間に観る私とはエラい違い。
しかも、画質が良ければ海賊版でも何でもOKという私とはエラい違い…

「Deadpoolの映画って、中学生向きじゃないと思うけど?大丈夫だった?」
と帰宅した娘に聞くと、

うん、中学生向きじゃなかった!と娘。
性的なシーンとか、暴言とか、
Deadpool 1で沢山出てたからな…

でもまあ、いいわ。
お父さんもお母さんも、お兄ちゃんも、
み~んな仲良くポップコーン食べながら一緒に鑑賞して、
楽しかったんだそうです。

私は、息子とその友達と出掛けていました。
そのことはまた後ほど、時間があったら…

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NYの中学生のデート

2024-07-22 | 娘よ。。。(汗)
今日はショッピングモールへ。
高校で使うバックパックを買わなきゃいけないので、
序でに娘のボーイフレンドも行くかどうかと誘ってみました。
息子も一緒です。


「夏休み、特に予定がなくて退屈してるの。
とっても喜ぶわ~!」
とボーイフレンドのお母さん。

食事はSMOK-HAUSで。

彼はね月~金まで、
毎日3つの異なるプライベートレッスンを受けていますが、
遊ぶ暇なし。
彼のお兄さんはヨーロッパに遠征中。
今現在はパリだそうです。

先週はボーイフレンドのお宅へ招待され、


先々週は、ボーイフレンドの親戚の家でお披露目され、
なんだかんだで毎週末デートしている娘とボーイフレンド。

中学生の恋愛って、こんなに親が介入しなくてはいけないんでしょうか?
私の夏休みは何処へやら…

すると息子の友達(高校生男子)が、
「僕たちもつまらない夏休みを過ごしていますけど…」
とテキストを送ってきました。

連れて行って欲しいところがあるそうで、
私の仕事が休みの時に、
連れて行ってやりますわ。

信じられない、明日からまた1週間みっちり仕事…
なんか、休んだ感ゼロ。

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アリスタ・セレモニー

2024-06-27 | 娘よ。。。(汗)
ここんとこ、娘の話が続きますね~。


先日、卒業式とは別に、
娘の「アリスタ・セレモニー」がありました。

Arista(アリスタ)というHonor societyで、
「全教科90%以上の成績で授業態度が良く学校や地域でのリーダーシップがある子供」
だけが集められるグループがあります。

これ、全教科90%以上から下がった地点で、あっさりAristaから除外されますし、
年間のボランティア活動時間が足りなくても除外されます。

息子はいつの間にやら除外されておりました。
まあ、コロナに突入してたしね。
成績も下がったけど、ボランティアとかできる状況じゃなかったし。

1年間、成績やら素行やらがキープ出来た子だけが、
セレモニーに出席できます。


個人情報は隠しまくっておりますが、これが認定書。
娘、よく頑張りました。

今日が学校最後の日でした。
「やった~、もう中学校行かなくていいんだ~!
涙なんか一粒も流れないわ。
清々する!」
と娘。

学校最終日は、Aオール君のお迎えの車に乗って、
Aオール君宅に遊びに行き、
夕飯までご馳走になって、
夜の8:00pmにAオール君のご両親に家まで送迎してもらっていました。

私はといいますと、
仕事後、そそくさと帰宅しようと思っていたのに、
車の前輪がパンク。
朝ね、なんか「パ~ン!」という、プラスチック容器を轢くような音がしたな~と思ったんですけど、
車内、朝からエアコンをガンガンにかけてましたし(猛暑です)、
朝から音楽も爆音でかけてましたし、
窓閉め切ってますし、
なんとなくそんな気がした程度だったんですけど、
あれだったんだな…と。

なんだかんだでバタバタして、修理してもらって、
修理してもらっている間に夕飯食べに行って、
帰宅したら8:00pm。
娘と同時に帰宅しました。

バッタリ我が家の前で出くわしたAオール君のご両親、
「えっ?!こんなに遅い帰宅なの?」とビックリされておりました。

今、日付変わって3:00am。
大学院の課題に少し取り掛かったり、
教授にメール送ったりしていたら、こんな時間になってしまいました。
朝5:00起きで、明日も仕事だというのに、
なんで今ブログ更新してんだか…

もうお腹空いてきたし…
私のベッドで娘が寝てるし。

では、おやすみなさい。

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NYの中学校で経験した虐めと、男子友達④

2024-06-24 | 娘よ。。。(汗)
母親(私)の男友達承認、彼氏承認、
後ろめたさなく男友達と話したり遊びに行ったりできる解放感、
彼氏が自分のことを思ってくれる安心感、
お兄ちゃんが自分のことを守ってくれる信頼感、などなど、
自信を取り戻していった娘。

本当に、男の子達には、
感謝してもしきれないほどで、
娘の中学校生活は、
彼ら無しでは有り得なかったんです。

暫くして娘が
「Aオール君とハグしてもいいか?」
と聞いてきました。

ハグ?
何、イチャイチャイチャイチャする気?
一体どんなハグをするつもりか、
ちょっと私にやってごらん。
と問うと、
シンプルなハグをして
「下校前に
今日もよく頑張ったねってハグしたいってAオール君が言うんだけど、
お母さんに許可もらってからにしようと思って。」
と言うので、

う~~~~ん、ちょっと複雑だけど、まあいいわ。
グッバイのハグでしょ?
じゃあ、OK。
イチャイチャ、ベチャベチャとハグして、
キスして、ドロドロになってっていうんじゃないんでしょ?

「違うわ~~~!!」と娘。

だったらオッケイ、ということにしました。

Aオール君はお抱え運転手がお迎えに来ます。
2人は同じ学校の同学年ですが、
違うクラスで、ランチの時間も、昼休みの時間も異なるため、
学校で会えるときがほぼないので、
まあいっかなということで許可しました。
下校の校舎の前でAオール君が娘を探し、
人目もはばからず走り寄ってハグして、
それでバイバイするそう。

私自身、目撃したことはないけれど、
想像しただけでも可愛いなぁと思います。
Aオール君の運転手は、ぴょこぴょこ動く小柄な娘を、
「ウサギみたいだ。」と言い、
娘のことを「ウサギちゃん」と呼ぶようになり、
まだ娘を見たことのないAオール君のお母さんに、そう告げます。

この2人のハグを巡って、
ふしだらだ、もう身体の関係があるんだと逆上し、
変な噂を流す女子たちと、
隠すことなく、公に付き合えるのが羨ましいと思う女子たちで別れ始めます。

「リディアは学校で毎日男子と抱き合うんだ。」
と母親に告げる女子もいるため、
私は「ふしだらな子の母親」ということで、
非難の目で見られるようになり、
スーパーマーケットや道端でたまたま出会う女子の母親からは
完全無視されるようになります。
(特にNシャの母)
母娘揃って無視がお好きで…

ハグはセクハラにあたると大ごとにする女性教師がいたり、
女生徒の保護者から学校に連絡もあり、
他生徒の面前で堂々とハグをするなんて風紀が乱れると、
Aオール君は「リディアに触れるな!」と先生から注意されます。
そして風紀指導担当の先生に、Aオール君は呼び出されます。

もともと素行が良く、問題行動を起こしたことが一度もないAオール君は、
風紀指導担当の先生にとても気に入られてて、
二人、長椅子に腰かけて、
「恋愛観」について語り合ったそうです。
「リディアは僕の大切な彼女です。
チャラい気持ちで付き合っているんじゃない。
ハグすることが悪いこととは思わないし、
それで校内の風紀が乱れるのであれば、
その生徒達の恋愛認識が低レベルなまでで、
僕に問題はない。
リディアのお母さんの了承も得てます。
勝手にセクハラだの、ふしだらだのと決めつけるのが間違っていると思う。」
と自分の意見を述べ、
この2人に関しては学校公認でハグOKに。

誰も、他の男子生徒も揶揄ったりしないんだそう。

Aオール君とハグした後、
相変わらずNシャから守ってもらうために
別の男子達2~3人と一緒に帰宅する娘。
変といえば変だと思うし、
他人から誤解を招くといえば、そうだと思う。
「普通なら、彼氏がいるんだから、
もう一緒に帰宅したりしなくなったりするけどね、
まだ一緒に帰ってくれたり、
一緒に遊んだりするんだね。」
と問うと、

「うん、だって友達だもん。」と娘。

虐めを経験し、不思議な濃い友情が生まれました。

一学年下の女の子達の中には、
娘を今まで以上に慕ったり、憧れる子も出てきました。
あんな風に男友達と仲良くなりたいとか、
あんな風に好きな人と堂々と付き合いたいとか。
クラスメイトや親に隠れてコソコソじゃなくて。

娘は、この中学校の全生徒達の中で、
最も長く「交際」が続いているカップルなんだそう。

娘は虐めに遭っていていた時の成績急降下が原因で、
第一志望の高校に受かりませんでした。
それまでの成績も、それ以降の成績も十分クリアしているのですが、
数か月間の急降下が仇となりました。
娘本人も理解しています。人生ってそんなものです。

「第一志望がダメなら、兄と同じ高校へ進みたい。」と言い、
息子と同じ高校へ進学することになりました。

すると、息子の友達達が、
「お前の妹、
高校始まって、仲の良い友達ができるまで、
俺らで守ってやろうな。」
と言ってきたそうです。
心配してくれて。

息子からこれを聞いたときは、
彼らの優しさに、ほんとに胸がキュ~ンとなりました。

性悪もいるけど、
優しい子もいっぱいいる。
そんなNYのティーンエイジャー。

娘がこの先どんな高校生活を送り、
どんな友達を作るのか、
彼氏とはどうなるのか、
今までの男子友達(みんな違う高校へ進学)とはどうなるのか、
などなど、
気になることが沢山ありますが、
虐めの場から、一先ず開放されました。

もしかしたら、
占いっぽくいうなら、
娘は生まれつき、
男運が良い子なのかもしれない。
男の子達が放っておけないタイプの子なのかもしれない。
女を敵に回すタイプなのかもしれない。
それならそれでいい。

もう二度と、変なグループに属して欲しくない。
自分を押し殺して他人に合わせたり、
周囲の評価を気にしながら生きていくんじゃなく、
「自分らしく」成長していって欲しいと思います。

女子グループに属してからの2年間は
学んだことの方が多かった。
中学時代の半分以上だけど、
人生のうちのたった2年間。


Aオール君と、Aオール君のお兄さんのJア君。
Jア君が、「高校の卒業式に、リディアを招待したいんだけど…」
と連絡くれました。
9月からニューヨーク大学で学ぶJア君からも、
妹のように可愛がってもらっています。
男の子2人兄弟、いい子に育ってるなぁと感心します。
うちの息子より遥かに良い子。


Aオール君のお父さんとも一緒に。
ペルー出身のお父さんと、ペルー料理のレストランへ。
Aオール君のご両親に、娘のように可愛がってもらっています。

我が家では口答えばかりで、ちっとも可愛くない娘ですが、
他所のご家族にエラい可愛がってもらっちゃって、
まだ14歳なんだけどなぁ。
親元を離れていくようで少し寂しいですが、
でもまあ、とに角毎日楽しそうにしています。

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NYの中学校で経験した虐めと、男子友達③

2024-06-22 | 娘よ。。。(汗)

これが娘に持たせていた武器、
Stabby Kittiesといいます。
薄いのでポケットにも入るし、
キーホルダーとして鞄に付けておくことも出来ます。
(が、NYではキーホルダーとしていたら、警察に呼び止められます。)


こんな物が武器になるの?とお思いかもしれませんが、
これ、結構固い素材でできていて、
こうやって目の中に指を入れて拳を作り、猫の耳の部分で、
ブスッといったり、シャーっといったり出来ます。
素手で行くよりは良いと思います。

アメリカでは、
護身用の武器を持ち歩くことが許されている州、
ライセンスがあれば持っていい州、
どんな場合も違法とされている州とあり、
NYではどれもこれも完全に違法です。

ですが持たせました。

NY州は基本的に、女性が護身用の持ち歩ける物は全て違法です。
護身用品のスタンガンも催涙スプレーも違法。
私自身、いろいろ持っていますが全て違法で、
経験上、合法的で一番役に立つ護身物は、
◆バックルが大きめの金具で出来たベルト(サッと取り外しできるタイプ)
◆耐熱ガラスで出来た小さめの弁当箱を巾着袋に入れて振り回す
◆医療用の、結核菌もすぐ死ぬ、振りかけたらゴキブリもすぐ死ぬ液体を、
小さめのスプレー容器に入れ、相手の目にスプレーする(マジで目が開けられなくなる)
◆自分で調合して激辛スプレーを作る。もし用途を聞かれたら、「私、何にでも辛いスパイスかけないと食べられないんで。」と答える。

話を戻しますが、
そんな状況にまで発展しました。

虐めれば虐めるほど、
男子達が娘を守ろうとするのが、更に女子たちを逆上させるようで、
悪化の一途を辿ります。

学校に話した方がいいか?と娘に問うと、
中学に入ってから、教師を心底バカにするようになっていたので、
「言ったところで、学校が出来ることはない。
学校の先生なんか、
校長の顔色を伺いながら、
教科を教えることでいっぱいいっぱいのヤツばかりだ。
虐めの対応なんて出来るヤツはいない。
逆に虐めを公にして、私の状況を悪化させるくらいだ。
大好きな先生もいる。彼らに、私を哀れに思ってもらいたくない。
だから学校には言わないでいい。」
と言うので、
言わない方向で。

ちょっと騒々しい感じになっていたので、
何が起こっているかを息子にも伝えました。
なんでこんなところにまで発展したかも伝えました。

もともと、妹に彼氏が出来たとか、
男友達ばかりだということを
兄貴として、あまりよく思っておらず、
「俺は、妹が誰と仲良くするとか、関係ねぇ。知らん!」
と言っていた息子ですが、
理由が分かって納得。

「なんだその女!俺がMナ、ぶん殴ってやるわ!」
と言うので、
「殴れば解決することではない。
あなたには、今、妹がこういう状況下なんだということを、
知っといてもらいたいだけ。
彼女は平気だと言ってるけど、
強がって言ってるだけだと思うし、
学校生活がストレスフルだと思う。」
と話しました。

息子、高校の自分の友達に妹のことを少し告げたよう。
すると高校生の息子の友達や先輩たちが、
「なんかあったら、お前の妹を守りに行くぜ!」
と変な団結心が生まれます。

先ず、娘に何かあってからでは遅いということ、
なんとかしてあげたいと思ってくれる、その気持ちだけでも十分有難いということ。
息子の友達たちを巻き込むようなことはしないということ。
そして娘には、
「こんな風に、妹のことを思ってくれるお兄ちゃんやその友達を、
有難く思わないといけない。
なかなかいないよ。
アイツ(我が息子)、頼りないけど優しいお兄ちゃんだよ。
兄ちゃんとの絆は、これからもずっと大事にして欲しい。
鬱陶しがったりしない。
アメリカでたった2人だけの兄妹なんだから。」
と告げます。

さて、調子に乗ってきたMナ。
脅しの言葉を言えば言うほど、Nシャのグループが「やれ、やれ~!」と乗せる。
実際にMナが言っているところを目撃したことはない娘の彼氏Aオール君が、
「僕がMナに話を付ける」と言いますが、
娘が「ターゲットは私だから、
Aオール君まで巻き込まれたら嫌だから、何も言わなくていい。」
と断ります。

Aオール君、数日間様子を見ます。
ある日、娘が階段を下りている少し後ろにMナが、
その少し後ろにAオール君が位置に付く機会がありました。
その時にMナが「おもいっきりリディアの背中を押してやればいいのよ。
階段から転げ落ちて、大怪我させてやればいいんだ。」と言うのを、
Aオール君がばっちり聞きます。
そこで、物静かなAオール君が、静かにキレ、
Mナのところに走っていき、
他の学生も沢山、階段を下りている中、踊り場の端にMナを追い遣り、
「おえ、おめえが俺の彼女に困らせるようなこと言ってんのか?
これ以上言うなら、痛い目に遭うのはお前だけど、
覚悟出来てんだろうな?」
と言います。

男子の免疫が全くないMナ(一人っ子で、男子と口を聞くなと母親に言われている)、
しかも好きだった子にキツく言われたことに、
ビックリしたのと恐怖とで、
その場で失禁し、ぎゃん泣き。
まさか、本当にこうやって彼氏が守りに来るなんて、
思ってもいなかったみたいです。

何事が起ったのかと、先生たちが駆け付けます。
これまで一度も問題を起こしたことのないAオール君がそこにいて、
先生たちが驚きます。
目撃者も沢山いたこともあり、
全員がMナの暴言の事実を言い、
Mナが厳重注意されることになりました。

乗せられて、調子に乗って、暴言を吐いていたとはいえ、
Mナは中学3年で失禁し、大泣きし、
よほど恥ずかしかったのか、
その後はチーンと存在を隠すかのように、静かに卒業式まで過ごすことになります。

この日、娘は嬉しそうに「Aオールが自分を守ってくれた!」と話、
「あんた、ドラマみたいな人生送ってるじゃん!
東京リベンジャーみたいじゃん!」と、
母娘で笑って話しました。

母としても、
Aオール君には感謝せずにはいられなくなりました。

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NYの中学校で経験した虐めと、男子友達②

2024-06-20 | 娘よ。。。(汗)

    (卒業式のブーケ)

すると娘が、
「ううん。もう一緒にいない。話もしない。」
私:「えっ?じゃあ、学校で誰と一緒にいるの?」
娘:「Sマン君やBリー君、Aアン君。」
私:「えっ?女友達は?」
娘:「いない。」
私:「一人も?」
娘:「一人も。」

と、言い難そうに言い、
そこから腰を据えて事の発端を話してもらいました。

以前入っていたNシャの女子グループからは完全無視されていて、
口も聞いてくれない。目も合わさず逸らす感じ。
他の女子グループも、流れに沿うような感じで、娘を避けるように。
唯一、下校直前に、Nシャに見つからないように、
1~2人の女の子が娘に駆け寄って話すくらいで、
ひと言、ふた言後には、走って去らないと、
自分達にとばっちりが来る感じ。

そんな中、それに気づいたNシャをフッたAアン君のグループが、
「俺らと一緒にいたらいい。
お前は一人じゃね~ぞ。」
と仲間に入れてくれ、
学校では男子達と一緒に行動するようになりました。

その様子を見たNシャのグループが、
「リディアは男垂らしだ。
男に色目を使って、グループ内に入れてもらってる、
男に媚びを売る最低な女だ。」
という噂を流すようになり、
クラス中の全女子たちと距離が出来るようになります。

私が気づいて、娘に問うた11月半ばは、
こういう状態でした。

話を聞いたときは、
なんでこんなことになってんだ?!という思いや、
まさかうちの子が虐めの標的?!という思い、
好きだ、嫌いだ、両想いだ、フラれただ、くだらん!という憤り、
と同時に、毎日の学校生活で、重い、ツラい思いをしている娘のことを考えると、
気持ちがいっぱいになって、泣いてしまいました。
これを切っ掛けに、
私の大学院の勉強のペースを遅らせることにし、
私の卒業は、もういつになってもいいので、
できるだけ娘の心に寄り添えるような働き方、勉強の仕方をしようと決めました。

代わってあげれるのなら代わりたいほどですが、代われませんし、
娘の学校生活は続くし、
親がしゃしゃり出て行って、Nシャの母親に
「あなたの娘さん、Aアン君に告白してフラれ、
その腹癒せにうちの娘をイジメてるんですけど」って、
言うことも出来ないじゃないですか?
彼女たちの母親は、自分の娘が色恋沙汰には興味のない、
ピュアで幼い子だと思っているんだから。
それに、娘が自分で乗り越えなきゃいけないことでもあるし。

先ず、これからはクソみたいなグループに入らないこと!
を懇々と言って聞かせました。
私自身は「一匹オオカミ」で、つるむのも、他人と合わせるのも嫌いだから、
基本、単独行動の女なんですが、
それが良いとも思っていなくて、
理想は、いろんなグループに手を突っ込み、足を突っ込み、
広く浅くの人間関係。
ベストフレンドは1~2人いればそれでいい。
あとは会いたいとき、話したいとき、
質問があるとき、騒ぎたいとき、
連絡したいときだけ連絡できる人がいたほうが良い。
今は人間関係の築き方を学ぶ時期で、
実は、学校の勉強と同じくらい大事なことなんだと告げました。

でも基本、「女子はつるむ」性質があって、
今後、高校に行っても、大学に行っても、職場でも、
女子はつるみがち、ということも教えました。
グループのリーダーだから良い人というわけでも、偉い人というわけでもないし、
目立つ存在が良いわけでもない。
クセモノも多い。
見極めるのが大事、と。

もしグループに入るのであれば、
どういう人達で構成されているのか、最低半年間は吟味すること。
「他のグループと口をきいてはいけない」とか、
あなたを利用しようとしてるとか、
怪しいなと思ったら、絶対に属さないこと。

理想は、2つ以上のグループに、自分の身体の半分だけ所属させて、
自分の気分であっち行ったり、こっち行ったりできれば、
精神的負担が少ない。

ここまではこれからのこと。
じゃあ、今現在のこと。

こんなの、人生の終わりでも地獄でも何でもない、
「やってやろうじゃね~か!」くらいの気持ちで
構えること。

「男の子の友達だけでも、嫌じゃないのか?」
「その男の子達は、ちゃんと勉強する子達なのか?」
「チャラ男達じゃないのか?」
「あなたに性的な興味を抱いているような子達じゃないのか?」

その辺を話し合ったり、聞き出したりして、
「男の子達と一緒にいても、私は全然平気。
寧ろ、精神的ストレスがなくて、
みんな冗談ばっかり言って、ほんとに楽しい。
みんな優しいし、面白いし、いい子。
そのうちの2人はデヴィッド(リディアの兄、私の息子)のことを尊敬してて、
デヴィッドの妹の私に、絶対に手を出したりしない。」
と娘。

だったらということで、
「わかった。
それならば、無理に女友達を作る必要なし!
男の子友達と仲良くするのを認めるわ。
仲良くしてオッケイ。
そのかわり、グループ内で惚れた晴れたはやめてよ。
私に遠慮することなく、男友達といい友情を築きなさい。
あなたのこと、信頼してるからね。」
と言うと、

それまで、男の子友達しかいないことに、
後ろめたい気持ちもあったのか、
母親に話して、認めてもらったことを機に、
急にサ~~~っと肩の荷が下りたみたいになって、
学校に行くのも楽しそうになるし、
学校であった面白い話とか、
男友達のドジ話とかを嬉しそうにするようになりました。

ですが、私の承認を受けて、
ガッツリとAアン君の男子グループと過ごすようになった娘は、
Nシャの女子グループの反感を強く買うようになり、
クラス内での無視、シカト、嫌がらせを激しく受けるようになります。

下校のルートが同じNシャから、娘を守るために、
Aアン君のグループ内の数人の男の子達が、
家まで娘と一緒に下校してくれるようになりました。
Nシャとは同じバスに乗らないとか、
帰宅ルートを変えるとか、
男の子達が親身に守ってくれました。

「なぜこんなに男子達があなたを守ろうとするの?
あなたに気があるの?なんなの?」
と娘に問うと、
Aアン君は、自分のせいでこんなことになったと思って、
私に申し訳ないと思ってるし、
とに角Nシャのことも、Nシャのグループも大嫌いだから。
他の男の子は、Aアンのベストフレンドだから。
他の子は、デヴィッド(娘の兄)のことを尊敬しているから。

なんちゅう師弟関係!?
NYにこんなタテ社会があったとわっ!?
と、正直思いました。

そして、2月のバレンタインデーの日に、
違うクラスのAオール君(現:彼氏)から告白されます。

娘は周りの男子友達から
Aオール君がずっと前から好意を寄せてくれているということは
聞いていたようです。
そして、両想いになります。

Aオール君は、娘が虐めに遭っていることを知りませんでした。

別クラスの、Aオール君に思いを寄せていた女子Mナ(こちらも一人っ子女子)や、
これまで娘の虐めに関わっていなかったけど、
Aオール君に好意を寄せていた女の子達が嫉妬し、
Aアンの男子グループに属していながら、
全く違うところの男子をボーイフレンドにするのか?!と、
「あっちのクラスでも、こっちのクラスでも、男を誑かせる最低な女。」と
他クラスの女子も敵に回すようになります。

学年内で娘をターゲットにする熱量が増していき、
Mナが、
「いつか、リディアを痛い目に遭わせてやる。
顔を殴ってやる。二度と表を歩けないようにしてやる。」
などの暴言を、娘に聞こえるように言うようになり(脅し)、
状況は益々悪化。

娘が、「私、格闘技が習いたい…」と言い出し、
身の危険を感じているんだと察しました。

「もし、Mナが襲ってくるようなことがあったら、
ヤラれる前に、滅多打ちにしてOK。
逆に顔中を傷まみれにしてもOK。
後は私が責任を取る。
いい?ヤラれてからヤリ返すんじゃ遅いの。
ヤラれる前に、ヤルんだよ。」
と、私は娘に武器を持たせて登校させるようになりました。
NY州では違法です。

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NYの中学校で経験した虐めと、男子友達①

2024-06-19 | 娘よ。。。(汗)
娘のことを載せた投稿の中に、
娘が男の子たちといつも一緒にいると書いています。
「あれ?大丈夫なの?」「心配じゃないの?」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。

今まで何度もブログに載せようと思い、
書き途中にしたものがいくつかあるのですが、
内容や、私の心情やを書くと長くなる上、
上手く言葉にできなかったので、放置してきました。

娘も無事卒業しましたし
それを小分けにして載せていきます。
うちの娘は特殊なケースなのかもしれませんが、
もしかしたら参考になる方もいらっしゃるかもしれないので、
載せておきます。

娘、小学校5~6年でコロナ禍になり、
中学校から再び学校がスタートしました。
子供達は、なんとなく全体的に皆、今までよりもシャイになり、
小学校のときより皆、ちょっと背伸びするようになり、
なんとなく、お友達の作り方が今までと違う感じになりました。

私は知らなかったのですが、
女の子って、とに角グループを作って、派閥みたいなのがあるです。
日本もそうかもしれませんが、NYはもっと明確みたいです。
女子は男子よりえげつない感じ。
娘は、そういう事情をよく分からないまま、
よく喋るようになった子達が、
娘にグループに入るように誘ってきて、そしてその子達と常に一緒にいるようになりました。
これが、発端です。
見た目は普通の女の子のグループですが、
ヤンキーよりも悪質だなと私は思いました(のちに)。

のちに分かったのですが、
このグループ、全員一人っ子か、女だけの姉妹という、
そういう子達で構成されているグループで、
まあ、気の合う子達がたまたま集まったら、そうなったんだと思いますが、
見て育ったテレビ番組がディズニー系のドラマとか、
キャピキャピしたアメリカの学園ドラマとか、
そういうの。
正直、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」を
お兄ちゃんと一緒に見て育った日本人の娘とは、
社会を見る目も、男子を見る目も、大きな違いがあります。

一人っ子や姉妹だけの中で育った子が良くないというわけではありませんが、
こういう子達の描く「男子像」はまさに「王子様」で、
兄弟のいる中で育った女の子のように
かわい子ぶりっ子することなく、気楽に男の子と話せる、
別に男子を特別視しないという部分に大きな違いがありますし、
彼女たちの母親というのは、
やっぱり「変な虫」が付かないように、
「彼氏はダメ!」「男子には気を付けなさい」「男の子と親しくなってはいけない」
みたいに育てられている子も多く、
その点にも違いがあります。

話を戻して、この娘が属してしまったグループ、
グループ内にはリーダー的な存在がいて、
その子が好きな物は、グループ内の子全員が好きじゃないといけない感じ。
リーダーの好きな「クラスの男の子」を全面的に応援したり、
ファッションとか、化粧とか、サンリオのクロミちゃんとか、BTSとか、
別に娘は興味もないのに、
「好き」と言って合わせなきゃいけない感じに、
「これぞ女子!」という感じを学びつつも、ストレスを感じているようでした。
娘の属していたグループのリーダーの名はNシャ。

悪質なのが、他のグループの子と仲良くしたり、話したりすると、
同グループ内の子に嫌がられるという、
とてもとても狭い女子グループ内での人間関係で、
一旦入ってしまうと、抜け出したくても抜け出せないという点。
娘自身、無理にグループの皆に合わせるストレスと、
今まで普通に話していた他の子と仲良く出来ないというストレスで、
自分らしさを見失っていき、
この2~3か月間で、成績が一気に急降下します。

反抗期が爆発したのもこの時期からで、
ストレスや心の蟠りを、
家で発散させなくては、心が持たなかったんだろうなと、
今になっては、そう思えますが、
当時は私も大変でした。

元々小学校時代から仲の良かった男の子(Aアン君)とは、
学校で話す機会は減り、
オンラインゲームなどで繋がる感じになっていたようです。

中学3年を迎える前の夏休み中、
リーダーNシャが兼ねてから思いを寄せていたAアン君にフラれ、
それを機に、
「あのAアンは最低クズだ!
私のことを好きな素振りをしておきながら、フリやがった。
あのAアンはハブる。
今後、絶対に口はきいてはいけない。」
という流れになりました。

でも娘は今までどおり、
Aアン君とはDMやオンラインで連絡を取っていました。
Aアン君は「オレは別に好きな素振りなんかしてなかった。
向こうの勘違いだ。
急に、誕生日にあれ買って、これ買ってとか言い出して
彼氏でもないのに何なんだ。」と。
娘は中間的立場で、どちらの愚痴も聞かされていました。
それがNシャのグループにバレて、
娘は中学3年になって早々から、
「裏切者」というレッテルを貼られ、
グループの女子たちからハブられる、無視される、ということになりました。

新学年始まってから(9月)、
私は仕事と大学院スタートでバタバタして、
娘に構ってあげられていませんでした。
娘があまり学校のことを話さなくなったように思いつつも、
中学3年になって、勉強が忙しくなったんだろうと思っていました。
これまでよく話していた女の子達の名前が全く出てこないことに変だと思ったのは11月の半ばでした。
9月の新学期から2か月半ほど経過していました。

「ねえ、ここんとこ、
女の子友達のこと言わないけど、
まだ仲良くしてるの?」
と聞いてみると…、


   (娘の彼氏Aオール君に贈ったブーケ)

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