アメリカ生活も長いくせに、今さらながら感動してしまったことがあります。
それは…401K(フォーオーワンケイ)という確定拠出年金制度!
ずっと存在は知っていたけど、最近になってようやくその素晴らしさを実感中です。
日本で言うところの「企業型DC(確定拠出年金)」に一番近い制度で、
ざっくり言うと、自分の給料から将来のために積み立てて、運用して、
老後に備えるという仕組み。
でもそれだけじゃないんです。仕組みがほんとうに、よくできてる!
ざっくり言うと、自分の給料から将来のために積み立てて、運用して、
老後に備えるという仕組み。
でもそれだけじゃないんです。仕組みがほんとうに、よくできてる!
例えば、私の働いている病院。
なんとパート職員でも、入社してすぐでも、401Kが利用できるんです(もちろん希望制だけど)。
しかも、雇用主が従業員の拠出額の最大6%まで「マッチング(employer matching)」してくれる!
つまり、自分が積み立てた分と同じ額を病院側も入れてくれるんです。
えっ?それってつまり、実質お金が倍になってるってこと⁉︎
えっ?それってつまり、実質お金が倍になってるってこと⁉︎
軽いボーナスです。
さらに驚いたのが、最近の金利。なんと9%越え。
3か月ごとに明細書が届くんですが、見るたびに「おお〜!」と小さく歓声。
「え、これ…放っておいてもこんなに増えてくの?」と感動しきり。
さらに驚いたのが、最近の金利。なんと9%越え。
3か月ごとに明細書が届くんですが、見るたびに「おお〜!」と小さく歓声。
「え、これ…放っておいてもこんなに増えてくの?」と感動しきり。
もちろん、59歳までは引き出すとペナルティがかかるので、
すぐ使えるお金ではないんですが、
それでも「老後資金」としてはこれ以上ない安心感。
すぐ使えるお金ではないんですが、
それでも「老後資金」としてはこれ以上ない安心感。
もう銀行に預金してても、全然増えない時代。
だったら、できるだけ401Kにお金をまわそう!と、心の中で固く決意した週末でした。
だったら、できるだけ401Kにお金をまわそう!と、心の中で固く決意した週末でした。
ちなみに、医療系や教育系の職場では「403b」という制度になってる場合もありますが、内容は401Kとほぼ同じです。
毎月の出費に追われて、つい後回しにしがちな将来のこと。
でもこの制度、本当に「使わなきゃもったいない!」って思いました。
でもこの制度、本当に「使わなきゃもったいない!」って思いました。
まだの人は、ぜひ一度、自分の職場の401K(や403b)の条件をチェックしてみてくださいね。
条件がいい職場、実は「こういうとこ」にベネフィットの差が出てるんですよ…!
条件がいい職場、実は「こういうとこ」にベネフィットの差が出てるんですよ…!
60歳過ぎてもまだ積み立てできる
アメリカの401(k)がすごい理由のもう1つの理由として、
日本では、企業型DC(企業型確定拠出年金)といえば、
「60歳で掛金ストップ」が当たり前。
最近は一部で65歳まで延長できるケースもあるようですが、
基本的には60歳以降はもう拠出できず、あとは運用だけ…という流れですよね。
「60歳で掛金ストップ」が当たり前。
最近は一部で65歳まで延長できるケースもあるようですが、
基本的には60歳以降はもう拠出できず、あとは運用だけ…という流れですよね。
でも!
アメリカの401(k)は、全然ちがうんです。
なんと、年齢制限がありません。
60歳だろうが、70歳だろうが、80歳だろうが…
働いている限り、ずっと給料から積み立てOK!
働いている限り、ずっと給料から積み立てOK!
さらに、驚くべきはここから。
アメリカでは50歳を過ぎた人は、拠出額の上限を増やすことができるんです。
「キャッチアップ拠出(Catch-up Contribution)」という仕組みで、
通常の上限額に加えて、追加で$7,500(※2025年時点)まで積み立て可能。
「キャッチアップ拠出(Catch-up Contribution)」という仕組みで、
通常の上限額に加えて、追加で$7,500(※2025年時点)まで積み立て可能。
つまり、老後資金をしっかり貯めたい人にとって、
「50歳からが本気のラストスパート!」という感じ。
「50歳からが本気のラストスパート!」という感じ。
日本だと、60歳になると「あとは取り崩すだけ」モードになりますが、
アメリカでは「まだまだ積み立て続けるよ!」という選択肢がしっかりあるのが魅力です。
アメリカでは「まだまだ積み立て続けるよ!」という選択肢がしっかりあるのが魅力です。
私みたいに「定年なんて関係ないわ〜、できる限りずっと働きたい!」って思っているタイプにとっては、
まさに天国のような制度。
パート社員でも積み立て続けれる上に
金利はしっかり高め。
医療系や教育系の職場って、こういう面で恵まれていて、
401Kの金利はずっと安定して高めです(平均7~8%)。
まさに天国のような制度。
パート社員でも積み立て続けれる上に
金利はしっかり高め。
医療系や教育系の職場って、こういう面で恵まれていて、
401Kの金利はずっと安定して高めです(平均7~8%)。
昔は「大きな会社に入って、福利厚生のしっかりしたところで長く働くのが一番!」なんて言われていましたよね。
私はどこかで「それって昭和の考え方かな〜?古いかな~?」なんて思ってて、
子どもたちにはあまりそういうことを押し付けずに育ててきたつもりなんですが…
私はどこかで「それって昭和の考え方かな〜?古いかな~?」なんて思ってて、
子どもたちにはあまりそういうことを押し付けずに育ててきたつもりなんですが…
なんと、息子。
しっかり福利厚生重視派でした(笑)
しっかり福利厚生重視派でした(笑)
まだ若いのに、すでに彼なりにちゃんと考えておりました。
しかも、私の知らなかった制度まで教えてくれちゃって、
「え?そんなのあるの?」と目からウロコ。
しかも、私の知らなかった制度まで教えてくれちゃって、
「え?そんなのあるの?」と目からウロコ。
親が全部知ってるわけじゃないんですね〜。
というか、まだまだ知らないことだらけ。
人生、ずっと学びです。
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