第43代紫組要領次第

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第12回要領合宿in軽井沢1日目

2007-09-08 10:07:04 | 要領合宿
9:20 
大宮駅に高橋、内田、根集合。

10:50 
軽井沢駅に到着。靄がかかっている天候にがっかりしつつも、初日は美術館めぐりなどインドアな遊びを行なうという意見で一致。まずはレンタカーを借りて旧軽井沢のトリックアート美術館へ向かう。

11:20 
トリックアート美術館において点線の上に沿って歩けば、壁画に描かれてある廊下の向きが変わります・・・などという案内に基づいてやってみるものの、「ふーん、確かにそうかも」とか「まあ、そう見えなくもないね」みたいなシニカルな冷めた反応しか取れなかった。これが延々と続くのかと思うと一抹の不安を感じざるを得なかった。

ところが我々が先客達の先行研究(トリックアートを用いて撮影した写真)を目にしたとき、その意外なまでの完成度の高さにプライドを刺激された。そして素人でもこれくらい出来るのだから10数回も要領合宿を重ねてきた我々なら先行研究を裕に超えられるに違いない、という確固たる自信と湧き上がる闘争心を以って写真撮影に臨んだのだった。

そのときの写真を幾つか・・・
(写真の表示が思うようにいかないので、しばしお待ちを)

13:00
内田の情報により美味い鳥肉を食べさせてくれるという「わかどり」という店に向かう。店内で写真撮影が出来なかったり、追加注文が出来ないなど頑固を通す店であったが、やはりそれに相応しい美味しさがあったと思う。

そして白飯が210円に対して内田が注文した鳥茶漬けは4倍の840円という価格であった。これは茶漬けに入っている鳥肉に(鳥肉の店だけに)630円の価値が付与されているのだろうと予想したのであったが、それは梅茶漬けが840円という事実によって否定される。出し汁そのものに価値があるのか無いのか様々な憶測を生んだものの、我々を混乱させる結果となった。

14:00
1時間当たり400円というぼったくりに近いような駐車場で、間一髪2時間58分のところで駐車場を出る。これは根が車を周回させているうちに、内田、高橋が買い物をするという戦略の賜物であって、要領が如何なく発揮された場面であったのではないだろうか。

14:30
千ヶ滝温泉へ。ナビに載っていない場所であったが、地図とナビを相互に利用しながら目的地へ辿りついた。この頃には天候は晴れ渡っており、アウトドアに切り替えるのも悪くない気がした。

温泉は室内風呂と露天風呂と岩風呂があり、それぞれ大自然の中といった感じで開放感を味わう事が出来た。温泉の中でも議論は絶えず、根は相撲業界のリスクマネジメントの弱さについて相撲に詳しい内田に質問し、角界の伝統の固さや非合理性などを学ぶ事になる。高橋はB型の血液が蚊に狙われやすいという主張を行なったりした。

温泉から出た後は散歩などをしながら、根が「鳥が動物界で最強」の説を主張し始める。すると高橋が「人間が最強」の説を展開し、話題は核兵器の方面へ移行する。途中で収拾が付かなくなってきたで、ここら辺で撤収。

16:00
ドライブがてら、白糸の滝に行ってみようと車を走らせる。有料道路の中間地点に存在するのだが、車を止めた地点から歩く距離が150メートルで有り難味が薄いという話になる。ただ幼少期に行ってがっかりしたという内田は案外悪くないと感じ、自然の良さというのはある程度大人になってから気づくものなのかもしれないと発言した。

17:00
さらに調子が載ってきたので「なんとかロック(岩)」という奴に行ってみようと車を走らせる。山の頂上付近にあるということで山道の運転に自信があった根がうねる細道をグイグイと突き進んでいった。あまりにも狭く傾斜のキツイ山道に入り込み、一度は断念して下山するものの、別のルートから再び挑戦した。しかしそれでも車の両脇をこする寸前のところまで攻めた所で下車する事にした。それは後から考えれば正解であって、もう少し進めば間違いなく車は進退窮まるところであった。

その後徒歩で目的地に向かったが、山道らしき山道も目印なども全くない状態であり、結局は引き返す事にしたのだった。後で知る事になるが、この「なんとかロック」は本来登山ルートにあるものであり、そもそも車でいけるような場所には無かったらしい。とはいえちょっとしたアドベンチャー気分を味わえたので良かった。

17:30
内田の提案により旧軽井沢の「酢重」というちょっと高級な感じの店で夕飯を食べる。銅釜で炊かれたご飯に、岩魚の活作り、じゃがバター、鳥肉のから揚げなど、どれも大変美味しいわけで、旅行において食の重要性について再確認をすることになる。(そのころ軽井沢駅へ到着した洪君は、大変不味い高原ラーメンなるものを食していた)

19:30
洪君を乗せて食料や酒の買出しをして、内田の伯父さんが持っているという山荘へ向かう。真っ暗闇の中をうねうねと運転していくのは恐怖であり、根は真っ暗闇の中で「孤独死」というものが確かにあるのかもしれないと実感した。

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4 コメント

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ありがとう! (gyo)
2007-09-12 15:07:58
おおありがとう!
すごく書いてくれたのに、コメント遅くなってごめん!

詳しくて、自分ひとりでは忘れていただろうことが細かく&おもしろく書いてあって、笑わせていただきましたよ!

車が「抜き差しならぬ状態」にならなくてよかったことや、
孤独死の定義が違ったまま使っていたりと、思い出深いね。

B型、蚊にさされる説は忘れていました。
自分の意見ですが、
内では、A型の母とAB型の自分が圧倒的によく刺されるので血液型は関係ない気がします。といってもこれは研究対象が家族人数5人による結論なので科学的ではないですが。。。

そうそう、オルガンロックですが、
調べたところ、

//www.paw.hi-ho.ne.jp/%20takeuchi/karuizaw/atago.htm

に情報がありまして、愛宕神社参道入口、を見つけることが大切だと知りました。
いやほんと行き当たりばったりの提案でごめんなさいでした。

それにしても、こう振り返ってみると、
初日にして、いろいろやったんだなぁと思う(軽井沢への移動時間が短いということもあるけど、結構アクティブだわ)。素晴らしかった旅でしたね!!
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Unknown (gyo)
2007-09-12 15:14:00
朝青龍への引退勧告を要求する声が沸いており大変心苦しいです。朝青龍引退したら泣きます。

だってよ、彼が大関になるときのインタビューで、
凄い前向きな発言をしていたんだよね。
あのコメントに僕は勇気付けられたから、好きになったんだよ。

悔しい!!
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Unknown (はまね)
2007-09-12 18:11:17
さんきゅ!続きは近いうちに書きます。

>いやほんと行き当たりばったりの提案でごめんなさいでした。

行き当たりばったりだからこそ、面白い事が沢山あるんだと思いますぜ

>朝青龍への引退勧告を要求する声が沸いており大変心苦しいです。

なんか周りで非難ばかりしている人って、生産性が全くないので僕も好きではありません。朝青龍にはカムバックして欲しいですね。
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Unknown (gyo)
2007-09-15 17:52:56
嬉しいコメントありがとう。カムバック期待です。
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