第43代紫組要領次第

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第12回要領合宿in軽井沢2日目・3日目

2007-09-19 22:53:41 | 要領合宿
9:30
洪君を軽井沢駅へ見送って、アウトレットモールでブラブラする。10時開店ということですることが無かったので、裏にあったパターゴルフ場で9ホールだけプレイする事にした。当初は翌日やる予定があるのだからここでするのは如何なものか、という反対意見もあったが、暇であったのと翌日十時に圧勝する布石として練習しておくのも悪くあるまい、ということでプレイした。

このときは根は力の加減が分からず、パターゴルフであるにもかかわらず、場外に玉を出す(OB)という珍プレーを出した。対して高橋は常に堅実なプレーを見せて大差をつけて勝利を収めた。内田と根は翌日の大会の勝負の鍵を握るのは高橋であるだろうと確信した。

10:30
アウトレットモールの中にあるレストランで、根と高橋はソフトクリームを食す。内田はなにやら怪しい赤っぽいお茶を飲んでいた。その後何をするべきか話し合った所で答えが出せず、観光案内所で情報を得る事にした。

11:00
観光案内所では浅間山の鬼押出しに行くことを勧められた。レンタカーで旅している事を伝えると、途中の景色の良いレストハウスや浅間山の博物館などへ行くことをやたらと勧められたので、それを実行する事にする。ところでこの日合流するはずの十時が、実験などで到着が遅くなるという事で4時くらいに「車内で聴くCDを持って」合流するように告げた。

12:00
景色の良いレストハウスで昼食を取る。その直後に車で浅間山の博物館に向かう。このとき大きなボロボロの建物が見えたので、そこは博物館なのかと感じたが、そこではなかった。博物館の中では赤い水に泡を浮かべて白いガスで溶岩っぽい物を演出していた。この展示は大変ショボいもので、採算の取れない公共事業の匂いがした。極めつけは巨大な爺さんと妖精?のような人形が変てこな歌を歌っていたモニュメントだろう。正直気持ち悪かった。

13:00
その後、鬼押出しに向かう。前日の夜に世界遺産ベスト30なる番組を見ていたのだが、根が「白糸の滝はブラジルかどっかにある世界遺産の滝と同じようなもんだ」という暴論を述べたのに引き続き、ここでも「鬼押出しは日本でいうキラウェア火山の溶岩跡みたいなもんだね」という論を述べる。

途中で幾つかあったコンクリートの東屋っぽいものが休み所かと思われたが、それが「避難所」であることを知った時に少し恐怖した。移動のさなかに先ほど見たボロボロの廃墟と思わしき建物と、山中にある巨大な観覧車が周りの景色と強い違和感を感じた。観覧車は新興宗教の施設なのではないかという憶測まで生んだ。

15:00
軽井沢市内に戻ってきたので、バーベキューの買出しに向かう。このときミカド珈琲のモカソフトを食す。皆そこまでお腹が減っていたわけではなかったので、3人で1個のソフトを食べる事になった。端から根、高橋、内田の順番に座って根⇒高橋⇒内田⇒高橋⇒根・・・という順番で食べていく事になった。内田はふと「根が全部でn回ソフトを食べたなら、高橋は何回食べた事になるだろうか?」と疑問に思い、2n-1もしくは2n回となるだろう云々という議論をした。こういった一つ一つの下らないけど、真剣な議論が楽しい。

16:00
十時を軽井沢駅で拾って、霧が深い中で山荘へ戻った。バーベキューは何度もやっているだけに卒なく行なわれ、肉に野菜に酒にと大いに楽しむ事が出来た。大食の磯部、岸尾が不参加だったので少なめに買った肉だったが、若干少なかったのが残念だった。またこのたび地獄と呼ばれる焼け焦げた黒塊はあまり発生しなかったが、新たに「hell liquid(地獄水)」と呼ばれる液体に遭遇する事になる。

20:00
飲み足りない、食べたりない、と感じた我々は酒を飲んでいなかった内田の運転で近くのコンビニへ買い出しに行くことに決めた。ところが外は深い霧に真っ暗闇とあって、車を出すのは憚れる状況であった。それにもかかわらず果敢に発車し無事に視界ゼロの世界から帰ってきたときに内田は皆から勇者として崇められる事となる。ところでこのとき案の定CDを持ってき忘れた十時は、生ライブによるBGMの演奏が課せられ、車内は大いに盛り上がった。

26:00
大いに飲んで、歌い、「犬は汚いので触らない方向で~」のメロディーラインとか、ソフトクリームにおけるゲーム理論的考察や、内田の将来のビジョンについてとか、内定先の企業における人間関係、政治の話、などなど様々な議論を行ない尽くした後に就寝。

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11:00
起床。昨日焼こうと思って忘れていた揚げ豆腐をトーストに乗せて食べるという案を高橋が立案し、これが見事にヒット。朝から中々な要領の発揮であった。

12:00
根と十時は山荘のすぐ近くに地図上では川があるということで、それを見に散歩へ出かける。しかし行けども行けども川は見当たらず、引き返す事になった。後で聞いたことには山荘の横にある小さな沢のような奴が求める川であったらしい。よく考えてみれば山の上に大きな川が流れている事を想像する方が間違いだった。

13:30
パターゴルフ大会が催される。前半においてはカップが浮き出ていて、カップがボールをはじき返すという信じ難いコースに悩まされたりする中、昨日の予想通り高橋は堅実なプレイによってトップに立つ。1打目にどんなにラフに打ち込もうとも、次の2打では必ずカップに寄せる事から彼は「復帰の高橋」という称号を得る事になる。

そんな高橋も後半では打てども打てどもカップを通り過ぎるという、「地獄現象」に悩まされるなどしてトップの座を追われる事になる。十時は最下位から「2打目が勝利を決する」という理論をもって、先行プレイを冷静に参照し自らのプレイに生かすなどして猛チャージをかける。

結果は後半からトップとなった根の逃げ切りという形になったが、トップと最下位が2打差という大接戦となった。

16:00
レンタカーを返却して、最後は旧軽井沢を楽しもうという話になる。初日食べた鳥肉の店へ歩いて行き、初日は食べ損なった唐揚げなどを食す。その後土産物屋などに立ち寄りながら駅へ向かう。帰りの新幹線は満員で通路に立つことを余儀なくされた。高橋、内田はそんな中でちゃっかり座ってるところがさすが要領の猛者といえるだろう。

総括
今回の合宿は2回目の遠出であり、初のゲストを迎える形となった。今後も合宿を繰り返して精進していきたいものである。

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3 コメント

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ありがとう!! (gyo)
2007-09-24 14:54:21
ありがとう!
実は2日目とか何をしたか思い出せなくなっていたのですが、思い出させていただきました!
嬉しいです!

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博物館の

浅間はどこじゃ~♪

あれは恐ろしかったな。
童謡風の曲調で、脳裏にメッセージを刷り込んでくる手法とかは、もはや宗教としか形容しようがなかったね。

あの廃墟がなんなのか気になるけど、
はっきり言ってあのしょぼい博物館より観光地としては適しているんじゃないか、と今になると思ってしまいます。

こう思い返してみると、飯はうまかったし、景色はよかったし、夜のドライブの恐怖感とか、ギターの生演奏とか、すげー、充実した生活だったね。

今後とも遠出とスペシャルゲストで盛り上げていきましょう!

詳しくて、しかも今後、
あの旅行の記憶をばっちり思い出せるような楽しい文章を書いてくれてありがとうでした!
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どもども (hamane)
2007-09-25 23:55:06
今回は書き応えのある旅行でした。山荘とかに泊まらせて貰ってホントありがとう!

また素晴らしい企画立ち上げよう!
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Unknown (gyo)
2007-09-29 22:16:15
もちろんです!要領次第の更なる成長をするべくがんばろう!
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