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医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

歴史は上手に「思い出す」ことなのです

2015-01-02 00:02:49 | 編集スクランブル
★一人の力は無力に思えるかもしれないが、一人から始まる連帯は社会を変える力となる。
人類的な課題を解决する潜在力は日本にあるのではないだろうか?
資本主義も行き詰まり、共産主義も限界があった。
★「死は推理小説のラストのように、本人にとって最も意外なかたちでやって来る」作家・山田風太郎
彼はヘビースモーカーで3日に1本ウイスキーをあける酒飲みだった。
本人は肺がんか肝硬変で死ぬと信じいていたが、糖尿病とパーキンソン病を患い79歳で亡くなる。
★試されるのは未来を見通す構想力。
★「正月はいづくにもつまらね遊事をするものに候間
夫れよりは何か心得になる本なりよも読んでもらひ候へ」吉田松陰が二歳下の妹に宛てた手紙の一節。
★「なぜ?」と問い続けよう。
分からない、だから面白い。
★イスラム国へ誘われる若者。
「彼らの共通点は、人生に意味を見出そうと悩んでいる、ということだけ」
「悩める若者」が先進諸国の脅威になりつつある。
シリアでの戦闘には既に約1万6000人の外国人戦闘員。
こうのち2700人以上が欧米から。
★歴史は上手に「思い出す」ことなのです。
それは史料の中にあるのではない。諸君の心の中にあるのだから、歴史をよく知るという事は、諸君が自分自身をよく知るというここと全く同じことなのです。評論家・小林秀雄
★スマートフォンや携帯電話、中学生の「5割」が所有。
健康や学習への悪影響。
いじめやインターネット上の犯罪の温床にも。
★読み継がれる不滅の名作は、先人たちの思いを重ねて新たな創作を生み、“時”を超えたて生き続けている。
「くるみ割り人形の魅力」
大人が読むと話の筋を追えなくなるが、夢と現実を自由に行き来できる子どもは自然に理解する。
「あなたは生まれながら、とても美しい大国を心にもっている」宮崎駿監督
彼はイラストを描く前に絵本と原作を何度も読み返したという。
★「たびたび、些細なことから重大な結果が生じるものだ」カエサル
★CDの年間生産高が、最盛期の1998年が5869億円。
2013年は1962億円、約3分の1に落ち込む。

人類の歴史は12月31日の最後の1秒

2014-12-29 12:45:24 | 編集スクランブル
★歴史上、最も意義ある社会改革の多くは、市民による草の根の運動によって引き起こされています。
例えば、アメリカの女性参政権は「私たちには投票する権利がある」と信じる女性たちによって実現しました。
小さな一歩でも、積み重ねるれば大きな力となります。
アメリカ・ハバード大学ケネディ政治大学院「カー人権政策センター」チャーリー・クレメンツ所長
★活動は着実に続けていけば、より創造的貢献ができるはずだ。
第一次世界大戦、第二次世界大戦の映像をCSテレビで観た。
無数の死者の映像。
女性や子どもたちこそ、戦争の一番の被害者。
★ナチはパリを破壊せず占領したことが唯一の救いであっただろうか?
人種差別のナチは、フランス軍の黒人兵捕虜3000名を虐殺。
休戦協定では反ナチのユダヤ人名簿の提出をフランス政府に要求。
★空軍力が劣ったフランス軍は敗走を余儀なくされる。
英国軍もドバー海峡から船で敗走する。
ヒトラーはナポレオン気取りになっていた。
★人間が変わらなければ、戦争や紛争は終わらない。
世界は100年後はどうなっているのだろうか?
150億年の宇宙の歴史を暦に例えると、人類の歴史は12月31日の最後の1秒に過ぎない。

それができるだけで、十分じゃないか

2014-12-27 17:01:43 | 編集スクランブル
★“老成したような一面とこの発育不全的な純真とが芥川を悲劇的な人物にしてみたのかも知れない”三島由紀夫「豊饒の海」
“何らの共通点のない相手に、烈しい敵意など燃やせる筈がない”佐伯彰一「物語芸術論・三島論」
“実生活と芸術上の好み、関心とがいつも緊密に結びつき、融け合わずにはすまなかった” 「物語芸術論・谷崎論」
★善人がサディスティックに一変する理由は、あまりに人間関係に気を遣いすぎることにあると彼には思われた。真継伸彦「細く嶮しい道」
★教師は生徒の人生を変える力をもっている。
「生徒に寄り添い、その半歩先を照らす教師」を目指し、奮闘を始めた。
ティーチ・フォー・ジャパン創設代表者・松田悠介さん
「教育界の松岡修造」と松田さんは呼ばれているそうだ。
「すべての子どもたちが、どんな環境に生まれようと素晴らしい教育を受けられ、自分可能性を生かせる社会を作る。
★インターネットのその画面の最も上段に表われる情報とはどんなものかといえば何のことはない、ほかの人も頻繁に見ているものが表示されるように設定されている。
要するに他人の選択盲目的に従っているにすぎなないのである!
選択肢が多様化すればするほど、私たちに自由な選択が担保されるというのは、幻想にすぎない。
京都大学教授・正高信男さん
★自由にものをつくるということそれ自体が、人間にとって救いになる。
それができるだけで、十分じゃないか。文芸評論家・飯田一史さん
★海外に吉乃川の大吟醸をもっていって試飲してもらうと、かつては「このお酒にどのフルーツを交ぜて造っているのか」と質問されました。
「お米だけで造っている」と言うと、驚かれたものです。
日本酒のおいしさと魅力が広く認知された今では、海外の方の中には、「これは何の酵母で造っているのか」という難しい質問をする人もいるくらいです。
私たちが想像する以上に、海外の人たちはおいしい日本酒の良さを知っています。吉乃川(株)社長・川上浩司さん
★「怖いバッターを迎えた時ほど、ピッチングのバランスが整う、その状況を自分のプラスに変えられる。ピッチングのスイッチを入れるタイミングを、本人は分かっているんだろうな」北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督
★私たち精神科医にとって、「結論ありき」で進める心理分析は最も初歩的ミスであり、こうした心理分析は、のちのちまで大きな禍根を残します。
外面だけを見て人を批判、非難するのではなく、まず自分の心を見つめること。
精神科医・名越康文さん


得票率は48・2%で、小選挙区の議席占有率は75・6%

2014-12-22 10:24:37 | 編集スクランブル
★日本を変えていくのは何も政治家だけがやることではない。
国民ももっとこの国の将来のために行動を起こした方がいい。
★得票数は、有権者の民意をより直接的に表す。
問題は得票率と議席専有率に“ズレ”が生じることだ。
今回の衆議院選挙での小選挙区の有効投票数は5293万票で、このうち自民党は2552票を得た。
ここでの得票率は48・2%であるのに対し、小選挙区の議席占有率は75・6%に達する。
得票は半分に満たないのに、大量の議席を獲得してしまう。
この問題は、小選挙区では各選挙区から1人しか当選できないという選挙制度起因している。
★公明党の山口那津男代表は、12月18日夜、BS日テレの報道番組「深層NEWS」に出演し、与党・公明党の役割について、「国民目線に立ち、小さな声であっても丁寧に受け止め、政策実現に生かしていく目配りや、多様な民意の重心をとらえ、与党としてバランスの取れた合意をつくる公明党の約割が期待されている」との認識を示した。
「多様な民意を受けとめるには、謙虚な姿勢が必要だ。数におごらないよう自ら戒めなければならない」と述べた。
★パキスタン学校襲撃
鍵を握るのは、やはり教育。
パキスタンに限らず、内戦が続くシリアやイラク、過激派の多くは貧困家庭の出身者で、十分な教育を受けられないまま大人になってしまう。
暴力を否定し、人権の尊さや寛容の精神を育むための“学びの場”の創出と拡大に、国際社会は尽力する必要がある。














「責任」がキーワードの時代

2014-12-19 07:07:10 | 編集スクランブル
★「子どもは未来を見ているから、子どものための漫画を描かなきゃいけない」
「人生で、超えられない壁などない」
「今までの作品で一番のおすすめは?」
「次の作品を見てください」手塚治虫はチャップリンと同じ答えをした。
★技術進歩による生産力増大により「孫の世代」(100年後)には、人類は富の問題を解決し、余暇の使い方を最大関心事としているだろう。イギリスの経済学者ケインズ
ケインズが1930年ころ未来を予測したが、世界の貧困問題は解决せず、問題は山積したままだ。
効率と生産一辺倒に偏り、「何のための富みか」という根本問題を忘れたことに原因がある。
自己利益=強欲が大手を振ってまかり通り、人びとは「労働、消費、富の追及」に絶えず駆り立てられている。
ここに社会分裂や環境のとめどない悪化が進行する。早稲田大学名誉教授・西川潤さん
★高齢者の4人に1人は認知症か、その“予備軍”とも言われている。
推計862万人。
先進各国の共通課題であり、日本の対策の成果が注目されている。
★「責任」がキーワードの時代
経営者と社員の「協働」不可欠
「どうすれば利益を得られるか」ではありません。
「どうすれば顧客満足が得られるか」です。
企業は社会の進歩や発展に直接的に寄与できる。
まあ、法人税や地方税といった間接的貢献の可能になるのです。
社会への貢献は、軽絵者にも社員にも等しく課せられている使命と私は考えています。経営コンサルタント・松崎英夫さん










教育への投資が経済成長の戦略の一つになる

2014-12-18 11:53:41 | 編集スクランブル
★「怪物と戦う者は自分も怪物にならぬよう注意せよ」ニーチェの言葉
★茨城県内の衆議院選挙投票率は過去最低の55・24%。
「有権者には野党に対する期待がなかった。野党のだらしなさに対する怒りの棄権があったのだろう」民主党の県議で幹事長の長谷川修平さん
★「牛に輸入飼料を与えていましたが、1960年ごろ、小牛に奇形が見つかり始め、食の安全に危機感を覚えました。当時はイタイイタイ病や水俣病などの公害がクローズアップされ始めたころ。農業を勉強し、『自然が「見事に循環している』ことに気付きました。良い米、良い野菜が取れる農地には、たくさんのバクテリアや微生物が枯葉などを自然分解し、豊かな土壌を作っている。逆に化学肥料や農薬を過剰に使うとバクテリアなども殺し、土壌は痩せ、結果的に自然災害や病害虫に弱い作物になってしまう。安全でおいしく、栄養価のあるものと、自給自足の農業経営を決意しました」埼玉県小川町の「霜里農場」を経営する金子美登さん
★「面白いくもない世の中を面白く生きる」すべては自分の心がけ次第。
★格差は経済成長の足かせになる。
貧しくて質の高い教育を受けられない人たちは、技能、知識を身につけられず、働いても生み出す成果が小さい。
日本の発展は、明治以降の教育の普及に支えられてきた。
「不平等の解消を目指す政策は社会をより豊かにする可能性を持つ」
「教育への投資が経済成長の戦略の一つになる」
発想の転換が必要。

野党の連立以外に有権者の受け皿はないだろう

2014-12-16 11:28:05 | 編集スクランブル
★政党のイデオロギー対立が鮮明な米国やフランスと違って、日本では大半の政党が中道を志向する傾向があり、各党の違いは分かりにくい。
★わが国では近年、政党の分裂や解体、合流が相次いでいる。
国会議員が生き残るために、所属する政党を変えていくような姿が見られる。
このような実態に国民、有権者は不信感を募らせているのではないだろうか。
★「主義主張の一貫性」や「政策を実現する総合力」が国民の共感を得る政党条件であるが、現在の野党は曖昧なのだ。
だから期待できないと棄権した有権者もいたはず。
しかも、マスコミは自民党の圧勝を予告していた。
「選挙結果が分かっている」中で、有権者が投票行動に虚しさを感じるのも当然。
★デフレ脱却、日本再生を進めていくなかで、政治の安定が不可欠。
ではどうすべきか?
今後、野党の連立以外に有権者の受け皿はないだろう。
さらに、日本は二大政党制はなじまないことを前提に、中選挙区制に戻すかどうかだ。
このままでは自民党一強他党他弱がどこまでも続くと思われる。










勝負である以上、勝利する以外にない

2014-12-16 00:34:50 | 編集スクランブル
★今、社会では、問題の本質を捉え、答えを見つけていく「創造力」と、困難な状況を切り開く「人間力」「生命力」を持つ人材が求められている。
★教育の本質は幸福の実現である。
今、社会で求められている力を磨くためには?
そして「社会で勝利」するための指針は?
★体験に勝る力はない。
自分の能力はこんなものだ、と諦めてはいけない。
漠然とした願いを「必ず勝利して見せる」と確信することだ。
「チャンスは必ずあるはず」
★最も重要な時は?
「今である」
勝利の因は今の「行動」である。
★人生は闘争である。
勝負である以上、勝利する以外にない。
★「問う力」詩人・長田弘さん
「対話を豊かにするのは、『話す』よりもむしろ「聴く」ことだ、と経験を通じて実感した」そうだ。
「対話」とは、互いの言葉を手がかりとして、ゆっくり考える時間を共にし、分け合う方法-と考察している。
★「対話とは、相手から学ぶことである。そこには相手への敬意がある。だから語り合う言葉が生まれる。
★「行動だけが歴史である」












執念は諦めることなく突き進む忍耐力

2014-12-13 11:37:04 | 編集スクランブル
★私たちにできることは?
まず、自然の素晴らしさを体感する機会を持つことではないでしょうか。
訪日する海外のカメラマンから、よく「日本人は日本の自然の良さを知らない」と言われます。
私たちの国では、流氷と珊瑚礁が国内で同じ時期に見られ、海も山も多様な景観を織り成しています。
他では見ることができない貴重な生き物も多く生息しています。
まるで箱庭のような生態系は、海外ではなかなか見ることができません。写真家・太田達也さん
★地域社会のかかえるさまざまな問題の解决にも真っ向から取り組み、わが地域に人間共和の場を築き上げていく。
★真剣が不可能を可能に変える。勇気が試練を宝に変える。
★苦しみがあるところに希望を創り、対立があるところに連帯を広げ、停滞があるところに発展を開く。
★執念は諦めることなく突き進む忍耐力。
★定期的な仮説住宅へのアンケートを行い、県に要望するなど、現場に即した粘り強い取り組みを続けている。
「地道なアンケートを継続しているのは公明党だけ」村井嘉浩・宮城県知事
★「公明党の支えがなければ復興は進まなかった」内堀雅雄・福島県知事
40人を超える国会議員が被災地3県に密着。
地元議員と密接に連携を取りながら、被災地の復興に尽力。


若者はもっと若者の利益を主張してもいい

2014-12-13 00:37:18 | 編集スクランブル
★民主党は元に戻るには、10年がかりでしょう。
今回、善戦できなければ初めて敗因の分析をするでしょう。
今回も敗れれば3連敗。
構造的な原因があるべきだと考えるべきだ。
共産党は名前を変えた方がいい。
チャンスなんですと。
風に乗れば議席は伸びると思う。
長期ビジョンを提示し、こんな国になるという日本像を示す政党が現れれば若者は投票に行くだろう。
若者はもっと若者の利益を主張してもいい。
黙っていては駄目だ。
世の中は1票で決まるから。政治学者・御厨貴さん
★問題は見ようとしなければ見えない。社会問題として名づけられなければ人びとや社会に認識されない。
「子どもの貧困」という社会問題も同様であろう。
今、日本における子どもの貧困は6人の1人が「貧困」である。
子どもの貧困はさんざまな可能性と選択肢を制約し、自己肯定を低下させ、将来の夢や人生における機会すら奪う。社会福祉士・川口正義さん

★仏教の創始者が残した精神的遺産は「智慧」と「慈悲」。
平和と人間主義という釈尊のメッセージ。
それを語る人はいても実践する人はまだ少ない。
★「泥沼のごとき現実のただ中で、地道な奉仕の行動を貫き通す『実像の人』にこそ、『栄光』が輝く。
身近な郷土を大切にし、再生していくことこそ、一切の原点である。
★核兵器は人間の存在に対する脅威であり、世界中の市民の声を集約する必要がある。
★「対話力」とは、突き詰めると「責任力」に帰着する。

★「目標は達成したい」ではなく「必ず達成してみせる」という一念が根本。
★人の心をつかむには?
相手を思う「真剣さだ」
この人お幸せにすると心を決めることから、知恵も生まれる。

歴史を見失う世代

2014-12-11 21:39:40 | 編集スクランブル
★自公連立政権が世の中を安定させている。
二つの政党が話をしながら、それぞれ足りないところを補い合っている。
だから良い結果が出る。
東京都議会もそうだし、国会もそうだ。
二つの政党が協力し、言いたいことをしっかり堂々と言って出した結論というのは、国民が支持する。舛添要一・東京都知事
公明党のいない政権ではろくなことをやらないと思います。
公明党がいて初めて、この2年間、国民のために役立つことをやってきたわけです。
公明党は日本の希望、日本の太陽です。政治評論家・森田実さん
「日本政治の危機は瀬戸際で回避された」(読売新聞)
「公明党の役割は非常に重要だ」ジャーナリスト・田原総一朗さん
★「どんな事態に直面しても『それにもかかわらず!』と言い切る自信のある人間。
そういう人間だけが政治への『天職』を持つ」マツクス・ウェーバー

★「受けとめる力」をキーワードとした時、正視眼が不可欠だ。
とかく、色眼鏡で見てしまうのが人の常だ。
厳しく言えば、「無知」が災いしていて正当に評価すべき言説さえ冷笑の対象とされる。
何を差し置いても伝えるべき「語録」などを伝える「役割」が課せられていることを改めて感じる次第だ。
★歴史を見失う世代
自分たちの経験がすべての物差しになってしまう。
戦争も社会変革への情熱の「昔」の出来事としてフラットに並んで、「歴史」の見取り図が失われている。
だが、「歴史」の中には、私たちの個人としての常識や良識、生活実感からは説明できないことがしばしば起きる。
戦争は戦争を反対する人たちを暴力的に黙らせることで進行する。
それに対して、「そんなひどいことがなければよかったのに」という願望を、「そんなことはなかったことにしたい、そんなことあるはずない」という否定に方向転換するのは、心理的な自己防衛のなせるわざだろう。
フラットな日常感覚に立てこもって安心したいのだ。
あるいは、ひとつの悲劇に対して別の悲劇を持ち出して、「そういうひどい出来事はほかにあった。あれもこれも同じ」と、高所に立つかのように振る舞うのも、同様だ。日本映画大学教授。川崎賢子さん

自分の生きたいように生きようとしたのが日本の文士

2014-12-11 12:15:01 | 編集スクランブル

★過労死根絶へ 道半ば
過労死防止全国センターの存在。
増える精神障害。
★情報公開に「聖域」が必要だが、守る側に任せ放って置けば、聖域は必ず腐敗する。
宮城県知事の時に「犯罪捜査報償費」の使い道に疑問を持った。
県警本部長は書類の提出に応じないので、2005に予算の執行停止に踏み切った。
前宮城県知事・浅野史郎さん(66)
★編集者・作家の大久保房男さんが今年の7月まで生きていたとは知らなかった。
92歳で逝く。
1955~68年まで「群像」の編集長を務めた。
同時代の作家たち(安岡章太郎、吉行淳之介、阿川弘之、島尾敏雄など)に小説を書かせた鬼の編集長。
慶應義塾大学で折口信夫の愛弟子であった。
「他人から干渉を出来る限り排除し、自分の生きたいように生きようとしたのが日本の文士だ」大久保
「大久保さんほど文士を鬼にように愛した人はいないだろう」作家・坂上弘さん
★特定秘密保護法案、集団自衛権の行使容認、武器輸出は3セットになっている。
さらに沖縄基地問題、原発再稼働問題もある。
正規雇用、非正規雇用が生む経済格差問題、貧困と教育の問題、少子化問題など課題は多いが、「アベノミクス」に争点がすり替わってしまった。













核兵器の問題は人類の可能性に対する「希望」か「諦め」かの闘争

2014-12-10 03:31:16 | 編集スクランブル

★「最高の芸術は道徳と一致する」シューマン
音楽は道徳の手段ではなく、正しい音楽芸術それ自体がすなわち道徳というものである」音楽学・田邉尚雄(日本で最初に音楽博物館の設立を提唱)
生命の深みから生まれた一流の音楽・芸術は、人に希望を与え、社会を動かす力さえ持つ。
心を燃やし、心と心を結ぶ歌もある。
★核兵器の問題は人類の可能性に対する「希望」か「諦め」かの闘争であるといえる。
★時代の急速な変化のなかで、自己を確立することができず、社会に対して積極的に関わろうとしない若者たちが増加する傾向がある。
大人になりきれず、無気力、無関心、無責任などに陥る。
その解决のためには、自分という存在の根本的意味を知らなければならない。
★国のリーダーにとって一番大事なのは、自らを顧みず、どこまでも民衆の幸福のために生き抜く「大公無私」の精神。
★心の置き方一つ、心の向き一つで、自分も環境も大きく変わる。
苦しくとも、今を耐えることで、いつか、誰かを励ませる。
そのための今は試練なのだ、と思う。
★自分は自分のことばかり考えているのに、身近に励ましてくれる人がいる。
いつしか、気づけば自分が誰かを励ます人になっている。

日々何らかの歴史をつくっていく

2014-12-10 02:23:47 | 編集スクランブル
★偶然の巡り合いを経て、後に作家ロマン・ロランは作家ツヴァイクにとって人生で最良の友となった。
芸術家には、ひらめきをつかみ、美を創造する瞬間がある。
歴史にも決定的な時がある。
それをツヴァイクは「人類の星の時間」と呼んだ。
歴史が動く瞬間である。
★ワーテルローの戦いで、英国のウェリントンに敗れたナポレオン。
その決戦を評し、ツヴァイクはこう決論した。
大きな運命的瞬間は「尻ごみする者」を押し返し、「大胆な者」だけを英雄たちの天堂に引き上げる。
★芸術や、歴史と同じように、一人の人間にもまた、“星の時間”がある。
成長か後退か、勝利か転落かを決定づける運命の瞬間だ。
★その「時」を鋭く感じ、見逃すことなく強気に打って出られるかどうかだ。
勝負は大胆に、そして慎重に。
★「他党の国会議員には大所高所から物事を見る癖がついており、生活の隅々にまでなかなか目が行き届かない。政治には下から積み上げる『虫の目』と、上から俯瞰する『鳥の目』の両方が必要で、そういう意味では、地方議員による『虫の目』と国会議員の『鳥の目』の両方を兼ね備えた公明党は強い」医師・作家の鎌田實さん
★青年には、次世代の社会、世界を担い立ち、人びとの幸福と平和を実現する使命がある。
もしも、青年が自己の小さな殻に閉じこもれば、社会は希望を失う。
青年が理想を捨てたなら、未来は闇に包まれる。
★午前2時、我が家の前の道に新聞のバイクが通過。
新聞配達は早くなったものだ。
以前は6時代に配達の人と出会ったものだが。
★人生は勝負。
この原理は、個人にも、一家、社会、国家、世界にも通じるはず。
★日々何らかの歴史をつくっていく。
その時は平凡でささいに見えても、時とともに深い歴史となり、輝きを増していくだろう。
★「一人が変われば、全人類が変わる」
「一人の命に触れ、その命を救うことができれば、それこそが私たちが作り出せる大きな変化である」
ハマトマ・ガンジー

もう一度、震災を見つめなおしてほしい

2014-12-10 01:05:43 | 編集スクランブル
★自民党1強多弱
政治にいら立ち
景気けん引役不在
設備投資も悪化
★12月10日に施行される特定秘密保護法を巡って、「そもそも必要か」とも疑問が政府内にくすぶっている。
現場の官僚からも「特定秘密は使いづらい」との声が聞こえてくる。
★今こそ一票
世の中は諦めない人たちによって作られてきました。
医療も教育も街づくりも全て、一歩踏み出した人たちに支えられてきたと思います。
小説も、最初の一文字を書くところから始まります。
作家は一文字一文字を書き、読者は一文字一文字を読んでいく。
どんなことも、小さな一歩がなければ前には進めない。
1票で何が変わるか分からないけど、1票がなければ何も変わらない。女優・作家の中江有里さん(40)
★徳島県の山あいにある神山町。
県外からの移住者が増えている町だ。決め手は移住者を受け入れる地元住民の寛容さだった。
人口減への歯止めや地域活性化には、両者の相互理解が不可欠。
行き詰った状況を変えるには、挑戦が必要だ。デザイン会社「リビングワールド」代表西村佳哲さん
★東日本大震災から3年9か月。
今回は「アベノミクスの是非」が優先され、震災復興は後ろに追いやられている。
岩手県から茨城県の被災4県には、いまだに9万人が仮説住宅に暮らす。
もう一度、震災を見つめなおしてほしい。
沖縄の基地問題。
原発再稼働問題、特定秘密、集団自衛権問題などの争点を封印してはならない。