草加市議・佐藤のりかず公式ブログ

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新庁舎建設の工期が2カ月遅れー草加市

2022年06月08日 | 市政・議会・活動など

新型コロナウイルス感染症等にともなう建設資材の確保が困難な状況を受けて、草加市役所の新庁舎建設工事の工期が延長されました。

市によると、これまでの工期は「令和5年1月31日まで」でしたが、約2か月間遅れて「令和5年3月31日まで」となります。なお、工事費やスケジュールは今後の進捗状況により変動する可能性があるとのことです。

 

■仮オープンは一部窓口のみ

工期の遅れにより、新庁舎への移転スケジュールも変更されます。新庁舎の仮オープンは、ゴールデンウィーク明けに低層階の市民窓口を優先にオープンし、その他のフロアは6月下旬までに順次オープンする予定とのことです。

 

■現時点で2億2千万円増を想定

また、物価上昇により工事の契約金額が変更される予定です。市によると、鉄骨や鉄筋の物価上昇により2億円程度の増額、電気ケーブル等の物価上昇により2千万円程度の増額を想定しているとのことです。市と受注者の協議の後、議会承認の手続きが生じます。

 

※新庁舎建設スケジュールの変更表(市担当課の資料より抜粋)

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[国保税の値上げ計画]が白紙に!

2022年06月06日 | 市政・議会・活動など

6月3日の草加市議会9月定例会で国民健康保険について質問し、国保会計の黒字化により、国保税の値上げ計画(赤字削減・解消計画)が白紙・撤回されたことを確認しました!

 

■今後4回の値上げが全て白紙に

令和2年度の草加市国民健康保険は、コロナ禍にもかかわらず「赤字削減・解消計画」にもとづき約1億5千万円もの値上げが実施されました。ところが決算は約8億円の黒字。しかも、法定外繰入金はゼロ円です。あくまでも結果論ですが、値上げをする必要すらありませんでした。

私たち市民共同議員団は、法定外繰入金なしで黒字化した状況から、「赤字削減・解消計画は解消した段階にある」「必要な負担軽減策とあわせて、長期的な視点を持ちながらも状況を踏まえて計画を撤回・再検討せよ」と求めてきました。その後の動向について議会で質問しました。

草加市健康福祉部長によると、埼玉県と意見交換した結果、「草加市の国保は令和2年度決算で黒字となったことから、赤字削減・解消計画に基づく赤字も解消となっており、現段階で草加市の同計画は終了となっている」ことを県から確認したとのことです。

令和10年度までに値上げがあと4回(各1億4千万円規模)も繰り返される計画でしたが、すべて白紙になりました!

 

■市民生活への影響なども踏まえた慎重な対応を

ただし、埼玉県からは「今後、決算において赤字が生じ、赤字が生じた翌々年度までに予算ベースで赤字解消が見込まれない場合は、赤字削減・解消計画の作成が再度必要になる」との見解も示されたとのことです。この点、注視していきます。

今後、令和9年度に想定されている県の標準税率の統一などの動向も気がかりです。しかし、現段階では不透明なことが多く、国保の都道府県化の際もそうでしたが、制度設計の議論が二転三転していくことも想定されます。拙速に値上げなどを判断するのではなく、国保が黒字化している現状や、物価高騰や新型コロナによる市民生活への影響なども踏まえて慎重に対応していくよう浅井市長に求めました。

質問に対し浅井市長は、「保険税の見直しは被保険者のみなさまの生活にも大きな影響を及ぼすことが想定されます」との認識を示したうえで、「国保制度の財政状況や新型コロナウイルス感染症の拡大などの社会状況、さらには埼玉県や他自治体の動向なども十分に勘案しながら、検討しなければならないと考えている」と答弁しました。

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栄中学校の建てかえを市長が明言!

2022年06月03日 | 子育て・教育

今日の草加市議会で、小中学校の建てかえ計画について質問したところ、浅井市長が「令和9年度(2027年度)までのなるべく早い段階に、栄中学校の建てかえ事業に着手する計画としてまとめていきたい」と明言しました。

草加市では「学校施設等長寿命化計画」という学校施設の長期にわたる計画があります。内容は、令和22年度(2040年度)まで小中学校を1校も建てかえない「先送り計画」です。計画に従えば、2040年度の時点で「使用目標年数(築80年又は90年以上)」まで20年以内の校舎が59棟にのぼってしまいます。つまり、20年以内に全体の62%(59棟)の校舎を建てかえないと、寿命に間に合わなくなってしまう計画です。

次の世代に重い課題を先送りせず、一校ずつ計画的に建てかえるよう何度も求めてきました。

先の2月議会で、「学校建てかえは市長公約であり、公約違反でないか!」と質問。浅井市長は、市の公共施設全体の管理計画である「公共施設等総合管理計画」の改定について検討段階であり、そこで検討していくと答弁していました。

そして今回、計画の進捗と、いつ、どの学校から建てかえるのか明言するよう市長に求めたところ、ついに栄中学校の建てかえを明言しました。非常に重要な決断です!

20年間1校も建てかえない計画を、建てかえる流れに変えることができましたー!!

 

■栄中学校の児童数増加への対応

旧松原団地の建てかえにより、栄中学校や松原小学校は児童数の大幅な増加が見込まれています。松原小学校では最大で現状の1.4倍、栄中学校では同1.3倍になる見込みであることが今日の質問で明らかになりました。これら見通しについて教育委員会は、現状の校舎での受け入れは不可能ではないと考えているが、運用に際して問題が生じることも考えられるとの認識を示しています。

新しいまちづくりを進めて「ぜひ草加に住んでください!」とアピールしても、いざ子育て世帯が引っ越して来たら「学校がキャパオーバー」では仕方ありません。少しでも早く建てかえが実現するよう引き続き求めていきます。

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6月議会が開会-3日に質問します

2022年06月01日 | 市政・議会・活動など

昨日、草加市議会6月定例会が開会しました。明日2日10時から、市長提出議案に対する質疑(私は10時~持ち時間70分)をおこないます。

また、3日と6日、7日に各議員の一般質問が予定されています。今回は15人が質問通告しました。

 

⇓佐藤憲和の一般質問は、3日13時頃からの予定(持ち時間80分)です。

■質問項目

1.市立病院について

2.小・中学校の建て替え等について

3.国民健康保険について

4.固定資産税及び都市計画税に関わる事柄について

5.ペットの災害対策について

 

その後、常任委員会などが続き、6月14日に閉会予定です。みなさんの声を市政に届けます!

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