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6月に全小中学校・校門にAEDが設置されます

2021年04月23日 | 市政・議会・活動など
草加八潮消防組合は、草加市と八潮市の全小中学校・校門前にAED(自動体外式除細動器)を設置します。同組合に確認したところ、6月に全校一気に設置する予定とのことです。

少年野球パパコーチの一言から
息子の少年野球チームの会議で、ひとりのパパコーチから「練習中に万一のことがあった場合に、AEDはどうしたらいいのかな?」「校門など、誰でも取りやすい場所にAEDを置くべきだよね」などの話が出されました。
「え、南小はどこにあるの?」「その通り」などの話題となり、私の方で調べてみることにしました。

校内AEDを使うには窓ガラスを割り、後日弁償!?
草加八潮消防組合に確認したところ、草加市内小中学校では、保健室などにAEDが1校1台設置されています。授業中などは有効な設置場所ですが、休日などの閉校時が課題として浮き彫りとなりました。
例えば週末、少年野球チームが校庭で練習中に、誰かが心肺停止状態となった際は、保健室の窓ガラスを割ってAEDを取りに行かなければなりません。しかも、割ったガラス代は原則として割った人が弁償するルールとなっていました。
人命を救った方が弁償って!?疑うようなルールにぶつかりました。

党派を超えた大きな流れに
よし!校門にAEDを設置させるぞ~!と決意し、草加八潮消防組合議会で過去にどのような議論があったのかさかのぼってみました。すると、八潮市の小倉順子議員(公明党)が以前に消防議会で取りあげていたことが分かりました。
そこで、公明党草加市議団の飯塚やすよ団長(当時)に、AED設置にむけたアクションを消防議会全体として起こせないだろうかと相談したところ、これを快く引き受けてくださいました。
飯塚団長が主体となり草加市議会最大会派(草加新政)の芝野勝利団長(当時)や多くの消防組合議員と連携する中、2020年3月の草加八潮消防組合議会で、西沢可祝議員(現草加市議会議長)が「草加市内及び八潮市内小・中学校への屋外型AEDの早期設置を求める決議」を提案し、みごと可決されました。

この決議が大きな原動力となり、2021年度予算で草加と八潮の全小中学校・校門にAEDを設置する予算が計上されました。
党派を超え、市民の生命を真ん中においた一致点で政治が動くことの強さを実感しました。

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