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維新・小森議員への辞職勧告決議を採択

2019年09月20日 | 市政・議会・活動など
9月20日の草加市議会閉会日で、「小森重紀議員に対する辞職勧告決議」が全員一致で採択されました。

決議の全文は次の通りです。


小森重紀議員に対する辞職勧告決議

 去る令和元年草加市議会6月定例会にて小森重紀議員に対する糾弾決議(※1)を全会一致で可決した。その際、小森重紀議員には、政務活動費収支報告書未提出(※2)の行為に対し、市民への説明責任を果たすべきと指摘した。しかし、いまだその責任を果たしていない。
 小森重紀議員は、令和元年草加市議会6月定例会を病気療養を理由に全て欠席し、令和元年6月末までの休務・加療の診断書を提出していた。その診断書の期限明けの翌7月1日には、獨協大学前<草加松原>駅西口で参議院候補者の手伝いとして駅頭に立ち、ビラ等配布の手伝いをしている姿が確認されている。このことは9月6日に開催された全員協議会の場で、全議員が確認した動画を見ても明らかである。(※3)しかし、7月10日、18日に開催された公務である議会広報委員会については、まだ体を動かすことがままならないこととリハビリ通院を理由に欠席した。選挙応援時は動けるのに、公務の時は動けないということが浮き彫りとなった。
 また、この公務に対する欠席届は、リハビリ通院を理由とし、7月25日に提出された。しかし、全員協議会の場で、両日ともリハビリのために通院していないことを本人が認めている。なぜ、後日提出であったにもかかわらず、事実を書いて提出しないのか。確信犯的に虚偽の欠席届を提出したことになり、公務に対する認識の低さを示している。
 その一方で、通院していないと本人が認めた7月10日、18日の通院の領収証を再発行してもらったとして、9月11日に再発行の領収証のコピーを議会事務局に提出している。提出のあった領収証は、当初、通院していると言っていた病院のものでなく、さらにその領収書は、原本ではなくコピーであり、その但し書きには「治療代の再発行として」と記載されているなど、領収証自体にも疑いを持たざるを得ない。
 小森重紀議員のホームページでは、「議員だけ甘い汁なんて絶対に許されない」「一部の特権階級を許さない」などと市民向けに発信しているが、小森重紀議員の行動こそ本人が批判している「議員の特権」にあぐらをかいた姿そのものである。
 もはや、議員としてというより、社会人として許される行為でない。このような虚偽の発言を連日繰り返し、税金である政務活動費の収支報告書は未提出、公務は虚偽と疑われる欠席届を提出し出席せずと、公人としての自覚や責任もなく、支離滅裂な言動を繰り返す小森重紀議員は、市民の代表として活動する資格はない。
 9月14日付けで日本維新の会に離党届が提出されたと埼玉県総支部の副代表から議会事務局長宛てに連絡があったが、あくまで政党に対するけじめであり、市民に対する説明もけじめもつけていない。
 よって、小森重紀議員の即日辞職を勧告するものである。
 以上、決議する。

令和元年9月20日

草加市議会 


(※1)「小森重紀議員に対する糾弾決議」

(※2)維新・小森議員に対する「糾弾決議」採択-討論全文

(※3)7月1日に撮影された小森氏の駅頭宣伝の動画
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