名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

京都名刹・竜安寺

2010年10月22日 | 日記
「世界遺産」臨済宗妙心寺派寺院

1450年(宝徳二年)室町幕府管領 細川勝元が妙心寺・義天玄承を開山として創建

方丈南側の枯山水庭園が石庭として名高い。
二方を油土塀で囲み東西方向30m、南北方向10mあまりの「虎の子渡し」の
名で知られている白砂の庭に15個の石を配石(塀に幾何学を利用、一度に15個見えず)
5・2・3・2・3に配置したもの、「七五三配石」「心の配石」と諸説ある。

方丈北側の軒下に石造りの「蹲居・つくばい」がある、吾・唯・足・知と読める禅の心
水戸光圀が寄進と言われている、非公開の茶室「蔵六庵」の前です。

デジブック 『京都名刹・龍安寺』

京都名刹・仁和寺

2010年10月22日 | 日記
真言宗御室派仁和寺・御室の桜と門跡寺院

1640年(寛永二年)御所立替の時に、桃山文化の粋を集めた
紫宸殿と清涼殿が移築された、それが今の国宝「金堂」・「御影堂」
それに併せて二王門・観音堂・五重塔・中門・経蔵(すべて重文)が創建された

国宝「金堂」の中は真言密教の国宝「阿弥陀如来坐像」脇に
国宝「観音菩薩立像」「勢至菩薩立像」がある(霊宝館蔵)

御殿の霊明殿には国宝「薬師如来」がある
何れも霊宝館に所蔵されており、是非一見
明治維新の官軍の「錦の御旗」もありました

文化面では御室流華道と仁清、「徒然草」の兼好法師に所縁が有る

デジブック 『京都名刹・仁和寺』