ハグしようっ!! すばるっ!!
のっけから叫んでみました。
別に、会いたさが募って、精神的に崩壊をきたしたわけではありませんので、あしからず。
午前中に付き添って行った、息子の病院。
待合室のTVが、「ハグ」の特集をしておりまして。
ストレスを減らすには、
ハグが一番安上がりで健康的ってことでした。
「ハグマット」なるものまであって、実験もしておりましたが、
ハグすると、
脳内からストレスを軽減する物質が分泌されるそうであります。
そんなのものがなくたって、
無駄にハグする夫婦ではありますが、
(ひとえに蜜月の頃からの教育の賜物だな、うん)
やっぱり、そこは、
すでに霞を食べて悟りを開いたような夫とよりも、
若い方がいいだろう。
(自分の年齢は、棚に上げてみました)
ということで。
ハグしようっ!! すばるっ!!
病院への行き帰り、息子の運転する車には、80年代に流行った歌を集めたCDが乗せてあります。
私には馴染みの深い曲たちでも、
20歳の息子にとっては、聞き覚えはなく、
どういうわけか、昔の曲を聴きたがるので、乗せてるわけですが、
その中に、
「早春物語」がありました。
覚えてます?
「逢いたくて逢いたくて逢いたくて、あなたに、すぐに」ってヤツ。
うっかりしたら、隣に息子がいるのも忘れて、泣きそうでした。
くすん
逢いたい・・・の。
すばるに、逢いたいっ
そういえば、この曲が流行った頃も、
この曲の歌詞に、一人泣いてたなーって思いだしました。
あの頃も、届かない想いを抱きしめてました。
成長してないんだな、きっと。
あの頃、逢いたかったのは、バレーボーラーでした。
あの頃の全日本の一員で、
富士フィルムの正セッターだった、米山一朋さん。
大好きでした。
190cm以上がごろごろいる全日本男子バレー選手の中にあって、
180cmしかなかった米山さん。
「小さい小さい」ってアナウンサーに言われながらも、頑張ってた。
全日本では、今の女子バレーの監督の真鍋に、正セッターの座を奪われたけど、
常勝富士フィルムの男子バレーチームを支え続けた彼。
トスを上げるときの表情が、大好きだった。
笑った顔が、大好きだった。
全日本はもちろん、
実業団リーグも、観に行った。
南足柄の体育館まで、練習の見学ツアーも組んだ。
妄想小説も書いた。
小さなカットが載ってるだけで、雑誌という雑誌は、買い込んだ。
ビデオも買った。
そう考えると、やっぱり、
やってることはちっとも成長してないんだね、私。