自民党は5日の衆院農林水産委員会で、鳥獣による農林水産業の被害防止に向けた特別措置法について、趣旨説明を行った。
同党は今国会中の成立を目指すが、15日の会期末が迫る。
このため民主党と協議し修正案をまとめて、審議のいらない委員長提案として来週初めに出し直し、来週1週間で成立にこぎ着けたい考えだ。
民主党との修正案を今週中にまとめられるかが今国会成立の鍵となる。
趣旨説明したのは発 . . . 本文を読む
民主党は27日、農林水産部門と環境部門の合同会議を開き、自民、公明の両党が今国会へ提出を予定している「鳥獣被害防止特措法案(仮称)」について修正案をまとめた上で、政策協議に応じる方針を決めた。農家経営を圧迫し、耕作放棄地増加の一因ともなっている農作物被害の深刻さを考慮し、同党としても早急な対策の実行を提案する。
同党の農林幹部は同日、「この法案は自民党との対立軸を鮮明にしている農業者戸別所得 . . . 本文を読む
民主党は22日、自民、公明の両党が今国会への提出を予定している「有害鳥獣被害防止特措法案」について修正を要求する方針を決めた。民主党内の環境関係議員らからの強い異論を受けたもの。週明けまでに修正要求を固めた上で、与党との政策協議に入るかどうかを最終判断する。
民主党は同日、農林水産部門と環境部門との合同会議を開き、自民、公明の両党議員から同法案についての説明を受け、対応を協議した。会議では「 . . . 本文を読む
鳥獣被害対策の法制化を進める自民党検討チームが21日、京都市や京都府南丹市の被害地などを視察した。JAや農家から厳しい被害状況や要望を聞き、今月まとめた「有害鳥獣による被害防止特別措置法案」の早期成立を目指すとの決意を新たにしていた。
検討チームの宮路和明座長や中川泰宏議員(JA京都中央会長)ら自民党関係議員4人と行政、JAなど関係者約40人が現地を回った。
同市西京区大枝の圃場(ほじょ . . . 本文を読む
環境相の諮問機関である中央環境審議会は14日、第3次生物多様性国家戦略の案をまとめ、鴨下一郎環境相に答申した。農村の鳥獣被害を予防する対策の強化や環境保全型農業の推進、100年計画で日本独自の生態系に欠かせない生物の絶滅を防ぐ構想などを盛り込んだ。今月下旬に閣議決定し、農水省を含む関係省庁が2008年度以降の施策に反映させる。
生物多様性国家戦略では、鳥獣害対策として都道府県知事がシカやイノ . . . 本文を読む
農産物などの鳥獣被害が全国で相次いでいることを受け、自民党は13日、「有害鳥獣による被害防止特別措置法案」を取りまとめた。党総務会で了承を得て、近く衆院へ提出する。今国会での成立をめざし、公明党のほか野党第1党の民主党にも協議を呼びかけ、要望があれば共同修正を図る。
サルやイノシシなどによる農産物への鳥獣被害はここ数年、全国で計約200億円前後に上るという。一方で、被害防止に当たるハンターが . . . 本文を読む
自民党農林関係合同会議は9日、鳥獣害対策特別措置法案を了承した。同法案は、深刻化する鳥獣被害への対策を強化するため、生産現場に近い市町村が主体的に対策に取り組めるようにするのが特徴。会期が延長されたことで、今臨時国会への提出が可能になっており、同党は今後、同法案の成立に向けて、公明党や野党との調整に努める。
法案のとりまとめを主導してきた宮路和明農林漁業有害鳥獣対策検討チーム座長は「皆さま . . . 本文を読む