私は、以前大洲市議会一般質問で長浜の青島を猫の島として観光客を呼び込んではどうだろうかとの、提案型の質問をしたことがあります。
答弁は、まったく関心を示されず、半ば呆れられた感じでした。
本日の愛媛新聞の「地域再生Ⅱ 島おこす」で宮城県石巻市田代島が紹介されています。
1950年代に1,000人を超えてた島の人口は約70人までに減った。
7割以上が高齢者、其処への観光客が1万人を超えた。
その大半が島に住む猫目当てだそうです。
勿論観光客に冷ややかな島民もいる。
何かに取り組むとき必ず反対、冷ややかな人はいるものです。
大洲図書館の建設に大反対だった人が、今では図書館に行くたびお会いしますし。
私も、旧河辺村時代坂本龍馬脱藩の道を何とか世に出し、河辺村のイメージアップに繋げたいと、日夜取り組んでいるとき、同僚からは、梅木は龍馬龍馬ばかり言っている。
龍馬脱藩の道など整備しても、誰も喜ばないし、何にも成らない、行政の仕事じゃない。
などと言われたものです。
本日の愛媛新聞の同じ紙面に、和歌山県知事任命「たま」駅長大明神に、駅長就任4周年を祝う式典に仁坂吉伸知事が「たま」を「和歌山県観光まねき大明神」に任命した。
2007年1月駅長に就任し、廃線寸前だった赤字ローカル線を一躍人気スポットにした。県は08年に「和歌山県勲功爵」の称号を与えているそうです。
青島への定期船も赤字続きですが、一躍ドル箱定期船になるかもしれません。
1月15日には、旧末永家の改修完成記念式典が行われますが、億からの投資をしても
年間10,000人の観光客は見込めません。
観光だけが目的ではないので仕方ありませんが、猫の集客力にはおよびはつかないでしょう。
今頃、日本中に青島が脚光を浴びていたんではないかと残念、残念。