注目の大洲市森林組合総会が9月26日開催されるようです。
しばらく前には正職員を日々雇用職員にするなどで賑わせた西予市森林組合、つい最近では専務理事が引責辞任をした内子町森林組合、南予地方の森林組合何かと賑わせていますが、最も重大な案件を抱える大洲市森林組合の総会が9月26日に開催されるそうですが、使途不明金33,408千円の処理関係がどのような決着を見るのか注目しています。
多分、使途不明金は理事と職員で全額補てんするのでご理解を・・・で決着を目指されるのではないかと憶測しています。
しかしながら、退職理事の半数以上がこの解決に疑問を持ち、再三再検討を求めましたが、「この案件は理事会の決定事項であり、変更はできない」と全く再検討の考えはないようです。
全くの平行線で26日の総会を迎えますが、我々退職理事は出席も発言権もありません。
ここに、どの様なことを疑問に再検討を願っているのかを総会前に投稿いたします。
1、使途不明金33,408千円は、確定金額か?
口座からの不正引出関係 31,748,000円
小口現金関係 230,732円
椎茸精算関係 1,103,152円
棚卸関係 326,367円
計 33,408,251円
とされていますが、着服者当人は、「小口現金関係」から着服した記憶がない。
「棚卸関係」についても着服の記憶がない。
椎茸精算関係については、どの範囲のことを主張されているのか不明でその範囲が分かる資料の提出を求められています。
まず、使途不明金を正確に確定する必要があります。
2、この使途不明金全額を役職員で補填した場合、法人税はどうなるのか?
法人税40パーセントとすれば、12,000千円を超える税金が必要になるが、補填金で税金を支払わなければならないのでは、補填するものとしては納得できるものではないでしょう。
当人が破産宣告すれば、税金は不要と組合長は主張されますが、着服や横領で破産宣告をし、免責されるなどありえないことではないでしょうか。
3、まず、本人が被害弁償をどうするのか?
本人は、弁護士を通じて今後どのように被害弁償をしていくかは検討中であります。と言われております。
被害弁償ゼロで補填を求められていますが、組合としてはまず被害弁償額を確定することが先決ではないでしょうか。
4、被害額に対して組合は民事訴訟を出されましたが、全額役職員で補填してしまうと組合は被害がなくなり、民事訴訟の原告の資格がなくなるが、その後誰がどのようにして訴訟を引き継ぐのか?大きな疑問です。
5、弁護士を通じて民事訴訟を出されているようですが、弁護士費用はいくらかとの問いに、契約をしていないので不明?9月10日時点、個人でも契約を結びますが、組合たるものが契約なしで弁護士を依頼するとは???
こんなところに、組織の在り方に対する不信感が生じます。
6、こんな組織ですから、支所から「金がない送金して」で、無条件で送金したのでしょう?組織としての問題、責任がありはしないでしょうか。
7、補填金の割が全く根拠もがなく、恣意的としか思えません。
① 職員に対する補填金の割り当ては酷すぎる。
退職職員と現職員で、被害額の46.4パーセントを補填することになります。このような過酷な負担は法的にも問題がありはしないでしょうか。
特に関係支所長に対する補填の割り当て金はパワハラではないかとさえ思われます。
前支所長 5,000,000円
当支所長 5,000、000円
二人で10,000千円使途不明金の約30パーセント、このような例を作ってしまうと、後々問題が生じはしないか?
また、職員のモチベーションは保てるのか?はなはだ疑問です。
管理、監督責任ならば、就業規則に決められている給料の10分の1などの方法で足りるのではないでしょうか。
② このような過重負担を職員に求めながら、組合長と現理事全員の補填金は6,250千円、使途不明金の18.7パーセントです。
不思議な気がして疑問に思っています。
③ このような状況に加えて、旧組合長、旧理事に11,650千円の補填依頼があります。
これは、使途不明金の34.9パーセント、現組合長、現理事が6、250千円に対して倍近く、そのうえ旧理事にも責任があるとされる9月までの使途不明金が10,191千円であるにもかかわらず、11,650千円の補填、使途不明金以上の補填を求められる論理的根拠が全く分かりません。
8、大洲市森林組合は、組織としてどのような責任を取るのか?
昨年の9月頃から、おかしいとの情報をたびたび組合上層部に入れているにも関わらず、何らの対策も講じられなかったと組合員憤りを感じられていますが、これらに対してどのような責任を取るのか全く見えません。
総会さえ乗り切れれば良いとの判断なんでしょうか。
このような疑問点に的確な回答、対応がなされるのであれば、すぐにでも補填に対する協力は惜しまないところですが、検討の余地がないとのこと、現在のところ平行線で交わりそうもありません。