nosokoのうまうまグルメ日記

・・・すっかり旅行ブログになってしまったけど・・・
 

NO.1 旅行にあたって

2008-02-26 | アメリカ国立公園の旅1

「2003年に行った新婚旅行の旅行記も作ったら?」と旦那の鶴の一声でこんな時期に「アメリカ国立公園の旅 1」の旅行記を更新することになりました

5年も前の事なので、あまり記憶に無い私は、実は全然ブログを作らないでいたんです。(旦那に提案されたのは去年の秋)そんな私にシビレを切らした旦那は「nosokoが書かないなら俺が書く!」と言い出したんです
ってなワケで、なんと今回の旅行記は旦那が旅行記を書くことになりました~

私よりはるかに文才のある旦那の旅行記はとっても面白いので、是非読んでほしいです
結構笑えます
 

*注意*
当時はまだデジカメを持っていなかったため、写真は全てフィルムをスキャンしています。 
しかも、将来ブログを作ることを想定していなかったため、人物と一緒の写真が多く、ブログに更新している写真はものすごく少ないです。


ここから先は全て旦那の文章になります! ↓

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【プロローグ】
普通、今時の新婚旅行先は、ヨーロッパ・オーストラリア・モルディブ・タヒチなどが定番だけど、なぜか我々夫婦は、一生に一度の新婚旅行先に『アメリカ大陸』という、新婚ホヤホヤのメルヘンチックな雰囲気からは、かけ離れた地を選んだ。
というより、なかば強制的に私が決めたのだが・・・。
nosokoは、かたくなにヨーロッパ行きを主張していたが、私の粘りに負けて渋々承諾。ラッキー。
(行ってみると、私以上にnosokoのほうがアメリカ大陸に魅せられてしまうのだけど。。。)

しかし、ただアメリカに行ってもつまらない。
今回は、『新婚旅行』ということで、今までになくリッチ?にいこう!!
ということで、今回の旅行のテーマは『レンタカーを借りて、広いアメリカ大陸を自由気ままに旅しよう!』に決定した。(私が勝手に考えた) 

【準備】
さっそくレンタカーの手配。コストパフォーマンスと安全性を考慮して色々調べた結果「ダラーレンタカー」に決定。
7日間で309US$。安い! 1日あたり5,000円弱。
アメリカでは自賠責保険の保証金が低いので、任意で保険を付けておかないと事故を起こした際に大変なことになる。だから任意保険も付けてこの値段。

<レンタカーの概要>
料金     :309US$
車のクラス  :コンパクト4ドア
期間     :7日間
付帯保険  :LDW、PAI/PEP、SLI
その他    :各種税金、空港使用料?、ガソリン満タン料金
        (ガソリンが空の状態で車を返して良い)、距離制限無し

料金は現地払いのため、日本のダラーレンタカー総代理店から簡単な予約証明書が送られてきただけ。こんな紙切れ一枚で本当にレンタカーが借りられるのか?海外はもとより、日本でもレンタカーを借りたことがない私が、本当に現地でレンタカーを借りられるのか? ものすごく不安。 nosoko同様、私も英語は話せないし、
一緒に送られてきた注意事項を読むと、さらに不安を掻き立てる文字が・・・
州により2~3州の範囲内でしか運転ができない場合がありますのでご注意ください。もし契約以外の州で運転された場合は契約違反となりますのでご注意ください。
さっきの予約証明書を何度見ても、どこにもこれらしき内容は記載されていない。ということは、どの州に行っても問題ないのか? いや、もし制限されていて、契約違反になったらどうしよう。そもそも、どうやって州を出たことがわかるのだろう??もしかしてGPSでもついていて監視されているのか?? う~ん、分からないことばかり。本当に大丈夫かー?

次に航空券。
行き先は、成田からもっとも安くて手軽に行けるロサンゼルスに決定。レンタカーを借りるので、夜遅くには着きたくなかったため、ロサンゼルス国際空港に朝の8時頃に着く「大韓航空」指定で購入。

<航空券の概要>
成田-ロサンゼルス往復 
6月21日13:55成田発       → 6月21日8:00ロサンゼルス着 KE001便 
6月28日11:30ロサンゼルス発 → 6月29日15:05成田着             KE002便 
チケット代      :37,000円
アメリカ出入国税 :  5,500円
成田空港使用料  :  2,040円
空港保険料     :    500円
計          : 45,040円(1人分) 




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NO.2 ロサンゼルスへ

2008-02-25 | アメリカ国立公園の旅1
2003年6月21日

【旅行初日。成田空港へ】
空港までの移動は車で向った。駐車場は民間駐車場の「海外ツーリストパーキング」。
ここは固定式駐車場で、キーを渡す必要も無く、預けた車を移動させられないので安心。楽しい旅行から帰ってきたら車に傷 がついていた・・・なんて嫌だからねー。

<成田駐車場概要>
海外ツーリストパーキング
ジャンル:固定式
期間   :9日間
料金   :5,040円 

【離陸】
KE001便は予定通り離陸。ロサンゼルスに向けて一路西へ。太陽とは逆の方向に飛ぶので、13時に離陸してから3時間くらいで窓の外は夕闇に。
機内食はビビンバ!! チューブ入りのコチュジャンが一人一個配られる。本格的な味に大満足。
<大韓航空の良いところ勝手にランキング(ロサンゼルス便限定)>
1.出発、到着時間がよく、使い勝手が良い。
2.機内食(ビビンバ)がおいしい。(ビビンバ意外は普通)
3.アルコール類が飲み放題!! 
  →最近の欧米系航空会社ではアルコール類が有料の会社が多いですからねー。
ビールを飲んで、ビビンバ食べて、またビールを飲んで、映画を見て、うとうとしている間にさっき飛行機の後方(西)に沈んだ太陽が、今度は前方(東)から顔を出した。まもなくロスに到着だーーーーー!! 


2003年 6月21日 朝8:00

【到着】
定刻通りロサンゼルス国際空港に到着。 『9.11』以降厳しくなった入国審査を終えて、とうとうアメリカ大陸上陸。

レンタカー会社に行く前に、アメリカの道路地図を買おうと本屋を探す。到着ロビーには見つからず、やっとのことで出発ロビーで小さな本屋を発見。
アトラスの全米道路地図を購入 。(11.95US$)  

さて、地図も買ったことだし、早速レンタカー会社に行こう。っと、どうやって行くんだ?
到着ロビーに戻ってきて周囲を見渡すと、ホテルやレンタカー会社の広告と、その下に電話番号が記載されている看板(?)のようなものを発見。しかもご丁寧に電話まで置いてある。
「きっとここから電話して迎えに来てもらうんだよ」とnosoko。
なるほど、さすが合理的な国アメリカ、便利じゃん。でも、ちょっと待てよ。こんなに多くの人がいるのにこの電話を使っている人は誰もいないぞ。車社会のアメリカで空港からレンタカーを使う人が一人くらいいてもいいだろうに・・・
とりあえず外に出てみることに。
ホテルの送迎バスや、タクシーやらが次々とやってきては人を乗せて走り去っていく。よく見るとその中に レンタカー会社の看板を付けたバスもあるではないか!!Herts、Alamo、Bugget、Herts・・・ 
我らのDollerレンタカーはいつ来るんだ??待てど暮らせどなかなか来ない。 
本当に来るのか不安になってきた頃、ようやくDollerレンタカーのバスが走ってきた!!

バスに乗って10分程でレンタカー会社に到着。
勝手が分からないので他の乗客に続いてオフィスの中に入る。順番に並んで待つこと10分ほどで我々の順番が来た。カウンターの前で予約確認書を提示する。
英語でなんやら説明を受ける。どうやら搭乗者保険に入ることを勧めているらしい。自分の身は自分で守る!!ということで「No Thank you」。やり取りすること約5分。ほとんど意味が分からないまま、めでたく車のキーをGet!!
オフィスを出て伝えられたナンバーの車を探す。駐車場には大小さまざまな車が並んでいる。
これから9日間のドライブを共にする相棒はどんな車か、ボロボロだったら嫌だなー、ドキドキしながら探す。
不安とは裏腹に相棒は、黒色でスポーティな日本車、スズキのAeras(おそらく日本では販売されていないと思う。) 
「カッコいいじゃん!!」 素敵な相棒とともにいざ出発! 人生初レンタカー、初の左ハンドル、初の右車線!!
それなのに何の説明もなく、あっけなく公道へ。こんなので本当に大丈夫かー!!ウィンカーを出そうとするとワイパーが動くし、 後ろの車からはクラクションは鳴らされるし、車内はテンヤワンヤ。この先どうなることやら・・・




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NO.3 ラスベガスへ

2008-02-24 | アメリカ国立公園の旅1

2003年6月21日
名ナビゲーター“nosoko”の指示のもと、何とかインターステートハイウェイ(アメリカの高速道路) IT105に乗る。ハイウェイに乗ってしまえばこっちのもの。徐々に左ハンドルにも慣れてきた。

IT105→IT605→IT10→IT15

次々にハイウェイを乗り換えて一路ラスベガスへ。
IT15に入ると、まわりは西部劇に出てきそうな荒涼とした砂漠が広がってくる。モハベ砂漠だ。
アリゾナ方面に向かうIT40との分岐を過ぎると車の数も少なくなり、走りやすくなってきた。
太陽サンサン、青い空、白い雲、木一本ない茶色い山、どこまでも一直線に続くハイウェイ。
アメリカに来たーーーーーー!!という感じ。サイコーに気持ちがいい。

車にはオートドライブが付いていて、アクセルから足を離しても設定した速度で走ってくれる。日本では想像も出来ないような長距離を運転するアメリカでは、オートドライブは必需品だ。
   
           
写真はラスベガス→グランドキャニオン途中のUS-93沿い、砂漠の中のドライブイン。まさにオアシス。

途中、ハイウェイを降りて小さな町で昼食をとり、夕方(14時頃)にラスベガスのあるネバダ州に入った。
州境近くにはたいていVisitor Centerがある。ネバダ州のVisitor Centerに入って、ラスベガス市内の地図を貰う。

16時頃、何もない砂漠の先に忽然と高層ビル群が見えてきた。ラスベガスだ!!
さて、今夜の宿はどこにしようか?沢山の大型ホテルがある中、予約もしてないし、空いているか分からないので、とりあえず駐車場が目に付いた「BOURBON STREAT HOTEL&CASINO」へ。
車を停めてフロントへ。部屋は空いていて、一部屋86.11US$(税込み)。少し高いけど、長旅の疲労も溜まっていたし、これから他のホテルを探すのも面倒なので、ここに決定。

<ホテルの概要>
BOURBON STREAT HOTEL&CASINO
1日目:86.11US/$(税込み)
2日目:27.25US/$(税込み) ※二日目はディスカウントされていた。

<今日のルート>
ロサンゼルス~ラスベガス(約450Km)
IT105→IT605→IT10→IT15



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NO.4 フーバーダム

2008-02-23 | アメリカ国立公園の旅1
2003年6月22日 
昨夜はホテルの部屋に入るなり直ぐにバタンキュー。アメリカ西海岸時間21日18時は、日本時間で22日11時。日本の家を21日8時に出たから、27時間もほとんど寝ないで移動してきたことになる。しかも勝手知らない土地を500Kmも運転して。そりゃ疲れる筈だ。
私もnosokoも翌日は昼近くになってやっと起きた。まずは腹ごしらえということで、ホテルの外に出てみる。外はもう既に刺すような強い日差しが照りつけている。レストランは、ビュッフェや、肉の量を売りにしたステーキ屋が多い。至る所に美味しそうなステーキの看板が目に付く。いろいろ見た挙句、我々の泊まるホテルに併設されたレストランでステーキを食べることに。運ばれてきた肉は確かに大きいが、味は少しパサパサ。でも、もともと期待していなかったのでそれなりに満足。
さて、お腹もいっぱいになったことだし、会計して部屋に戻ろう。っと、ここで問題発生。アメリカはチップ社会。ウェイトレスがつくようなレストランではチップを払わなければならない。昨日からまともなレストランで食事をしていなかったのでまだチップを渡すような状況はなかったのだ。いくら渡せばいいんだ?どうやって渡せばいいんだ?我々夫婦は、客数もまばらな静かな店内を見回した。ある外国人夫婦がそろそろ食事を済ませて席を立とうとしている。我々はその夫婦にターゲットを絞り、一挙手一投足をつぶさに観察。ウェイトレスを呼んだ。次に、テーブルについたまま会計している。ん、これで終わりか??と思った瞬間、2枚の紙幣をテーブルに置いたー!!「今の見たnosoko!」と私。「見た見た」とnosoko。でも何ドル紙幣か分からない。1ドルか、5ドルか?「まあ、この程度の料理で5ドル紙幣2枚は無いよなー。」「それに、そんなにサービス良くなかったしー」「日本にチップなんて文化ないしー」っと、いろんな言い訳を考えて、我々ケチ夫婦は会計を済ませた後、ハラリと1ドル紙幣をテーブルのよく目立つ場所に置いて店を出た。

<朝食兼昼食>
STEAK&EGGS:13.90US$
ドリンク      : 3.00US$
税金           : 1.23US$

今回の旅行は、明確な行き先は決めておらず、子供の頃にアメリカ映画で見て、死ぬまでに是非一度は見ておきたいと思い続けていた「モニュメントバレー」まで行けたらいいなぁと、漠然と思っていた程度であった。また、モニュメントバレーに行く途中でグランドキャニオンに寄ろうかと考えていた。しかし、今からグランドキャニオンに行くには時間が遅すぎる。 そこで、食後、せっかく車があるのだから、ラスベガス近郊にある「フーバーダム」へ小ドライブすることに。
フーバーダムまでのハイウェイは、緩やかなのぼりが続く。ハイウェイ沿いには、今(2003年当時)のアメリカの住宅ブームを象徴するかのように、いたるところで建築を行っている。長い長い坂を上りきったところがおそらく「Bulder City」。この街は、こじんまりしていて、今度来たときには一泊してみたいなと思わせる街だった。
ジムキャリーの映画「トゥルーマン・ショー」に出てくる街のよう、と言っては言いすぎかもしれないが・・・。
その後は、下り坂が続き、正面に真っ青で霞がかかった「レイク・ミード」が見えてくる。レイク・ミードは、フーバーダムによってできた人造湖だ。道は徐々に狭くなり、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンさながらの、オレンジ色の岩肌が両側に迫ってくるようになる。その岩の間を縫っていくつものカーブを下りきったところがフーバーダムだ。
フーバーダムの第一の印象は、想像していたよりも小さい。こんなもの?といった感じ。ちょっと調べてみたら、やっぱり、日本の黒部ダムよりも、堤の長さは90m近くも短い。貯水量は比較にならないが。
<ダムの大きさ比較> ※独自調査       
         堤の高さ  堤の長さ  貯水量
フーバーダム:221.46m   379.2m   352億立方メートル
黒部ダム   :186   m   492  m     2億立方メートル

ホテルに戻り、ラスベガスの目抜き通りを歩いて散策。ここでは、ピラミッドやスフィンクス、アラブの宮殿、ベネチアの街並み、エッフェル塔や、ニューヨークのマンハッタンのみならず、海賊のショーや、火山噴火のショーなどを無料で楽しむことが出来る。これぜんぶホテルなんだよねー。単なる客寄せの張りぼてじゃなくて、質も高いから驚かされる。んー、エンターテイメントの規模が日本とは全然違う。その中でも一番感動したのは、なんといってもホテルベラッジオ(映画「オーシャンズ11」の舞台となったホテル)の大噴水ショー。噴水が音楽に合わせてダンスを踊るように時には優雅に、時には激しく動く様は、一見の価値あり。

夜は、近くの日本料理屋「濱田」でディナーとしゃれ込んだ。といっても、トンカツと、寿司を食べただけだが、54US$もかかってしまった。店の大きなモニターにはNYヤンキースの松井の姿が映し出されていた。

<6月22日主な出費>
フーバーダム駐車場: 5US$
ディナー(濱田)   :54US$



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NO.5 グランドキャニオン ①

2008-02-16 | アメリカ国立公園の旅1

2003年6月23日
今日は、一路420km離れたグランドキャニオンのサウスリムへ向かう。
サウスリムは、広大なグランドキャニオンの南側の基点。幅16kmの渓谷を挟んで北側にはノースリムがあるが、渓谷を直進する道はないので、車で行くには340kmも迂回しないと行けない。
昨日は、フーバーダムの手前のくねくね道で結構渋滞したので、今日は渋滞を避けるために早くホテルを出た。昨日来たフーバーダムを通ってUS-93をアリゾナ州へ。IT-40にぶつかると東へ。

           
           グランドキャニオン方面に向かうルート66。
           
           グランドキャニオン方面に向かうルート66。
右には2階建ての貨物列車がゆっくりと走っていた。

そのままIT-40を走ってもグランドキャニオンへは行けるが、古きよきアメリカの道、今はなきルート66(Histric 66)を走ることに。

                   
                   Williamsの町。ルート66の標識があった。
           
                        Williamsの町、機関車が停まっていた。

昼過ぎにグランドキャニオンへの基点となっている町Williamsに到着。Williamsからグランドキャニオンまでは、機関車が一日一往復している。ここからグランドキャニオンまでは約95km。一直線の道は緩やかに登っており、グランドキャニオンに近づくにつれて、徐々に周囲に木が増えてくる。

             
夕方、サウスリムの玄関町のTusayanに到着。まずは今日の宿を確保しようとモーテルを回る。最初に入ったRodeway Innでは部屋はあったが、他にもっと安くて良いところは無いか、2件ほど回ったがどこもFull、もしくは、高い。そこで、最初のRodeway Innに決定。荷物を部屋に運んでから、いざグランドキャニオンへ。

           
アメリカの国立公園は、入口にゲートがあり入場料を払う必要がある。車1台20US$。しかし、50US$ですべての国立公園で一年間有効な年間パスを購入できる。ゲートでは、まず最初に20US$を要求されるが、我々は迷わず年間パスを購入。年間パスにはすべての国立公園、州立公園を紹介したガイドブックも付いてくる。このガイドブックを見ていると、日本のガイドブックに紹介されていないような公園も掲載されているため、新たな発見があり、行きたい公園がどんどん増えてしまう。
サウスリムのなかにはビューポイントがいくつもある。まず最初に訪れたのはヤバパイポイント(と思う)。初めて見るグランドキャニオンは、広大すぎて一枚の写真を見ているよう。あまりにも大きすぎて、比較するものがない、いや、比較対象とグランドキャニオンの差が大きすぎて、比較対象が目に入らないのかもしれない。とにかく目の前に広がる景色は、何も動くものがなく、ただ広がっていた。
少し下に平らになった場所があり、その中央を一筋の線が引かれている。これはプラトーポイントのトレイル。標高差1500mを下ってコロラド川まで降りることが出来る。今度着たときには歩いてみたいものだ。

           
一旦、ホテルに戻り近くのスーパー兼お土産屋で、サンドイッチやクッキーを買出し。その理由は、グランドキャニオンの夕日を見るためだ。年間パスもってるから、何度でも入場できるもんねー。夕日は、雄大な景色が望めるというサウスリムビレッジの西のホピポイントからみることに。ホピポイントまでは、3月~11月のシーズン中は無料のシャトルバスが運行されている。そのかわり、車の乗り入れは禁止されている。そのため、我々もビレッジに車を止めて、シャトルバスで向かうことに。ホピポイントには、世界各国からの観光客が集まっていた。日が沈むと急いでバス停へ戻る。日が沈むとバスがなくなってしまうので、真っ暗な道を歩いて帰るはめになるからだ。

その夜は、モーテル近くのレストランで、美味しくないパスタと、チキンステーキ(こちらはまあまあ)、あとビールを一杯飲んだ。未成年と疑われたのか、パスポートを見せろと言われたような記憶があるが、今となっては定かではない。ここは標高が高いだけあって、夜は冷え込んだ。



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